家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。
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木の乾燥

木の乾燥 3

タモの乾燥比較を実験してから実質2週間以上経過しました。

以後蓄熱暖房器の上で低温乾燥させて毎日の計量をしていたのですが、約1週間後以降の重量変化はありませんでした。


高周波を当てていないタモは359gで113g水分が飛び、乾燥しました。
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高周波を当てたタモは351gです。こちらはマイナス121g。
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両者とも乾燥開始1週間後以降の重量の変化は無く、更に2週間以上経った今でも同じです。

これ以上の乾燥は無いという事なのでしょうか。


そこで肝心な含水率なのですが、自分は含水計を持っていないので調べられた範囲の計算方法なのですが・・・

乾燥前に300×80×25mmあった材は今測ってみると290×79×22mm。

長さ方向が10mmも短くなっていて、乾燥による収縮は主に幅方向ですから、なんだか乾燥前の採寸にミスがあったような気がしますが、もう確認もできませんから乾燥前の寸法は無視します。

で、現在の体積は504立法センチメートルで350g。

様々な見解があると思いますが、一応の目安としてタモの気乾比重は0.65とします。

気乾比重とは含水率12%(平衡含水率)の状態の時に水1に対する比重です。

水は1000立法センチメートルで1kg

高周波処理のタモは504立法センチメートル。

504÷1000=0.504ですからこのテストピースの含水率は0.504÷0.65×12=約9.3%です。

?何か間違っているでしょうか・・・


私は元々計算間違いによるスミ線の引き違いが激しいですから、この計算方法が根本から間違っているかも分かりませんが、とりあえず乾燥しきったのではないか、高周波処理をしていない材も重量にさほど差はないのでそちらももう良いのではないか、と思い込みたい・・・

これらのうやむやは、含水計で計れば直ぐに解決しますので今度お金に余裕ができたら買って確かめます。

何か誤りを見つけた方はご指摘ください。



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木工製作記

木工やってます

連日、ニレのコーヒーテーブルを作っているのですが、基本的な作り方はタモのスモークウッドの時と同じなのでたて続けて同じような報告をするのもナンだろうと思い記事にすることを躊躇していました・・・

只今の進捗状況はこんな感じです。
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今回、足の整形時の材の固定はボルドーさんのアイデアを参考にさせていただきました。

何故はじめからこうしなかったのだろうか、と考えてしまうくらい快適です。



三台分の丸いテーブルトップを重ねたらどこかで見たような写真になってしまいました。
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思えばあれですね、漬物の蓋です。

代表作ですからね、私と漬物の蓋は切っても切り離せない縁があるのでしょう・・・

タモのスモークウッドの時との変更点は吸い付きアリ桟の蓋に槐(エンジュ)を使ったくらいです。

ご存知ない方もいるかと思いますが木にも花言葉が有り、槐(エンジュ)のそれは「上品 ・慕情」又は「あなたを守ります」です。(他にもあるかも)

またニレの花言葉は「尊厳・高貴」又は「威厳・愛国心」などがあります。

素性からいって地元北海道産は間違いなさそうですから槐は犬槐(イヌエンジュ)、楡は春楡(ハルニレ)又は秋楡ですから花言葉がそのまんま当てはまるかどうかは分かりませんが、いずれにしても加工にあたっては背筋をキチンと伸ばすような気持ちで望まなければイカんのではないかと思うんです。

そして、バンドソーの荒削りも多用して効率をはかったのですが・・・
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このあとの手道具による整形に難儀しているんです。

サンダー系である程度やってしまえば早いんですが、サンダーをかけたあとに刃物を使うのは抵抗がありますから出来るところは刃物で終わらしてそのあとにサンダーをかけたいと思っていたら、長時間の地道な作業になってしまって何時まで経っても終わらない感じです。

大樹町の彫刻家M野さんがこれを見て、「これはもう既に木彫だな」 と言っていました。

そういえば以前、彫刻はキリが無いのでどこかで止めなければ延々と終わらない、と聞いたことがあります。

私もどこかで線を引かないと、足がとどんどん細くなって、最後には無くなってしまいそうです。




連続の整形作業はコンが詰まってしまうので、合間に製材をしています。

長さ50cmくらいの丸太を挽き割ると腐れなどの欠点が見当たらない槐の良材でした。
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雑木の中にポツンと生息していると言われる槐は、今後太い良材はもう手に入らないだろうと思われる貴重な材となってしまいましたから、これは大事に使わせていただきます。

割れ止めを施して桟木をはさみ、しばらく休ませます。
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このサイズは自宅でのナンちゃって人工乾燥はできませんから、どこか風通しの良い所で保管しましょう。

