家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

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鉋の調整

古い刃物を求めて帯広神社の骨董市へ行ったのはこのため。


懇意にしている地元の刃物屋さん「北海善光」で注文していた鉋、常三郎の酒壷(みき)50mm裏だし不要が届いたので鉋台を調整しています。

DSC_1394.jpg

鉋は完全直使いを依頼しなければ買ってすぐには使えません。

勿論その直使いの技術料が掛かります。

10、000円くらいが相場のようですから、私は自分で少しずつ調子を見ながら使えるようにしてゆきます。

以前、新潟の刃物屋さんから購入した南京鉋の台を突っつきすぎて台無しにしてしまいそうになった事があるので、今回は慎重に時間をかけて様子を見ながら調整しているんですが、この台のミゾを突くノミが私の手持ちの奴では微妙に広すぎたので3mm〜4mm幅のノミが欲しかったのです。

裏出し不要タイプですが、裏押しは必要でそのための砥石は用意していなかったのですが、取り敢えず今の調整でどんな塩梅なのか試しに削ってみたくてしょうがありません。

この調整は帯広の自宅でやっていて、準備が悪く試し削り用の木を用意していなかったのですが・・・

作業をしている茶の間をぐるりと見渡し、「これ、削っちゃおうかな…」と鉋を宛がったのがこの柱。

DSC_1395.jpg

柱が反っていたので両端しか削れていませんが、その部分は金色にキラキラ輝いていました。

「うお~!スゲ~!」と、歓喜している私の奇行を察知した長女が自分の部屋から飛び出してきて

長女 「夜中になにやってんだ!」

更に 「そんな所、削っちゃダメだろー!」

と、叱り付けられました。

私は床に落ちた鉋屑を手に取りながら 「手垢で汚い柱がキレイになるんだから、何が悪いんだ」 と悪びれる気もありません。

柱の中央のまだ削れていない部分に日付と線が引いてあり、子供たちの成長の記録が消えてしまいそうですが、私にはそんな事どうでも良いのです。

だって、その柱の傷は私たちが入居する前からついていたのですから。

もしかして、記憶の刷り込みがあって自分たちの成長の記録だと、勘違いしていたのかもしれません。

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