家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。
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木工製作記

杉の一枚板でローテーブルを作っています

数年前に購入していた杉の一枚板、気に入って衝動買いのような感じで入手したのですが、こんなひん曲がった形でしかも深く割れが伸びているので誰も欲しがらないだろうから自宅用にするしかないかなと思っていたら、嬉しいことにこの板をご指名でローテーブルの制作依頼が入りました。

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取り敢えず平面を出さないとならないのですが、どんな顔を出すのか気になって仕方ありません。

鉋で一部を削って見ると凄い杢が現れました。

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おー、これは下手には作れないぞー、と大きな声で独り言を言いながらルーターで平面を出し始めました。


上の写真にある通り、長さ180cm幅70cm弱の作業台からはみ出しているので不本意ですが床のコンクリートに直置きし楔を差してぐらつかないようにして加工しましたが、ヤッパリこんなやり方ではダメですね。

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大雑把には歪みが取れてゆくので見た目には上手く行っているようでしたが、いざストレートエッジで平面の校生をすると、とても許せる範囲の精度ではありません。

さっき「下手には作れない」と呟いたばかりです、急がば回れ、専用台(冶具)を作ってから再開します。

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木工製作記

こんな事もしました

依頼があって網戸の網の交換をしました。

網は黒しか在庫していませんが、それでも良いと言うので引き受けました。ゴムも交換してこのサイズ(トイレの窓?)で1,000円頂きました。

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値段をどうやって決めたら良いか分からず、ネットで調べたら北海道最安値で2,500円となっていました。

多分ベランダ用だと思うので依頼を受けた今回のサイズで1,000円が安いのか高いのか不明です。

自転車のパンク修理が1箇所1,500円、2箇所穴が空いていたら当然3,000円です、私の父が自転車屋をしているのですが1箇所だろうが2箇所だろうが10分か15分くらいで終わってしまいます。

私が腰痛でお世話になっている整体は15分くらいで3,000円、何故か私は2,500円。

工賃ってよく分かりませんが、私の近しい人で儲かってそうな人は少数です。




先日作ったトビ(丸太に引っ掛けてコントロールする道具)の柄がダメ出しを喰らってやり直しています。

材料は持ち込みなので痛くはないのですが、工賃にして10,000円ほど無駄にしてしまったでしょうか。

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前回初めて作ったのでノウハウが無く見本を元に手探りでやったのですが、木が痩せる事を見越して作らなければならず、どこまでやれば正解なのか勘で作るしかありませんでした。

依頼を受ける前に作った実績が無い旨は了解済みでしたが、どんなに言い訳をしたって失敗した事に変わりありません。

でも一回やって失敗すればもう大丈夫、必要な事は理解しました。

ノウハウも身に付いたし、削りの品質とスピードもまた一つ上がりました。

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鉋屑がいかにも厚いですが、荒削りをいかに早く仕上がりに近づけるのかが勝負になります。

これはスプーンなどの直線の無い造形をする場合は全て共通するのではないでしょうか、今は農機具を作っているわけですが決して無駄な時間を過ごしている訳ではないんです。

木に関わることは全て肥やしになります。



使った道具はバンドソーの後にヤスリ、スチール鉋、反り鉋、南京銫、そして最後の仕上げ逆目を止めるのにスクレイパーです、サンドペーパーは使いません。

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スクレイパーは他の刃物ではどうしようもない逆目を止めるの重宝しましたが、一見キレイに見えても艶が全然出ません。

