家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

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木工製作記

カッティングボードを作っています 1

ギャラリーの展示販売用と今月28日に予定のある出張展示即売用にカッティングボードを作ろうとしていました。

個性的なアウトラインではなく、普通の形でなんとなくカッコイイ線を探りながら試作を2点作って見比べています。

DSC_1995.jpg

たいした根拠はないのですが、今回は直感で左の形を採用しようかな・・・

と、思っていた時にメールで連絡があり、何でも良いから急ぎで小さい物を作れないかと問い合わせがありました。

たった今カッティングボードを作ろうとしていたので、それでも良いなら一緒に作ることは可能ですが希望の納期までならせいぜい10枚くらいでしょうか、との旨を伝えるとそれでもOKだとのこでしたのでお受けしたのですが・・・

その夜、先方から送られてきた詳細のFAXには大中小合わせて30枚!と書かれていました。

この話を頂いたのが6日(土曜日)の事、正直断ろうかなと思ったのですが初めてのお付き合いなので可能な限り希望に添えるようにやってみようと翌日から突貫工事が始まりました。

自分の販売用も同時進行で進めなければ採算が厳しくなりそうなので全部で45枚分の木取りです。

小物は何か大きな物を作った際の端材で作ろうとしていましたが、この量なら新たに材を下ろさなければならず少し躊躇しましたがこの際そんな事を考えてもいられません。

もったいなかったですが、サクラとブラックウォルナット、ホワイトオークそしてタモのスモークウッドを下ろしました。

この樹種にしたのは乾燥材が指定だったためで天然乾燥材でも良ければ他にもあるのですが仕方ありません。

カッティングボードくらいなら直ぐに用意できますよ、とは言ったものの45枚を一度に作ろうとすると私には大仕事になってしまいました。

DSC_1993.jpg



可能な限り品質と能率、そして安全な方法を選択しなが加工を始めます。

右の曲線定規で持ち手部分を毛書き、ベニアでテンプートを作り被加工材に墨を写します。

DSC_1994.jpg


バンドソーで輪郭を切ります、手持ち部分以外は、ほぼフリーハンドで
DSC_1996.jpg

ベルトサンダーである程度整えます
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サンディングスリープも使いました
DSC_1998.jpg

持ち手部分のみ形を揃えたかったのでテンプレートとパターンビットで形成
DSC_2000.jpg

完全手作りですが機械は最大限使います。

そんなの手作りじゃないじゃないか!と、思う人もいるかもしれませんが定義としては被加工材や機械を手で保持したり手で送ったりして作るのが手作りなんだと考えています。

一点一点、一箇所一箇所に作り手の思いが込められている手作り品と、いわゆる大量生産の物とは育ち方が違うんです。

価格や時間では敵いませんが、それ以外の品質や所有感では絶対に負けないように、ただただ務めるのみ。


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