家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。
MENU
木工製作記

神代カツラのテーブル 13

天板塗装を剥がすのに手間取っていました。

いくつか原因がありますが、簡単に言えばオービタルサンダーやランダムアクションサンダーなどの機械を何も疑いもせずに使ってはいけないということです。

その詳細は後日報告したいと思います。



天板表面の塗装に入る前に本組みを終わらせていたので、記事が前後しますがお付き合いください。

駒止の妻手(短い方)側のネジ穴なのですが、駒止を長い一体型の棒状にしたため、これでは天板の動きに対応出来ませんからバカ穴(ネジの直径より大きい)に変更しました。

右の青い矢印が元の3mm径、左の赤矢印が大きくした8mm径。
DSC_0288.jpg


幕板と駒止、反り止めの接合部の関係です。
DSC_0292.jpg

反り止め端のアリ加工は幕板を引き付ける役目をしています。

反り止めにはこんなネジを使いました。
DSC_0290.jpg

木部用のワッシャーネジです、ネジ頭にワッシャーのような物が付いているみたいですが、指でつまんで回そうと試みましたが動きませんでした。

電動ドライバーの強い締めつけ時にクルクル回るのか、ワッシャーを別に取り付けるのかは分かりませんがワッシャー機能がなくてもこの形状だけで十分、有用だと思います。

天板裏側に鬼目ナットを打とうか迷いましたが、板の厚みと強度を考えてやめました。

裏側の全体像です、各部材を大きくしたり比重の重い材を使えばもっとシンプルな構造にできますが、今回は年配の御夫婦が普段使い用に軽いテーブルにして欲しいとの事でしたので、強度も絶対必要ですからこのようにしました。
DSC_0291.jpg

オイルフィニッシュのやり直しは、塗料の比率や手順などを練り直して一回目を塗り終えました。

今回は塗料の硬化時間を前回の2倍にして二日間養生します、1回目のオイル拭き取りの感じから前回よりは間違いなく良い感触です。

仕上がりが待ちどうしいですが、焦りは禁物。もしかしたら原因はそこにあったのかも知れません。

俳優の高倉健さんが先日お亡くなりなったのは私が言うまでもなく周知の事と思いますが、その追悼番組のVTRで 「早く出来る物に心は宿らない」 と話されていた事を私はとても印象的に覚えています。

全ての事をキッチリやって、早く仕上がることは良い仕事だと思いますから、私は後悔が残るような仕事をしないと言う意味だと理解しました。


養生中はいろいろとやらなければならない事がありますが、先ずは次回作のスツールの荒木取りをしてシーズニング中の図。
DSC_0299.jpg

座面はタモのスモークウッド、脚部はニレの古材です。

関連記事
スポンサーサイト

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:https://fuujinnraijinn.blog.fc2.com/tb.php/312-47240563
該当の記事は見つかりませんでした。