塗装をするのであればアリかもしれませんが、使いどころが難しいと感じました。

そもそも農具なので「用の美」があればそれで良いわけで多少の逆目なんて気にしなくても良いのかもしれませんが、それでは修行にならないので仕上がりには拘りました。

しかし、仕上げが粗いほど手が滑らないのでこの点については余計な事をしているのかもしれません。


木工製作記

ドアを作っています 3

接着剤の硬化後、そのまま設置しました。

当初、未塗装のまま使おうと思ってたんですが設置して見ているうちに「ヤッパリ塗装しないとダメだよなー」と考えが変わり、この状態で塗装を始めました。

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使ったのはオスモのフロアクリア・ラビット艶消しです。

研磨はやりにくかったですが、この状態で塗装したら両面を一度に塗装出来たので都合がよかったです。

ハメ板の一部に塗料が届かない部分ができてしまいましたが、もう今更仕方ないですね。




2回の塗布後、ガラスやノブを取り付けて完成です。

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すごく良いです。

木取りは歩留まりを優先しただけだし、デザインは在庫のガラスを切らずに全体を合わせただけなのに、シンプルな定番の形に収まっているように見えます。

またオスモのフロアクリアの何も塗られていない感じも、木そのものの良さを演出しています。

いつもの事ですが、こんなに良いのなら初めからキチンと考えて作れば良かった、と後悔すらする始末です。



妻は全然気にならないみたいですが、ガラスの右上あたり(赤矢印)の框組部分に光が漏れる隙間があります。

接着剤を入れなかったのは正解だったと思うんですが、ホゾを四方胴付にしてしまったのが光が漏れる原因です。

二方胴付(平ホゾ)にしておけば木が痩せて隙間ができても問題無いですよね。

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本来ならドアの制作前に必要なノウハウを学習するべきですが、なんたって自工房のリフォームですからチャッチャと早く作りたかったんです・・・

でも次は大丈夫、失敗は最高の先生ですから。

で、あまり関係ないかもしれませんが先だって作っていた壁の方も巾木などを取り付けて完成しています。

床と壁の間の荒隠しにサクラの巾木(白矢印)、ドア枠(青矢印)はニレです、一般的にはこのような内装に無垢の銘木を使うのはとても贅沢ですが!私にとっては一番安上がりな選択です。

そもそも、お金があれば全て業者にやってもらいますよ、業者に。





夜、自宅へ帰ると「ピンポーン」と鳴り、たった今捕れたばかりのシマエビが届きました。

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抱卵した大きいのがメスですから、オスは大きくならないのかな?

いただいたエビはすぐさま塩ゆでにして一杯やりました。

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最高に美味かった。

いつも有難うございます。



木工製作記

ドアを作っています 2

羽目板のハメ合わせ具合を確認しています、相変わらず加工中の写真を撮り忘れています。

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加工は全て昇降盤でやりました、ルーターの方がキレイですが速さが全然違います。

どちらで加工しても結局は鉋なりサンダーをかけなければなりませんから早いほうが勝ちだと思います。





それぞれの接合部を調整して部材が揃いました、羽目板はハメ合いが硬かったので外さずにこのまま組む事にしました。

塗装はしない前提で作っています、塗装するのであれば一度羽目板をバラして組む前に塗布しなければなりません。

組んだ後では塗れない部分がありますからね。

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先にこの框組から、これはガラスが嵌る部材ですが窓枠でもないような気がするんですが正式には何という名前なのでしょうか?

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これはホゾを押し込んだだけで接着剤は入れていません、木の収縮の影響が大きい部分ですから。




そして本体と合体!

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ドアノブが写っていますが、これは撮影用のヤラセでチョコンと乗っかっているだけ。

自家用なのでホゾを硬くしたつもりはないのですが、いくら強く叩いても入っていかなかったので往生しました。

たまたま妻がそばにいたので手伝ってもらって、やっとやっと組む事ができました。もし一人でやって失敗したら、と思うと冷や汗もんです。

組機があればそんな苦労はしません、欲しいな組み機。




そして、作っていた額縁とドッグフェンスが仕上がりました。

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ドッグフェンスの方は完成写真も設置した写真もありません(汗)

どちらも既に納品済みです、気に入って頂けたかな・・・

木工製作記

ドアを作っています

昨年入手した楡の梁の古材、いよいよ使ってやろうと思い重い腰をあげました。

解体作業に立ち会った際に家主の奥様に聞いたのですが、実に築70年だったそうです。

古材というと煤で真っ黒なイメージがあると思いますが、囲炉裏やストーブの無い倉庫だったために意外とキレイに見えます。

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住宅ではないので釘も少ないですが、目を凝らして何度も引っくり返して調べますから面倒です。

状態はあまり良くなく大きな割れが目立ちます、選別してダメなところは刻んで半分以上は薪にしました。



比較的良いところを製材し養生。

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全てを板にするには時間も体力もなくて今回はこれだけ。

それにしても楡とは思えないほど軽く柔らかいです、元々神代っぽかったのか70年経ってスカスカになって来たのか分かりませんが全体に赤みが強いのも納得いかない感じがします。

楡の別名はアカダモと言うし昔の楡はもしかしてこれくらい赤い物が多かったのでしょうか。

板目を見ると正に楡そのものなのですが、感覚的な比重や色、加工時の匂いなどから私の知っているニレではない感じです。



何者か不明なまま加工をはじめます、工房の自家用建具ですから別に気にする事はありません。

基準と分決めをして、何故か一番最初にドアノブを取り付けるための加工からはじめました、別に意味はありません。

彫り込みは久々にトリマーをこのように使い、角はノミで去らいました。

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各部の接合は、自分で使うものなのでバンバンとネジを打って簡単に仕上げようと思っていたのですが・・・

