家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。
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日記

伊東建築塾のワークショップ

今年も伊東建築塾の大樹町ワークショップのお手伝いをしました。

昨年のワークショップ終了時に「もうこんな機会はないのだろうな」と思っていただけに、今年も大樹町の我が「くるみの会工房」で行われたことに少しびっくりして、何故、またここでワークショップを行うのか運営の方に訊ねたところ、材料が豊富にある事が理由なんだそうです。

全国各地に林業が盛んで、従うように木工が有名な産地がありますから、私には不思議な返答でしたが兎に角、今年もまた伊東建築塾のスタッフたちや世界の伊東さん、宮本さん、藤江さんらと共にお仕事が出来たことが素直に嬉しいです。

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日本における元祖家具テイラーで現ミネルバの会長宮本茂紀さん

木の加工の実働部隊は私たちですが、宮本さんもご自身の技術やノウハウを披露していただけました。御年80歳!で夜の宴会でサプライズの誕生会も行われました。




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国内外の美術館、図書館などの家具を手がけるデザイナーの藤江和子さん

家具のデティールや構造的な事のオーソリティーですが、塾生や私たちと一緒に粉まみれになって作業をしていました。

伊藤建築塾の塾生や地元の学生は元より、建築の大学助教授や大学院生や塾スタッフらと共に4日間に渡る地獄のワークショップが無事終了。

私が実質的にお手伝いをしたのは仕事の関係で中間の二日間だけでしたが、それでも怒涛の作業進行でした。
今回の趣旨に反するかとも考えましたが、能率と品質を考慮して塾生と担当者を連れて私の工房(ki-kiru)に移動しての作業も敢行しました。



毎度の事ですが苦労が大きい分、完成時の安堵と達成感で関わった大人たちは満足感を共有します(笑)参加者の塾生たちも同じ気持ちでいたら最高なのですが、低学年になる程もう既に飽きてしまって必ずしも全体が一体となった感はなかったのではないかな・・・

ま、ともあれ、完成した作品で記念撮影する光景があちらこちらで行われていて、皆笑顔が弾けているようでした。

私も呼ばれるように誘われてこの二人と記念撮影。

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私を間に左が藤江和子さん、右が宮本茂紀さん。
昨年はこのショットはありませんでした、今回は関わり方が変わったのだなと感じます。
収入と知名度に恐ろしい格差がありますが、この瞬間だけは苦難を共に乗り越えた同士のように思いました。

勿論、私以外の高齢な「くるみの会」の諸先輩方々の疲労感と出し切った感を醸し出すその姿に最大の敬意を払わなくいられないのは言うまでもありません。


一連の作業が終了し場所を移して品評会、講評会となりました。

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講評会では、塾長の伊藤豊雄さんも交えてそれぞれが発表し講評を得るわけですが、その際まさかまさかの私がマイクを握る場面が二回もあり、思いがけない緊張から訳の分からない事を長々と喋ってしまいました(大汗)

その夜は宴会です。

その際、「木工は儲からないよ」というような事を私が溢すと「設計士だって全然喰えませんよ!全然喰えません!!」と、設計事務所の経営者であり大学助教授の方が力強く言い、その隣で藤江和子さんが神妙な面持ちで深く頷いていたので、「ああ、本当に喰えないんだな」と思いました。

みんな、苦戦してもがいているんだな。


翌日は伊藤豊雄先生と藤江和子先生の講演会が行われ全てのプログラムが終了しました。

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疲れた・・・
本当につかれた・・・

関わった「くるみの会」の皆さんと労をねぎらい合いました。

来年もこのワークショップ、あるのかな。あるんだったら、またお手伝いに参加して
、その頃は宮本さん、藤江さん、伊東さんに少しでも近づいているだろうか。

今の私は決して孤軍奮闘では無い。関わってくれる皆の協力、期待、応援で支えられています。

だから、もっともっと上を目指して頑張らなければなりません。

一年後、私はどうなっているのだろう。


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