家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。
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木工製作記

カラマツのブランターケース

プランターなのかプランターケースなのか分かりませんが、発注担当者様と私の間では「鉢」と言っている物を作ります。

先日も「鉢」を作りましたが今回のは別バージョンです。

支給されたカラマツを工房内で1週間程養生して、いよいよ作業に取り掛かろうと桟積みから荒木取りのため材料を移動していたら、水飴のような滴がポツポツと・・・

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ゲッ、松脂だ!

犯人はこの板ではない。この板の真上にあって、さっき私が移動したやつだ。

移動した材料を数枚ひっくり返して見ると、ありました。
脂ツボというのか、脂溜まりですね、赤矢印が脂が吹き出しているところなのですが一番下の矢印が指すように芯に脂が通っているようです。

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刻んで使える部分だけと分けようかと思いましたが、そんなチマチマやってられないので4枚程ハネました。

脂が掛かっただけの材は灯油で丁寧に拭き取りました。
機械にベットリと着いてしまっては困りますからね、

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荒木取りして分決め等をして、帯鋸で約7mmに挽き割。

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その他に18mmの角材を作ったり。

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スライドソーの刃物を仕上げ用の100Pと交換して。

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各部材の長さを決めました。

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ほとんど生木です、もうやんなっちゃいます。

木工製作記

定番のカッティングボードの続き

昨年、広尾町のふるさと納税の担当者から出品依頼があって、最初は乗り気が無かったのですがその熱意に流されるように作った広尾町産オニグルミのカッティングボード。

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全く同じ物を延々と何個も作り早く安く売る事に嫌気をさして会社勤めを辞めた私には、なんだか自分の意に反する仕事のような気がしていたんです。

でも、売れる定番品って、ホント、生活を助けてくれます。はじめは半ばイヤイヤ作っていたのですが今は我が社のエース的な存在であることは間違いないです。
非常に現金な話ですが、収入がなければ事業を継続する事ができませんから考え方も変わってしまいます。

先日、知り合いの陶芸家の個展があったので伺った際に挨拶代わりだと思うんですが「遊んでるか?」と言われました。

私は同じ物を作る毎日でしたから「いえ、忙しくて、生活のためですから仕方ないです」というような話を返しました。

すると「そうだよな、俺もコーヒーカップ作るの嫌だもん」と仰言いました。

私は「えぇっ、先生もそうなんですか!?」と思って、そう言おうとするより先に「遊べ、遊ばないとダメだ」と言いました。

「遊べ」と言うのは、気分次第で独創的な自由な表現をやりなさい、と言ったのだと思います。

そんな事を、本当に、毎日でもやっていたいのですが、そんな事ばかりやっていたら歳を越せないどころか、今月の支払いもままならない・・・

だから、もっと一生懸命頑張って有名な作家になって、定番品はスタッフにやらせておいて自分は楽しい創作を・・・

などと夢のような事をのたまきながら作業をしていました。

もっと早くできれば良いんだよなー。

そして、楽しく。

と、言うことで今回制作分はグルグル回る系の電動刃物で起きた逆目等を去るのにサンダーでは無く鉋や小刀を使ってみることしたんです、なんとなく。

大きな面は外注から戻って来てからやるので、今使う端や小口用の小さい鉋の準備です。

本当は厚めのガラスにペーパーを貼って擦れば良いのですが、薄削りをする訳ではないので手押しの常盤で下端を削っています。

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台直し鉋で調整、四点着きにしました。私は挽き尻が上手くいかなくて四点着きにしてから解消されたので以後このようにして使っています。

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更に平出式台直しで微調整。

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包の膨らみとか微妙な部分はこれでやると楽です。

大小南京鉋も手入れし直して、スパスパ削れると途端に仕事が楽しくなります。

楽しいから夢中でやっていたら時間があっと言う間に過ぎていて、肩や首がガチガチになってしまいましたがサンダーでやっていた頃よりも番手を上げる必要がないのでこっちの方が早いです。

曲面の素地調整は地元の「ゆうゆう舎」に外注しているのですが、納品した際にいつもと違う点を説明すると「ツルツル~」と喜んでもらえました。

私も嬉しかった。

遊びではなくて仕事だけど、その中にも楽しい事ってありますね。

木工製作記

定番のカッティングボード

木のプランターを大量に作らないとならないのですが、定番品を品切れ状態にしたくないのでタイトなスケジュールを組んで作っています。

板厚、長さを決めて帯鋸で荒く切り取ります。

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専用の冶具で習い加工。

ルータービットはスパイラルのアップダウンで抵抗も少なくとてもキレイな掘削肌。

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面取り後、穴あけ。

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ボール盤の設定はそのままで、ビットだけ交換して穴の面を取りました。

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↑この面取りビット、凄くいいです。スターエムのやつなんですが、もう他のは使えないくらいキレイに削れます。

