家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。
MENU
お母さんの机

お母さんのつくえ 29

待望のゴールデンウィークがやって来ました。

今までは茶の間で木工作業をしていましたが、当然そんな事をいつまでもやってはいられません。

私が木を切る度にお母さんは「コンコンッ」と小さく咳きをします。

私は彼女と相談して物置を工房として使えないか検討をしていたのですが、他に何処かあてがあるわけでもないので物置でやる事に落ち着きました。

彼女の部屋は2階ですが、物置は1階にあり、音は今まで以上に外へ漏れてしまいます。

できれば、誰にも気づかれず作業をしたいと思っていました。

電動工具もそのうち使いたいと考えていたので、防音についてイロイロと調べていました。

検討の結果、壁に石膏ボードを貼ることにしました。

私はこの頃、近所付き合いを全くしていなかったので出来れば、このまま誰とも関わりたくないと考えていたのです。

だって、私は単にここに遊びに来る彼氏にすぎない…
と、思っていたのですから。

石膏ボードを壁に張り付けようとしたら、そのままでは取り付けられない事が分かりました。

備え付けの棚などがあり、その形にボードを加工しなければピッタリとならないのです。

仕方なく、外へ出て手鋸で切り落とすことになりました。

外に誰もいない事を確認して、素早く作業を終わらせたい。

チャチャッと準備をして、墨線に鋸を入れます。

相手は石膏ボード。簡単に切れるのですが、白い切り屑が結構大量に出るのでした。

「ああ、こんなにまき散らしたら苦情がくるねぇ」

と、考えていたら背後に人気を感じました。

「ヤバいっ!」

関連記事
スポンサーサイト

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:https://fuujinnraijinn.blog.fc2.com/tb.php/30-b341accc
該当の記事は見つかりませんでした。