日記

春近し

北海道に遅い春の到来を感じる今日この頃、山菜シーズンにはまだ早いのですが秘密の穴場へクレソンを獲りに同行させてもらいました。

内地の方々から見れば真冬の風景としか見られないかもしれませんが、気温の上昇と共に雪が溶けてきて本格的な春が近い事を地元の私たちは肌で感じています。


広い雪原を横断するためカンジキを履いていざ出発。
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今回同行させていただいたのは、いつもお世話になっている「蕎麦屋一秀」の高橋さんです。赤いツナギがトレードマークですからもう説明はいらないかもしれません。


この雪原の向こ水が沸いているところがあり、高橋さんが所有者の許可を得てクレソンを蒔いたのだそうです。
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先日の降雨が雪原の表面を凍らせたので、足が埋まるところが少なかったため途中でカンジキを脱ぎました。

途端に辺りの自然に自分自身が馴染むような感覚になり、体も心も軽くなったような気がします。



程なく秘密の場所に到着。

分かりにくい写真ですが湧水が小さな川を作り、すぐさま滝となって下の歴舟川へ落ちています。
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そしてそのすぐ反対側が浅い池のようになっていて一面にクレソン。
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この場所は昔、本わさびの栽培をしていたそうで、その名残のように僅かですがワサビも根を張っていました。

ワサビの根をかじってみましたが、その風味も何も感じませんでした。(笑)

残念ながらこの日はまだワサビも育っていなかったしクレソンは褐色で食べごろではありませんでしたが、済んだ水と空気に心が洗われたような気分でした。

地元の人には見慣れた当たり前の風景なのだと思いますが、間違いなく素晴らしい環境です。

北海道ですから自然が比較的多く残っていて、基幹道路から脇に入るとどこにでもありそうな風景ですが、気を付けなくてはならないのが観光地ではないので、個人所有の土地に入らなければ辿り着けない場合があるわけで所有者の了解がなければ地元の私たちでもトラブルが起こる危険があります。

一般には所有者が誰でどこに居るかなんて分からない事の方が多いと思いますから、そんな時は清く諦めましょう。

当然、侵入者の安全を確保なんてしていないし、ヒグマの巣でもありますからね。

日記

今日こそは・・・

今日こそは更新しようと思っていたのですが、その元気がありません。

ブログねたは尽きないのですが・・・

木の乾燥

木の乾燥  2

割れ止めをしていない木の乾燥が四日間経過しました、一日経過後の割れが激しく見られましたがそれ以降は落ち着きました。

始める際の計量をしていませんから比較ができない事と、見た目に全く変化が無いので写真は載せません。

割れ止めを施した方の木は乾燥、丸三日目です。

電子レンジを使っていないタモは426g。乾燥前は472gでしたから、46g水分が飛んだ事になります。
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電子レンジで乾燥をかけた方は397gでしたから、乾燥前とは75g水分が飛びました。
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電子レンジを使っていない材との差は29g。乾燥初日の両者の比較は26gでしたから、電子レンジで乾燥をかけた材の方が3g乾燥が進んだ事になります。

写真では表面上の見た目に差は無いように写ると思いますが、電子レンジを使った方は反りが目立つのに対して電子レンジを使っていない方のタモは全体的に乾燥が進んだのか、目視で歪みは感じられません。

また両者とも割れの入り具合は乾燥前とほとんど変わりませんから、白ボンドによる割れと止めは効果があった事になると思います。

何時もお世話になっている銘木ショップの木蔵さんに尋ねると、そちらでも割れ止めに白ボンドを利用しているそうです。

他の情報をネットで調べた際も、一般的な割れ止剤よりも白ボンドの方が固定力が強いと書いてあるのを見かけました。

ですが、私の割れ止めを塗る場所が違いました。本来は小口だけでなく小口周辺もハチマキを巻くように塗るのだそうです。

人工乾燥済みの材を購入しても、あるいま10年以上寝かせた材も加工中に割れが入る事がありましたから、これからストックする木材は可能な限り白ボンドを塗っておこうと思います。

乾燥に従う木の割れは小口の面積に比例して起こるようですから、厚みのある高価な材から順にですね。

完全に木が乾燥しきっていても、その後の環境で保管場所の湿度と平衡しようとしますから人工乾燥を施した材だからといって購入後の割れや反りが起こらない保証をするものではないようです。(ネット情報)

ならば、わざわざ乾燥した木材を買う必要がないのではないか、というのは早計で人工乾燥と天然乾燥では同じ湿度でも常に人工乾燥材の方が2~3%含水率が低いことから同条件において人工乾燥を施した木材の方が狂いが少ないのだそうです。



これは私が晩酌に好んで飲む発泡酒。
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開封前の計量を忘れてしまいましたが、私が木材の乾燥に気を奪われていたらいつの間にか中身が無くなっていました。

