家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。
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木工製作記

毎日、思考錯誤の連続です。

先週から開催されている展示会「冬が来る前に」展の妻のお玉コーナーです。

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私が面白半分で「お玉作家」と言っておりますが、正しくはカトラリー作家です。

ブログではお玉を中心に紹介しておりましたが、こうして見ると色々な物を作っていたのですな。
写真左からヘラ、サーバースプーン、一般的なお玉、そして音符の形をしたお玉。

音符のお玉は左利きのお客様から、左利き用の物もあれば良いのに、とご意見を戴いたようです。

正直、ご購入頂ければ一番嬉しいのですが、様々なご意見をいただけるのも展示会に出展する大きなメリットで非常に有難いです。

売上の方もオーナーのご好意で一等地の売り場を用意して戴き大変好調で、更に会期が1ヶ月と長いことから在庫切れが心配になっているほどです。感謝

ですから、追っかけで補充用と新作を合わせて毎日カトラリー作りに注力しているので、刃物の研磨も日課となっています。

刃の形も様々ですから平らな刃物以外はそれぞれの形に合わせた砥石が荒・中・仕上げと三種必要になり、写真に写っている砥石の他にもたくさん有るのですが足りている訳ではありません。

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刃物の方もまだまだ欲しい奴があるのですが、カトラリーを専門的に作る工房ではないので不足も仕方ないところですね・・・

でも、南京カンナと豆カンナはもう二種類づつ欲しいなー。

日々手がけているお玉の作り方も日進月歩ですが思考錯誤で改善されています。

乾燥した木ではなく、生木を使うようになりました。刃物の入りがサクサクで気分が良いです。

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生木なので工房中が酸っぱい匂いで一杯になります。

水分が多いので刃物のサビには注意しなければなりませんが、その他に木の割れも気を付けなければなりません。

ウッカリしているとアッという間に細かいヒビが入ります。

可能な限り早く加工して、特に厚みを仕上がりに近づけたらマイクロ波攻撃をします。

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木工の加工技術同様に木の乾燥についても以前から実験していたので、ここで躊躇しないのはラッキーでした。

適当ですが、600wで30秒くらいチンして冷まし、を2~3回繰り返すだけです。

この作業は自宅へ持ち帰りやったのですが、部屋中が木の匂いで充満します。

他にも厳冬期でなければ水中乾燥も試してみたいのですが、今は水が凍ってしまうかもしれないので、やるとしたら来春かな。


こちらは↓試作中のシャモジです。なんとか帯鋸以降の工程を刃物だけで仕上げられないかな、それでいて格好良い形を模索しています。

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刃物で仕上げて素地調整のみで塗装ができたら作業時間が飛躍的に早くなりますから。



カトラリーだけでなく一般の仕事も並行してやっています。

丸テーブルの板ハギ。

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直径90cmの丸テーブルで、幅の広い板が無かったので都合5枚ハギになってしまいました。

テーブルトップの板ハギ養生期間は一週間見ています。良いものを作る為には時間をかけなければなりません。
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