昨夜見た和風総本家の影響をモロに受けて、「チャンと作らないとダメだなぁ」と考えが変わり、ホゾミゾの毛描きをしたのですが久々にやると面倒ですね。

部材がそれなりの数があるので毛書きだけで2時間はかかったと思います。

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ホゾ穴を空ける機械も、「あれ、ここはどうするんだったけ」などと一々考えながら調整をしていると何だか他人の機械を使っているような変な感覚を覚えます。

何事もそうですが、使わないと直ぐに忘れてしまいます。しょっちゅうイジっていないとダメですね。
なんたって、稼働率が悪すぎて何時まで経っても償却出来ないなんて宝の持ち腐れですから。

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でもホゾミゾを用いるのは、今のところ売れるかどうか分からない提案型の展示品や工房の備品や自家用だけなので辛いです。

接合部は採算ド返しで積算しないと機械の使い方すら忘れてしまうかもしれません。

最近、三相動力の比較的大型の木工機械を「使うんならタダでいいから譲るぞ」というお話を木工関係の経営者から複数いただき、都度現物を確認しに伺った行くのですが実際に貰い受けるに至ることはありませんでした。

先方で機械を使わなくなった理由はだいたいどこも同じで、「競争で生き残るために昔やっていたような加工は自社ではやらなくなった」です。

三相200Vの機械を使わなくなって、電気代が勿体ないから動力電源の契約を辞めた工場もありました。

中には倒産した木工関係の工場から引き上げてきた新品同様のきれいな機械が複数なんてのもあり、その木工機械の背景にある人間模様などを想像すると胸が痛くなったりもしました。

では何故タダにもかかわらず、もらわないのかと言うともう既に同じような機械を導入している事と、大きすぎて私の工房には設置場所が無いからです。


中古の機械でも導入する際は簡単には購入出来ない高価な物ばかりですが、必要がなくなれば二足三文だし貰い手がなければそれはゴミです。

私は、せっかく借金までして導入した機械達を許される限り使いまくりたい、そんな仕事を模索したいと思います。







木工製作記

額縁を作っています

モールで正しいでしょうか、フレーム内側のちょっとした装飾の留め加工をしています。

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少し長めに用意しておいて、少しずつ追い込み現物あわせをしました。

面倒な作業ですが、集積誤差を埋めるにはこの手順が一番良いとおもいます。

甲斐あってピッタリに納まりました。

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これを一旦外して面取り。

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幅が約2mmだし、機械でやるよりこの方が趣が出ます。

窓枠であればガラスを押さえる役目をしますが、これは単なる装飾ですから見た目にこだわり接着剤で貼りました。

鋲の頭やネイラーの穴を気にしたためです、些細な事ですが。

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裏側にはこんな加工を

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ガラスも切りました、形が出来たので仮組みをして印象の確認

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実に男らしいワイルドな感じになりました、でもジャンクっぽくはない大人の額縁になったんじゃないかな・・・

好き嫌いが分かれるでしょうか。

この後塗装をして金具を付けたら完成です。

日記

春になって急に忙しくなりました。



基幹産業である一次産業の皆さんの動きから少し遅れる形で私も少しですが仕事が増えてきました。

地域性をモロに受けているようですが、実際に作っている物はあまり関係ありません。

私がここで木工をしている事が少しずつ周知されて来ているのだと思います、多分。



これはドッグフェンス、玄関に丁度良いサイズのが市販では見つからないので私に依頼がありました。
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はじめはホゾ組で材も固くてシッカリした物を提案しましたが、何度か打ち合わせをしてこの仕様になりました。

材はホワイトウッドと丸棒、接合部はボンドと木ネジ、座グリをしましたがネジ頭は隠しません。





こちらは額縁の制作依頼です、都合により打ち合わせの時間をしっかりとる事が出来ませんでした。
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この打ち合わせに時間を費やせない場合が一番難しいです、もし全然勘違いの物を作ってしまったらアウトです。

でも私らしさを出しながら依頼者の満足を得られたら、それは最高の結果となります。

この難しさが醍醐味というか、楽しさそのものだという気がするんですね・・・




材は当初ブラックウォルナットで進めていましたが、よりイメージに近いタモのスモークウッドに変更しました。
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こちらの方がワイルドさとか力強さといのか男らしい感じというか殴り仕上げのようなフォルムを演出するハズ。