我が家はオール電化、蓄熱暖房の新築マンションなので機密性が高く冬場の湿度は40%以下。

あらゆる物が蒸発してしまうんですね・・・



木工作業もしていますよ。
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写真は吸い付きアリ桟のミゾを加工したところ。

今日も南十勝は悪天候の為に帰宅困難の危惧(妻情報)があり、作業は午前中で中断しました。

遅々として、なかなか進まないので歯痒いです。

木の乾燥

木の乾燥

朝起きて、一晩暖房機の上で乾燥させた木を見ると見事に大きく割れが入っていました。

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一晩でこんなに割れが入ってしまっては、ここから何かに加工する気はなくなってしまいました。

もともとは燃やす前提で置かれていた薪ですから、勿体無い気持ちはそれほどでもありませんが、なんだか釈然としません。

木材の乾燥も会得するにはハードルの高い難しい技術なのだろうと思ってはいたものの、私が生木同様の木から乾燥をさせて加工する事はこれまで想定していなかったので、良い機会ですから時間の許す範囲で少し掘り下げてみました。

自宅暖房機上雰囲気の室温は33度、湿度は32%を指していますが、私が温度計を目視で確認した最高値は室温40度、湿度29%でしたから天然乾燥とは言えないこんな環境でもそれなりの幅があるようです。

ネットで簡単に入手できたいくつかの情報ですが、人工乾燥には高温乾燥と低温乾燥の他、高周波乾燥や燻煙による乾燥方法などがあるようですが、今回私が行った条件は温度40から60度、湿度30から40%の低温除湿乾燥に近いですから条件としては完全でなくとも不足じゃないのではと思いました。

で、何故割れてしまったのか簡単に言えば、表面乾燥から進むので内部との体積差が生じる事と割れる方向の動きを物理的に抑える割れ止めを施していなかった事か主な原因なのだろうと思います。

※ 簡単に調べた範囲の知識しかありませんので、「当たらずとも遠からじ」の感覚で読んでいただければ幸いです。

そこで新たなテストピースで乾燥による割れ止めの考察を始めました。

300×80×25mmのタモ(これも生乾きの薪材)の同じサイズを二枚用意して割れ止め材に白ボンドを多めに塗りました。

写真は同時刻に用意したイタヤカエデとニレです。肝心なタモを撮り忘れていました。
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乾燥による割れはその小口の断面積に比例するようですから、もっと太い(厚い)材でテストするべきですがそれほど豊富に適当なサイズの木があるわけではないので、その辺はご容赦ください。

この割れ止めを施した状態のタモを自宅に持ち帰り、質量を量ると472gでした。
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このタモはこのまま暖房機の上で低温乾燥させます。

もう一枚用意した同じサイズのタモを電子レンジに投入しました。
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これは高周波乾燥との比較をしたかったため。

木材の高周波乾燥設備との比較は無理があるかもしれませんが、私が自宅で出来る範囲ですので割り引いて見てくださいね。

高周波乾燥は内部から木材全体に短時間で95度まで温度を上昇させるため、表面から乾燥が進む他の方法に比べると小口割れが発生するリスクが少ないのだそうです。

デメリットもあります。短時間に急激に水分を放出する際に同時に木の油分も吹き出してしまうので電子レンジ内部が油でベタベタなってしまいますから、そのためにキッチペパーを巻いて加熱しました。

また油分が少なくなることから、木が持つ「磨けば磨くほど艶がでる」特徴がなくなってしまうようです。

私は仕上げにオイルやウレタンを塗布しますから、その点は問題に感じなかったのですが間違っているでしょうか?


500Wを1分間、少々冷ましてもう一度同条件で加熱すると蒸気と共にタモの匂いがプ~ンと立ち込みました。

熱々の加熱したタモのキッチンペーパーには油染みが着いて、これを剥がし量りにかけます。
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電子レンジで高周波により加熱乾燥したタモは446g。加熱前は472gでしたから26gの水分と油分が飛んだことになります。

加熱前からあった細かい小口割れの他に新たな割れは確認できませんが、歪みが生じています。

2回目の加熱の間に充分な養生(木を寝かせる)を行わなかったことが原因でしょうか。


急激な乾燥を繰り返すと木にダメージを与えるだけですから、この後は暖房機の上で他の材と並べて様子を見ます。
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左4枚が割れ止め無し、右三枚は白ボンドを塗布。

木の乾燥

お宝発見! 1

朝、路面にうっすら積もった雪に誰かが落書きをしていたのを見つけました。

多分、近所の小学生が登校する際に遊びで描いたんだと思うんですが、遊び心というのは精神的に余裕があるというのか、心が豊かな証拠ではないかと思いました。

何故ハートマークだったのか、これも何か精神状態が現れているのではないかと思うんですが、とにかく子供って素晴らしい。
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でも、本当はオバさんだったらズッコケちゃうな。

