家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。
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お知らせ

工房お休みと個展のおしらせ

いつも告知が遅くてすみません、工房ki-kiruは帯広市で個展のため4月19日(水)から同26日までお休みとさせて頂いきます。

尚、個展は4月20日(木)から25日(火)まで、場所は帯広の百貨店「藤丸」の勝毎サロン(7階だったかな・・・)です。営業時間は10:00~13:00、14:00~18:30(最終日は午後4時まで) です

だいたい一週間やってますから、暇な人は冷やかしで構いませんから寄ってください。



2月に帯広で個展をやったばっかりなので、何か目新しい物を用意しなくてはリピーターの方に申し訳ないので今回は器を少し用意しました。

こんなのや
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こんなの
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そして、額縁に入れる、ちゃんとした作品を知人の協力を得て額に収めて展示販売します。

まだ額に収めた画像は無いので、裸で一部紹介さしてください。.


画家(プロ)の橋場信夫さんのドロワー(B4より少し大きいサイズ価格50,000円)
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版画もあります



書(アマ)厚谷幸則さんの書(↓この作品は著作権の関係で販売出来ないかもしれません)
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画家(プロ)Chancey中澤さんのドロワー(価格10,000円)
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以上三名の管内外の作家に協力いただきお預かりした作品は多数あるのですが、額縁の製作が間に合わず展示できるのはほんの数枚です。

今日の帯広は生憎の降雪に見舞われて積雪10cm程だったそうです、足元が悪いなかですが皆様のご来場をお待ちしております。

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日記

刃が欠けまくりました

今一番活躍している四方反り豆鉋なのですが、削り跡に傷が入るようになりました。

エンジュを削っている時にやったんだと思うんですが、一番負担のかかる矢印部分が欠けていました。

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すぐさま研磨機で欠けを落として刃を着け直しました。

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所要時間15分くらいだったと思いますが、研磨終了して作業開始。

しかし、また同じ所が欠けました。ヒビでも入ってしまったのだろうかと、ルーペで確認したのですがヒビは入っていませんでした。

で、再研磨⇒作業再開⇒また欠ける・・・を4回くらい繰り返していよいよブッチ切れました。

「やってられん!」

刃物の相談はいつも帯広の北海義光にしているし、この豆鉋もそこから購入したので電話で聞いてみると・・・

なんと、焼入れが甘い場合に刃が欠けやすくなる、そういう刃物が時々あるのだそうです。

で、どうしたら良いのかと言うと、グラインダーに当てて刃が赤くなる前の黄色の状態になるまで摩擦熱で焼きを入れ直すと良いのだそうです。

話は判りましたが、固定できるグラインダーなんて持ってないし、初めてやって上手くできる自身も無い。急いでいるので仕方なくその足で帯広まで走り北海義光で直ぐにやってもらいました。

往復2時間以上かけて工房に戻り作業再開。

しかし、またまた欠けたんです!

再度ルーペでよーく覗いたらヒビが確認できました。

「あー、そうか、そうなんだ」

その後ヒビの入っている部分まで完全に削り落とすと、欠けは治まりました。

という事で一日潰してしまったのですが、あの深いヒビはいつ入ったものなのだろう。(涙)



日記

春よ来い

当工房ki-kiruの定番商品化したクルミのカッティングボード。
定番化第一号ですが、お陰さまで大好評を戴いでおります。大好評といっても、1ヶ月に売れるのはせいぜい20枚から30枚くらいなのですが、このカッティングボードを専門的に作っている訳ではないので、こんな数量でも私の超零細企業では嬉しくもテンテコ舞いしていました。

そこで今回制作分から広尾町の障害者就労支援事業所の「ゆうゆう舎」さんに加工の一部を外注する事にしたんです。

障害者就労支援事業所の内情は、私の家族も帯広の「フリッパー」という事業所でお世話になっている事と私が高校生の頃からお付き合いのある方が立ち上げ一時お手伝いを差して頂いた事もあり、事業を維持する意義とそのご苦労はよく理解しているところでした。

ですから私も個人事業ですが起業するにあたり、100%ボランティアではなく通常の経済活動の中で関われる何かを模索していたので今回から仕事を依頼できたことにホッとしているんです。

外注したのはR部分のサンディングです。量産するにあたりスポンジサンダー等の設備投資も考えましたが償却出来ない場合の不安を思ったとき、身近な所に「ゆうゆう舎」があって本当に良かった。

↓写真は既に依頼した加工が終わって戻って来たカッティングボードですが、確認したところ一つ一つ丁寧な仕事をしてありました。

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これが最初で最後にならないよう延々と継続していきたいところに、主な販売経路になっている「ふるさと納税」の仕組みに変更の指導をする報道がありました。

具体的には寄付金に対する返礼品の割合をこれまでの50%から30%にしろ、との事です。

返礼品のこれまでの割合が50%と言っても送料と事務手数料+私の方の梱包資材、梱包手数料その他お礼文発行等の事務手数料コミコミの金額ですからね、1万円の寄付申し込みがあったら私に最大5,000円売上が入る訳ではないんです。

だから50%⇒30%は凄く痛いです、国からの指導を受けて各自治体が具体的にどうするのか決まった訳ではないですが。

単にボランティア活動なら全く別の話になりますが、上記したように私は通常の経済活動の中で「ゆうゆう舎」のような事業所を利用したいんです。

ふるさと納税からの受注が好調なところに来て頭をガツンとやられたような格好ですが地域貢献、社会貢献のほんの一部ですが「やってます」と公言した直後から尻つぼみになっては格好が悪いですから兎に角、なにか考えて頑張るしかありません。

ですから、これを読んでいる皆さん!

