家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

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治具

久々にまともな冶具を作りました

当工房の定番品第一号となったカッティングボードを効率的に作りたくて持ち手部分の習い加工をする冶具を作ります。

これまで青矢印のテンプレートを直接被加工材に載せてテンプレートビットで習い加工をしていたのですが、位置決やその都度クランプする手間がもどかしかったんです。

主な材料は青矢印のテンプレート、真ん中の5mmのアクリル板、赤矢印のフェンス材です。

全部端材や在庫にある物なのでこのための新たな出費はありません。

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シナランバー15mm厚を両面テープでクリルに貼り付け、テンプレートで毛書きた線をザックリとこんな感じで糸鋸で切りました。

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作ろうとしている冶具の用途は持ち手の加工なので必要なテンプレートはたったこの部分↑だけなんです。

フェンスに寄せた元々のテンプレートを両面テープで固定してフラッシュトリムビットで赤矢印部分のラインを習い加工して削り去ります。

DSC_0047.jpg

この段階では元々のテンプレートを両面テープで固定しているのでクランプの必要はありませんが、実際に使う時に被加工材をいちいち両面テープで止めていたら非効率なのでクランプを取り付けます。

この場合はトグルクランプが有用なのでしょうが、予算が無いのでこんな物↓を作りました。

DSC_0048.jpg

この構造は私が独自に考案した物ではではなくて、以前誰かが紹介していたクランプを模倣したものです。

このクランプを紹介していた方をどうしても思い出せません、すみません。

↑矢印が指す軸になる穴はセンターからあえて外してあって、偏芯する仕組みです。

私の場合、十分に計算された位置ではなく、だいたいこの辺だろうと目見当の位置決めです。



クランプを4mmの皿ネジでこんな感じで裏側から止めました。

DSC_0049.jpg

青矢印の向きにハンドル部を動かすと偏芯して被加工材を写真上方向に押し上げてクランプします。

赤矢印はスペーサーというか被加工材が凹まないようにする当て板です。



テンプレートを剥がしてフェンスもボルトで固定し実際の材料を載せてテストしてみました、ルータービットはテンプレートビットに替えてあります。

DSC_0052_20170325214817f1d.jpg

全く問題ありません、とてもキレイに正確に加工されていますしクランプも効いています。

もし材料が写真右方向に逃げようとしたら偏芯クランプが更に効く構造ですし、実際にはビットの抵抗から黙っていても左方向へ引き付ける力がかかります。

このカッティングボード持ち手は左右対称なので、片側の習い加工が終わったら材をクルッとひっくり返して反対側をやるだけで完了します。



このままで完成にしても問題無いのですが、ハンドルを付けたほうが保持しやすいだろうと思い適当な材料を探しました。

そんな時はここを弄ると何かかにか見つかります。

妻の「こんなもん取って置いてどうすんだコーナー」↓から手頃な端材をチョイス。

DSC_0053.jpg




簡単ですがこんな風に取り付けました。

DSC_0055_20170325214820904.jpg

たったこれだけでも操作性がUPしてストレスが低減します。

ジグは作っても溜まる一方だったので、最近は使い捨て同然の簡素な冶具しか作っていなかったのですが久々に日持ちしそうな冶具をワクワクしながら作りました。

定番品の冶具だからこそチャンと作った訳ですが、冶具作りって楽しいですね。

今回は手直しの必要なくこのまま使えそうです。
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