再研磨は難しそうだから、長持ちしてくれー。

日記

冬支度の続き

前回の更新からテンプレートを変更しました。
最近、皆さんからのコメントが来なくなったのでどうしたものかと調べてみたら、古いテンプレートがSSLに対応していなかったんですね・・・(SSLが何者なのかは私に聞かないでくださいよ)

FC2の方から何か案内が来ていたのは覚えているのですが、ろくに理解せずに聞き流していたんだろうと思います。

すみません m( _ _ )m

先日、数少ない読者の方からメールフォ-ムが私に届いていないのではないかと、Gメールで教えてくれてハッとして、慌ててSSLに対応しているテンプレートに変更してみたら早速ゆうせーさんからコメントありの表示がありました。
もしかしたら、今まで他の方もたくさんのコメントやメールフォームからのお問い合わせがあったのでしょうか?

メールフォームを送信していただいた方の画面上には「正常に送信しました」と表示が出ていたようですね、でも私の方には全く何の履歴も確認出来ない状態が続いていました。

もし、何か私にコンタクトを取ろうとして返信が無かった事のある方は大変お手数ですが、そのことをコメントで教えていただけないでしょうか。

重ね重ね私の不手際をお詫びいたします、大変失礼致しました。


取り急ぎ、新しいテンプレートにしてみましたが、良く理解出来ていないので設定が中途半端になっていたり、メールフォームの表示が無い状態だったりしますが、追々整備しますのでもう少々お待ちください。


さて、日記のほうですが、交換部品を取り寄せていた古いMTD除雪機の整備をしていました。

以前分解したときは上からバラしたのですが、部品交換の動画(YouTube)を見るとひっくり返して裏側をバラした方が良いとの事だったのでそうしてみたのですが・・・

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青矢印が今回交換したVベルトなんですが、ここを開けた途端に目に入ったのが赤矢印のボロボロになっていたゴムローラーです。
黄色矢印の円盤がエンジンからベルトで伝わって勝手にグルグル回っているところに赤矢印のゴムローラーがくっ付く(クラッチ)とタイヤが回って駆動しだす仕組みなんですが、肝心なゴムローラーがボロボロなので上手く力が伝わっていなかったんです(ショック)

前回バラした時に気づいていたら、他のパーツと一緒に発注できたのに。


そして、もう一つ不良箇所を発見。

赤矢印と青矢印の物体は元々一つのパーツで、タイヤが外れないようにするピンなんですが、それがポッキリと折れていたんです。(タイヤはこのピンだけで軸に固定されています)

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赤矢印の方はロック機能が効いていたのですが、青矢印の方は何故今まで外れずに留まっていたのか不思議です。

これも交換ですが、発注して届くまでに雪が降るかも知れないので、それまでの応急処置としてグラインダーでロックリングが噛むように少しだけ削りました。(赤矢印)

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取り付けてみるとこんな感じ↓です。

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少し遊びがありますが、これでシャフトの回転もタイヤに伝わるし外れる心配も減ったのでしばらくは大丈夫なはず。

これで暫し凌ぎます。

ピンが約4ドル、ゴムローラーが約17ドル。またまた出費がかさみますが、古い機械を使っているのですから仕方ないですね。

しかし、アメリカ製の機械って単純な構造になっているので自分でなんとかなりますから助かりますし、何十年も前の機械なのにメーカーで純正パーツが今でも入手できるなんて偉いと思います。

直して使えるうちは、ずーっと活躍していただきますよ。

日記

冬支度

春に買ったニレ(アカダモ)のハネ材。

1パレットだけで良かったのですが、全部引き取らないと売ってくれないと言うので渋々全部(約12立米)買って、忙しくてそのままにしていた材を重い腰を上げるように薪小屋の近くに移動しました。

1パレット(約1.7立米ほど)だけですけどね。

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これを小型のダイハチグルマのような二輪車で運ぶんですが、それだけでも酷な作業です。

何回往復したことか・・・

薪小屋のなるべく近くで自作テーブルソーで半分に切り分けて薪作りをしました。

そのままではストーブに入りませんからね。

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一日中、こんな事ばかりやってもいられません。

適当なところで区切りをつけて、地方発送の荷造りをしたりして作業に変化をつけます。

同じ作業を延々とやっていた方が効率が良いですが、精神衛生上は良くありません。

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同じ姿勢、同じ筋肉を延々と使っていたら直ぐにどこか痛めたりします、そんな年頃なんです。

集中力も欠いて怪我なんてしたら大損ですし、何より単純な作業を延々とする根性がないです。

雇われている場合はそれができるんですがね。

誰かに管理されていないと、こんな体たらくです。

気が付くと陽が暮れていました。

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先月の浸水被害も少しず片付けて、流され、あらぬところへ転がっていた木の回収もこれで最後になりました。

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注文品とか定番品の在庫分とか、そろそろ爆発的に作って作って作りまくらないとなりません。

もうすぐ来る、厳しい冬の支度とか一段落してホッとしています。