家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

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お母さんの机

お母さんの事 6

彼女が出勤して、私は木工をはじめました。

電話台を作り始めていましたが、その前にお母さんの部屋の押入れに設置する棚を作ります。

SPF材の2×4の柱に大入れで1×4の棚板を組みます。

まずは棚板の板ハギををしましたが、案の定失敗です。

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写真では分かりにくいと思いますが、目違いとソリがひどく、使い物にはなりません。

雇いサネ接ぎにすれば良かったのでしょうが、時間もなく安易に芋ハギにした事も相まって悲惨な事態になってしまいました。

技術も無いのに4枚ハギに挑戦したのも、まったく無謀だったのでしょう。

今回は板ハギを諦めてスノコ状に変更です。スノコといっても、あの隙間はありません。

単純に、板をピタッとくっ付けて裏側から桟で止めただけです。



不意に「ピンポーン」と鳴って、誰かが来ました。

「は~い」と出てみるとそれは女性の介護ヘルパーさんでした。

その人は男の私が家の中にいたのでビックリしていました。

お母さんが何かを察知して「義理の息子です」と私の事を紹介しました。


お母さんは既に日常生活も困難な状態でしたから、私の彼女が介護ヘルパーを定期的に頼んであったのです。

私では役不足なのは否めませんが、男の私では手伝えない事も多いのです。


お母さんとヘルパーさんが、奥の部屋でずうっと談笑していました。

私は良いヘルパーさんが担当してくれて安心だな、と思いながら木工を続けています。

電動ドリルでコースレッドを打ち込んでいたらまた「あっはっはっは」と大きな笑い声がきこえてきました。

その直後に「あなた、今日は随分笑うねぇ」とお母さんの声が聞こえました。

その介護ヘルパーさんはきっと、普段は居ない私の事を意識して、いつもとは調子が少し狂っていたのでしょう。

私は、その介護ヘルパーさんが良い人であることを祈りました・・・


程なく押入れの棚は完成しました。

012_convert_20120805223200.jpg


未塗装ですが、このままで使用します。

今回も板ハギに失敗したり大入れのミゾが広すぎたりしましたが、これも勉強です。

でもスッタモンダした割には完成の見た目はきれいに感じました、これと同じ物をあと三つ作る予定なので今回のものは試作品と言う事にします。

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