家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。
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木工製作記

バカだなぁ

いつもお世話になっている「ウッドショップ木蔵」さんでニレ神代を購入した際におまけで戴いた杉の薄板で
テーブルウエアを作ろうとしています。

「ウッドショップ木蔵」さんでも同じ用途の物を作っているので、全く同じでは芸がありませんから何か特徴を持たせたいと思いながら浮造り加工をしています。(木蔵さんも浮造りです)

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ワイヤーブラシを使って浮造り加工をしていたのですがナイロンブラシの方が良いですね、ワイヤーは硬いのでキレイな浮きにならず後処理に時間を要してしまいました。

その後まあまあ体裁を整えて、今回初めて試みるのは着色ではなく染色です。

染色の方法もいろいろありますが、選択したのは木灰汁です。

薪ストーブから出る灰をバケツにいれて水で撹拌し上澄みを利用すのですが、この灰汁は二日前に用意しておきました。

水との比率は適当です、灰1に対して水4くらいでしょうか。

これを杉に擦りつけましたが、色の変化がそれ程確認できなかったので沈殿していた灰ごと擦り着けています。

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ん~、根拠は全くないのですが、灰のイメージからこれくらい↑の色が着いたほうが効果が見られるのではないかと考えた訳です。

布の染色の紹介はよく見られるのですが、木への染色事例がヒットできなかったので思考錯誤をしているわけなのですが、思考錯誤なんて格好の良いものでは全く無くて完全に適当にやっているようなものです。

しかもテストピースでやれば良いものをいきなりの本番。



灰汁が足りないかなと思いながら擦りつけていましたが、なんとか間に合いました。

DSC_0161_20160406232306a5b.jpg

灰汁はアルカリ性とのことです、そのためか杉の赤身部分がなんとなく紫色になったように写ります。

「ふ~」

取り敢えず一段落、乾燥後の色が楽しみです。

なんて、ブログの記事にこんなふうに書こうかななどと考えていたら手がヌルヌルしている事に気がつきました。

少しヌルヌル、ではなく凄くヌルヌルです!

なんとなく大活躍していた右手の親指の爪の間がヒリヒリするなと思っていたら時間が経つにつれ痛くなってきました。

直感ですが、皮膚が溶けてる!と思いました。

慌てて水道水で手を洗いましたが、いくら洗ってもヌルヌルがなくなりません。

「やべぇ、どうしよう」と手を洗い続けますが水道水が冷たくてもう限界です。

ふと、一秀の高橋さんが「オガ屑を庭に撒くと酸性になるからブルーベリーを育てるのには良いよ」と話していたことを思い出しました。

灰汁はアルカリ性、酸性のオガ屑なら中和してくれるのではないかと思いつきで、そのへんにあるオガ屑でゴシゴシと洗います。

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直ぐには効き目はありませんでしたが、時間の経過とともに手の平からヌルヌルが無くなってゆきました、オガ屑の効果があったという事でしょうか。

一番ひどかった指先はまだ完全ではありませんが爪の間の痛みも退いてきたので一段落にしました。

いや~参りました。

はじめはビニール手袋をはめていたのですが、写真を撮るために外した後にめんどくさくなって素手で作業をしていたんです。

気になってネットで検索すると昔は洗剤や漂白に灰汁を使っていたとのこと。

思えば、漂白剤を素手で使った時のあの感じです、染色に夢中になっていたので時間の経過も忘れて作業していました。

何事もよく考えずにいきなりやってしまうタチなので、時折こんな目にあいます。

俺ってバカだな・・・

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