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家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

北海道広尾町で木製品を作っています
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木工製作記

特注カッティングボード 

定番カッティングボードのサイズ違いの注文をいただきました。
420枚!

手配していた材料の置き場が無いので荒木取りは一度に全部行います。
材の搬入は写真突き当たりの窓から入れました。

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必要分を原木から買うと歩留まりが非常に悪く、都合3倍の量を仕入れて取り敢えず全部荒木取り。
それから今回使える材と欠点などがあり使えない材に分けます。
今回の為に台車も増量しました。

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工房が狭くて↑これでは作業が出来ないので、ここから先の加工は1回につき100枚程度に分けてやりました。


数が多いので少しでも能率が上がるように線引き専用の冶具を用意しました。
片側両面に線を入れる事で持ち手がセンターに来るようにしています。

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線に合わせて帯鋸で切り取る際も片面づつ引っくり返して切り取ります。


習い加工冶具も専用のものを作りました。
定番冶具のクランプは自家製ですが、能率を上げる為にトグルクランプを使用しています。
大量受注の場合、こういう部分に躊躇なく経費をかけられるので助かります。

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習い加工後、角をRにするのですがこれは今まで通り。

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木工製作記

カスタネット作りワークショップの準備

広尾町内でワークショップの需要があり、5種類程用意する事になりました。

まずはカスタネットです。

用意する数が多いのでCNCで加工出来そうな部分はCNCでやりました。

この程度の加工をわざわざCNCでやる程の事では無いのですが、アルバイトを雇ったつもりで稼働させています。つまりCNC加工中、私は別の仕事をして効率を上げようという魂胆です。

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ゴムひもを通す穴は傾斜をつけないとならないのでボール盤で。

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旋盤で仕上げ。

キャッチは相変わらず木で自作です。そろそろちゃんとしたキャッチが欲しいと思っているのですが、いつか何かで儲かったら買いといと考えていてズルズルと来ています。

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最終的な仕上げはワークショップの参加者がやりますから、この↓程度の荒加工で終了です。

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これは↓カスタネットの何と言うパーツなのか分かりませんが、この突起物が当たってカーンと良い音がなります。
この突起がないとカスタネットのお口が完全に塞がってしまい、パスっとなって音が響かないんですね。
一応、池は音を増幅させる為に掘ってあります。

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パーツが揃い、組み上げるとこの↓ように仕上がります。

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写真の見本品はゴムひもの結びが上下逆にしてしまいました。
でも、実際に叩いてみると、ことのほか良い音が響くんです。
自分で作っておいてビックリするくらいです。
本当です。

木工製作記

作品づくりの準備をしていました。 ③

外側の加工

外側の荒削りは帯鋸でやります。
最初は10°くらいの傾斜で。
写真は無いのですが、10°でやったあと40°くらいで落とします。

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帯鋸の次は鉋で面をたくさん作るようのに整えていきます。

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全部一点ものなので、それぞれ特徴が違うのですがこんな↓ふうにするやつもあります。

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このあたりで時間切れ。
最後まで仕上げたいのですが、スケジュールの都合により一旦この仕事から離れます。
用意した材料が全て作品として仕上がれば最高ですがそうも行きません。
取り敢えず、全部ここまで進めて乾燥養生させますが、今回分で売り物にできるような良いものはこの中から半分くらいなんじゃないかなと思っています。


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木工製作記

作品づくりの準備をしていました。 ②

写真がデカイですが、これも気付いていてもこのままやり続けるのが良いですね。
こういう事を手直ししなきゃとか、ちゃんとちゃんと、なんて考えると更新が滞る因子に成りうりますから(笑)本当ですよ。

ガーっと荒削りしたやつをノミでザッと整えて更に、鉋できれいにします。

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きれいにしたら、それで仕上がりにしても良いのですが、私は好きで丸鑿や彫刻刀でテクスチャをつけて、何かを表現しようとします。

↓これは失敗、途中まで螺旋を描こうとしていたのですが、ダサくて放射線状的な線を描こうとしたらそれもダサくなり、何がなんだか解らなくなってしまいました。

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ほとんど禊(みそぎ)というか、実験台、或いは練習になってしまいましたが、最後まで掘り進めるとこれはこれで良いのではないかと思えてしまいます。
私が死んで100年くらい経って、このエピソードが物凄い価値がある事になるかも知れませんから、ここに書き留めます(笑)


心を清めて、ちゃんとやればこのくらい↓に出来るんです。
材はカエデ、物凄く硬いですが思い描いたような彫りができました。

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放射状の彫りは先に鉛筆などでラフでも毛描くと良いですね、迷いなく彫り進めることが出来、先ほどのような失敗が減ります。これはニレ

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こいつは深いタイプの器、こういう貝殻のような螺旋の彫りも上手に出来たのではないでしょうか。
これもニレです。ニレ好きだな・・・
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使用する刃物は一つの器を彫るのに3~4回程研ぎ直します。
集中して彫っていると主に肘と首の関節がやられてしまう為、頑張ってやって内側のテクスチャーだけビッシリやっても一日5個くらいしか仕上げられませんが、それでも刃物の研磨は1日20回くらいやりますから、刃の研磨も相当上達してるのではないでしょうか。

上達している実感はそれほど無いのですが、作品の仕上がり全体が作る度に洗練されているような気がしています。
「習うより慣れれろ」
練習を何度やってもそれなりですが、何度も本番をやると上達が早いと感じています。

木工製作記

作品づくりの準備をしていました。 ①

4月5月に私としては大きな仕事が控えていたので、その前にやっておきたい事を可能な限りやっていました。

展示会等に出展する作品、つまり在庫用の作品を作り貯めて置きたかったんですね。
種類は主に板皿系やお盆、鉢です。

まずはお盆の荒加工、ドリルで削るだけ削って放置し乾燥させます。

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こちらは鉢ですね、玉切り半割した材をテンプレートに沿って外周を切り落とします。

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それをノミを使ってガンガンとぶっ叩き、荒彫り。

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なんちゃって。

本当は屋外でグラインダーでガーっとやるのですが、日が暮れていたのでパフォーマンスのようにノミでぶっ叩いて雰囲気を楽しんでおりますm(_ _)m

翌日でしょうか、グラインダーで荒削り。
グラインダーは物凄い勢いでドーっと削ってしまい、勢い行き過ぎてしまう懸念があるのですが、そこは回数を重ねるごとに上手くコントロール出来るよいになってゆき、以降の工程が一つジャンプ出来るくらいに仕上がりに近づけられました。

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こんな大雪が降っていた頃の話です。

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