打ち合わせの際に依頼者様の内装を確認すると、いくつかフレームが飾られていて全体的にナチュラル系のフレンチでシャビーが私の印象でした。
※実際と私のイメージに差が多少なりとも有るとおもいます。



で、形にしたらこうなりました。
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白いテープは接合部の覚え書きです、こことここを合わせるのだぞ、という事ですな。

接合はビスケットジョイント#0です、フレームの幅が60mmなので#0でもギリギリでした。




呑気にやっているつもりはないのですが、今年もそろそろ5月が終わろうとしています。

昨年敷いた玉砂利の下からいつの間にかチューリップが出ていました。
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工房の庭では日毎に新しい花が咲いています、私はいつごろ咲くのでしょうか。

日記

妻の作品

またまた妻の作品の紹介です、しゃもじのようなヘラと小さなスプーン。

因みに最終仕上げは私が担当しております。

材は国産山桜
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恒例のひっくり返してハイ、ポーズ (^-^)/
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小さいスプーンの裏側が実に女性らしいラインになっています。

子供スプーンと言ってよいでしょうか。

ヘラの方は微妙な拘りのラインを施しておりますが、全体に普通の形です。

酷評のつもりではないんですよ、普通に見える形を意図して作るのは意外と難しいんですから。




横から見ると加工の苦労が伺えるでしょうか。
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写真のピントが台の方に合ってしまいました・・・

横から見て真っ直ぐだと簡単だし材料も節約できますが、これはそれなりの厚みから削り出さないとこうはなりません。

スプーンの方はまるで尺取り虫です、乾燥して木が反った訳ではないんですよ。

只今の妻の表現力が、こうさせたのですな。


日記

トビの柄を作りました



皮を剥いた本イタヤを挽き割用の帯鋸で角材に
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手押しでシッカリ直線を出してから自動で分決めをしました。



輪郭を毛書いて引き回し用の帯鋸で線の外側を切り離します
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常盤を45度に傾けて角を落とします、ピッタリ45度にしたかったのですが少しずれてしまいました。
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でも少しくらいは全然問題にしません。



ここからは手加工、カンナでひたすら滑らかに。
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ところが素性のせいなのか、どっちから削っても逆目が止まりません。

仕上げに近づくにつれ、ゆっくりとカンナを進めて手応えが怪しく感じたら反対側からの繰り返しです。

更にはトビ口を現物合わせしながら少しずつ追い込んでゆきます。

トビは斧や玄能と逆で下から金物を差すんです、ですから下からだんだん太くすれば絶対に抜けない理屈になっています。

トビ口を柄の元から入れて大体25cmから30cmくらい残して止まる所まで来ました。
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この状態ではこれ以上どうしたって入ってゆきませんが、私の仕事はこれで終了です。

この後はトビ口を焼いて地金が緩くなったところで先端まで叩き込み、なじませるのだそうです。

なるほどなー。

日記

壁、完成しました。

と、言ってもドア枠を取り付けただけで、まだドアもないし巾木も施してませんから完成は嘘ですがここで一段落。

これ以上手を加えるのは滞っている仕事を終わらせてからです。

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水場の内側から見たところ。外套などを入れるロッカーとゴミ箱と言うかただの木の枠なのですがそれを水場側に入れました。

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流しと壁の間に棚を新設。

刃物研磨道具と塗装関係を収納したかったのですが塗装関係の道具を入れ忘れています。

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スプレーを引っ掛ける枝のフックバーが今回の目玉でしょうか。

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このバーはその辺に落ちていた枝を拾ってきて皮を剥いた妻の力作です。

イメージを形にする、それをほぼプライスレスで実現した我が妻はどれほど贅沢な時間を過ごしたことでしょう。

私はこのような自分で使う工房の設備をいくらキレイに整えようとも売上には反映しませんから時間をかけるほど精神的には追い込まれてゆきます(笑)




枝をそのままビス止めするのは芸がありませんから棚と枝の間にカラーをはさんで浮かせてあります。

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この枝のバーも含めて棚全体が全部ビス止め、ボンドも着けていなければ手押し自動カンナすらかけていません。

研磨も塗装も無し!!