どうか工房ki-kiruを応援して下さい! そして、全国の各地域にある障害者就労支援事業所に仕事を依頼しましょう!

尚、それぞれの事業所により得意な仕事が違いますからね、先ずは相談してみてください。



ここ数日の好天で雪解けが一気に進みました、この辺りにも春が来たのかな。

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木工製作記

連日、器を作っています。

4月20日から一週間の個展があるので、出品に間に合うように毎日器を削っています。

3点ほど既に注文が入っているので、ついでではないのですが何か目新しい物を出展したくて頑張っているのですが、慣れない作業なので課題の連発です。

まだ仕上げではありませんが、形が見えてきたので業務連絡も兼ねて紹介します。

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ニレのボウル、全周耳付きです。ボウルではこれが一番大きいかな。長さ方向で25cmくらい。





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ニレの長丸皿とボウル。丸い器は全部全周耳付きにこだわりました。




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ニレの耳付き角皿と少し浅めのボウル。

ニレはほぼ生木の状態から削りだしたので乾燥のために先行して形にしました。が、間に合わないでしょうな・・・


その他の材料は十分に乾燥しているので大丈夫だと思います。

これはクルミの角皿。25cm×25cmくらい
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クルミの長い角皿というか、これはもうオードブルとかを盛るサービングトレイですな。
52cm×25cm
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これはこのままノミ痕を残した作りにしようかな、ここまでしてからカンナで追い込むのに疲れてきたので・・・


ところが、ノミで中削りするのとノミで仕上げるのとでは大違いでした!

一つも楽な事はありません!余計時間が掛かりました!労力と時間を加味するとおよそ2倍くらいは要したのではないかな(涙)
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クルミはサクサクと削れて気持ちいいのですが、器作りに慣れていない事とこの大きさも相まって神経と体力気力が底を突きました。

作品の値段は材料費+時間で積算しているので、これを採算合わせようとしたらナンボになるのか恐ろしいです。

安くしないと誰も買ってくれないだろうし、採算を無視するならば暇つぶしの時しか作れません。

ふ~

日記

ニレ神代の皮むき

ここは近所の製材所の土場です。

昨年から預けていたニレ神代木の皮むきを雪が解けるのを待っていたんです。

神代は土砂に埋もれいていた木ですから、砂や石が物凄く噛んでいるために皮を剥いてからでないと製材してくれないんです。

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もし何もしないで製材して巨大帯鋸の刃が欠けてしまったら弁償しなくてはならない製材所もありますから、これは入念にやらなくてはなりません。

↑の赤矢印が直径60cm長さ約2.4m青矢印は直径47cm長さ2m弱。

チェンソーのソーチェーンを古い切れなくなった物に交換して先ずは荒く全体を削ります。

チェンソーで全て終わらせれは早いですが、私の古くて非力なチェンソーでは直ぐにオーバーヒートするので手道具の皮むき器と交互に使ってやりました。

物凄く重労働です。

表面は脆すぎて簡単に外せるのですが、裂けて割れた部分にこそしっかりと砂や石が噛みまくっているのでその層まで去ると年輪にして10年分くらいは削り落とす事になりました。

ですからもう、皮むきと言うよりも丸太の整形ですね(涙)

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疲労困憊を敢行して力任せに剥いていたら皮むき器の方が先に根を上げて柄が折れてしまいました。

直前にチェンソーも壊れてしまい、作業不能です。

ガーン。

でもこれ本当に最後の最後に折れたので不幸中の幸いでした。

きっと神様か仏様か何かかが「今日は良く頑張った、もう止めて帰りなさい」と言っているのではないかと都合の良い事を考えていました。

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仕事が忙しいので壊れた物の修理修繕は後回しの猿回しにしたいところですが、いつか次回使う場面を想像すると今すぐに直したほうが良いですよね。

柄はニレを用意しました、長さは以前の物よりかなり長いです。

長すぎて使いにくかったらその時に切ればだけなので、このままの長さで作ります。

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ああして、こうして、完成です。

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チェンソーはエンジン関係の故障でなかったので直ぐに直りました。

この日はこんな感じで一日潰してしまいましたが、何れも放ったらかしに出来ない事ですから仕方ありません。

治具

四方反り鉋の台直し

四方反りの豆鉋が切れなくなってきたので台直しをします。

先ずは適当な切れっ端の薄板を台直しをする豆カンナで切れなくなるまで削り続けます。

薄板くらいなら台が狂っていても削れます。

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これをテンプレートにしてシナランバー15mm二枚に線を写します。

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ついでに定規も作る事にしました、シナランバー5mmに線を写します。

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線を移した材を線の約1mm外側で切り抜きます。

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テンプレートを線ギリギリに貼り合わせ、習い加工。

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↑これをテンプレートにして二枚目を張り合わせ(実際にはネジで固定)て更に習い加工をしました。

便宜上、フラッシュトリムビットを使っていますがテンプレートビットを使わない理由はありません。

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両面テープにサンドぺーパーを貼り付けて台直しが完成。

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この台直しを使って定規を整えます。

台直しに密着するまで擦りつけたら四方反り豆鉋用のR定規が完成です。

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肝心の四方反り豆鉋の台直しです、反り鉋の台と違いただ前後に擦るとただのR(反り鉋)になってしまうので台を左右に傾けながら前後に擦り削ります。

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サンドペーパーは180番、過ごし擦るだけでこんな↓感じ。

白くなった部分が削れたところ。やはり中央が減っている事が分かりますよね。

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更に3分ほど擦るとだいたいイイ線まで直りました。

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矢印の部分までは届いていませんが、ここまで直す必要は無いと判断。

試し削ですが、当然スッパスパです。

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これでストレス無く仕事が出来ます。

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