家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。
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木工製作記

コレクションケース制作 4

ルターテーブルで切り離したフタの内側にアクリル板を収める段欠きをしています。


この時、ビットの位置はフェンスの中央ではなく赤矢印の所にあります。
DSC_1562.jpg

このような削り方は物凄く恐ろしい方法で、決して推奨するものではなく、可能な限り同様のやり方は最大限避けるべきの良い例として報告させてください。


ダメな条件としては、写真にあるように細いフレーム(15mm)の内側を削っていること、被切削材を手で保持して送っていること、う~ん・・・他にもまだあるかも知れませんが上手く文章で表現できないので、他にもお気づきの方はコメントして下さい。

当たり前であればフレームなんかは組む前に削っておくべきですし、フレームの形に組んだ後に削る場合は多少力を加えたくらいではビクともしないようなシッカリとした厚み(剛性)が必要ですし、ルーターテーブルよりもトリマーを手持ちでやったほうが良いと思います。

この作業中、特に恐ろしかったのは長手よりも妻手(短い方)の加工でした、フェンスとビットの間に加工材が挟まれていて、いざという時に加工材を逃がす場所がなかったからからです。

長手側同様にフェンスをぐっと奥に引っ込めてやろうと思っていたのですが、寸法の限界があって無理でした。

で、何とか妻手側の加工をビビリながら終えて長手側を加工していたらキックバックを起こしてしまいました。

DSC_1563.jpg

それでも一つ目のフタはなんとか無事にできたのですが、二つ目のフタを加工して最後の一削りの時にやってしまいました。

事故は最後の加工時に起こることが比較的多いと聞いたことがありますが、結局気が緩んでいたということなのでしょう。


そもそも無理な作り方をしたのが原因なのですが、それでも同様の形で加工しなければならない場合は最低でも加工材の保持はジグが必要です!(自分に言い聞かせています)

事故を起こしてからでは全然遅いのですが、吹っ飛んで壊れてしまったフレームをなんとか元の形に組み戻し、簡単ですがジグを使いリカバリーのため再加工しました。
DSC_1567.jpg

これなら力を加えても細いフレームのどこかが歪むことなく比較的安全に更に恐怖感も数分の一に小さくなり無事リカバリーできました。

でも、しっかりと傷が入ってしまったところもありますから、売り物にはなりません。

一応最後まで作って、展示用になれば良いなくらいの気持ちです。

あ~、二個作っていて良かった。一点物だったら始めからやり直しするところでした。



他にも色々と些細な加工を施し、部材が全て揃ったので仕上げのオイルを塗布しました。
DSC_1572.jpg

今回も色々と苦労しまして一時はどうなることかと思いましたが、オイルを塗った瞬間に気分は一変します。

オイル塗布後の写真がイマイチなのでこれを文章でどう表現すれは伝わるか分かりませんが、とにかく美しいです。

「うわ~、すげぇな」

と、周囲数キロに渡り人っ子一人いない真っ暗闇の畑の中の工房でつぶやきました。

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