あー気持ちいい、必要な機能だけあればそれで良いし、なんたってあっという間に完成しますから。

木工製作記

工房に壁を作っています。

リフォームのような事は当面やらない方針でいましたが、物置が無くなってしまって中に入っていた物が工房内にスライドするように移動してきたために、やむを得ず収納等を新たに作らなくてはならなくなりました。

屋外に物置を新たに作ったほうが良いかなとも考えましたが、また大きな風が来てあっという間に吹き飛ばされるかもしれませんから仕方ありません。

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今作っている壁は作業場と水場(台所)の仕切りになります。

作業場が少し狭くなりますが、粉塵を嫌う塗装関係などを保管するには都合がよくなりますし、飲食の支度をする事もありますから本当はもっと早く作りたかったんです。

垂木を格子状に組んでネジでバンバン止めて石膏ボードを貼り付けました。

巾木などで粗を隠してから塗装するのが本当なのでしょうけど、マスキングが面倒なので先にペンキを塗りました。

マスキングが全く必要ない訳ではありませんが、畳6畳程の壁のマスキングに30分、ペンキを両面で2時間でしたから、この手順の方が随分早くできたと思います。

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明日、二回目のペンキを塗って巾木やドア枠を設置したら造作の方は完成です。

大工仕事は進捗が早いです。

日記

本格的な春の実感。

スマホの調子が悪くてしばらくの間写真を撮せなかったのですが、電池交換と合わせて修理してもらったら外観も新品になって返って来ました。

明細を見ると交換部品がとても多くて、元々のパーツは一つでも流用できたのだろうか?と思ったくらいです。

だって、製造番号すら新しくなって戻ってきたんですから。

ま、とにかく、カメラを使っても問題が起きなくなったので一安心です、これからは以前のように様々な風景をお届けできます。



トビの柄の制作依頼、材料は持ち込みです。

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イタヤの四割が二本、「イタヤカエデですか?」と伺うと「いや、カエデじゃない。本イタヤだ」と言いました。

木の末が上、元が下、木裏が腹、木表が背と指定が入りました。




お昼時に知り合いを訪ねたら昼食を誘っていただきました、私は妻の手弁当があるので昼飯をあてにして行った訳ではないんですよ。

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昼間っから炉端です、参加者全員お酒ぬきでしたが贅沢な一時でした。



工房の庭は日を追うごとに入れ替わって花が咲いています、この日はスイセンが顔を出しました。

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桜も満開です、タイヤも履き替えました、農家も漁師も忙しそうです。

本格的な春の実感。

日記

またブログの更新が少し滞りました、これは私の心身の疲労や甘えから「明日に持ち越したって良いではないか」という気持ちになる時期があり、またその連続で起こるものだと理解しています。

このブログの更新を楽しみにしている数少ない訪問者の方には本当に申し訳ないのですが、書く記事が無いのではなくて忙しさ、疲れ、あるいは晩酌後の酩酊による至って自分勝手な気分次第によるものなのです、どうかお許し下さい。

そんなルーズな私にも時々襟を正す時があります。

先日、とある方の奥様が亡くなられました。特別近しい間柄でもなかったし、そもそもお会いすらした事が無ったのにその事がなんだか悔しくて悲しくて、つまり年甲斐もなく同情してしまったんですね。

今年は御夫婦揃って私の工房にお越しになる計画もありましたから、私自身楽しみにしていてその事も起因しているんだろうな・・・

そんな気持ちを文章にするとどんどんチープな作文になりそうですから、かいつまんで、私は私の人生を少しでも後悔の無いように日々を生き抜く。そう思って生きてゆくしか無いような気がします。

不謹慎かもしれませんが、悲しい死をみる度にそう感じるんです。




ここ数日の出来事です。

大樹町で倒木の処理、ここはトドマツが多くて全身松ヤニだらけになりました。

松ヤニはシンナーで拭かないと落ないそうなので、使い捨てにしてよい作業着でないと後悔します。

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トドマツは枝も葉っぱも松ヤニだらけ、写真を見ただけでも松脂の匂いがしてきます。



倒木はトドマツだけではなくて、良い薪になる雑木は現地で玉切りして持ち帰ります。



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タモが多いですが、クワ、ニレなどが満載になりました。

これだけあっても厳冬期には2週間で無くなってしまいます。

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工房に持ち帰り、全て割って薪にしようとしましたが比較的太い材は見れば見るほど勿体無く感じて一部を挽いて板にしました。

現地で全て薪用に玉切りしてしまいましたから短い板しか取れません。

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クワなんか凄く良い肌なのですが・・・

後は割れずに乾燥が進むのを祈るのみ。

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