オジさんだったら、もっとがっかりするんだろうな・・・否、逆に素晴らしいか。

私も朝の忙しい出勤時にこんな素晴らしい落書きができるような素敵なオジさんになりたい。

それを誰かに見られても 「気持ち悪い」 と思われないような人間になりたい・・・



本題に入ります。

コーヒーテーブルの製作中なのですが、今週は全然進捗はありませんでした。

数字で表すと、進捗率5%くらいでしょうか。

記録的な降雪の影響が大きいのは間違いないのですが、更に追い打ちをかけるように新たな楽しみを見つけてしまったんです。

それは、以前にも記事にした薪の中のお宝発掘です。

山になっている薪置き場からある程度選別して移動用の箱に入れてストーブの近くに運んでくるんですが、この状態でそのままにしておくと誰かが単なる薪としてストーブにくべてしまい、その樹種がなんだったのかも気付かれないまま燃やされ灰になってしまいます。
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そして、その雑多な薪の中から掘り出して製材したのがこちら。
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引き割ってカンナを掛けて見ると、ヤッパリ燃やすには勿体無い素晴らしい肌が現れました。

写真右からイタヤカエデ、中がイタヤカエデのスポルテッド、左がタモです。

タモは見事な縮み杢が入っていました(赤矢印)、自動カンナの跡ではありません。



特にハッと魅せられたのはイタやのスポルテッドです。バクテリアが導管に入り込んでこんな模様になるんですね。
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木工を始めた頃は「木が好き」という感覚がイマイチわからなかったので、尚更「杢」の価値なんて分かりませんでしたが今は違います。

写真の縮み杢にしてもスポルテッドの入り具合もどうなっていれば価値が高いのかはまだ理解していませんが、今まさに燃やされようとしている薪の中から発見してしまうと気分は高揚してしまいました。


ただこれは、薪用の長さに切られた状態で数年放置されてはいたものの、天然感想とは言い難い環境に置かれていたので手で触っただけでも含水率が高いことが分かります。

ですから他の荒取りした材同様に自宅へ持ち帰り、暖房機の上に並べてナンちゃって人口乾燥を試みました。
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我が家の暖房器は蓄熱暖房なので、手で触っても火傷なんかはしませんが木の乾燥条件には凄く適してると思うんです。

温度や湿度などの数値的な根拠は後日に回しますが、ご覧の皆さんに是非気をつけていただきたいのは、写真のような状態を決して真似してはいけないということです。

使用している蓄熱暖房器具にもしっかりっと大きく注意書きがしてあって、出火(火事)の可能性が高いですから試してみたい方は自己責任でやってください。

この記事は長くなりそうですから、これで一旦区切りたいと思います。

つづく。

道具

裏出し

コーヒテーブルを作ている途中ですが、ホゾの肩口に段差のある部分があって西洋カンナで言うところのショルダープレーンに代わる日本のカンナを使いたかったのですが、調整が必要でしたからテーブルの制作を一時中断して刃物のメンテナンスをしていました。

手持ちの道具に廃業した建具屋さんから貰い受けたカンナがいくつかあるのですが、全て消耗していてそのままでは使えないのでこの際、ちゃんと使える道具に調整しようと重い腰を上げたのです。

種類は底取りの大小、脇取りの右左と際カンナです。

先ずは裏押しです。

裏金以外はだいたいどれも裏切れしていましたから、これを叩いて糸面を再生しなければなりません。
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カンナ身裏の肩の片方だけが太く下りていますが、これは前任者の仕業です。

刃や台をじーっと見つめていると、これを使っていた職人のご苦労が伺えます。


冬場の裏だしは鋼が割れやすいですから、叩く前に温めたほうが良いですよね。薪ストーブで沸かしたお湯に浸しました。
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因みに温めているのは底取りカンナでで上の裏が切れている写真は大阪底取りカンナです。


まだ熱くて素手で触れないうちに玄翁で鎬面を連打します。
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自宅で叩く時は汽車のレールを切ったやつでやりますが、我がくるみ会工房では写真の石の上で叩くのが流儀です。

元会員の大工さんが「これが一番良いんだ」と置いていったのだそうで、以来私は工房で裏だしをするときはこの石を使っているんです。

特に問題無いようですし、この石に使うことに慣れてしまいました。

叩く時のコツは、玄能を持つ方の肘をどこかにあてがい、そこを支点にして叩くと安定するようです。

私は膝に肘を付けて叩いています。



きちんと理解してやれば、結果は伴います。
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左側の肩が少し広がってしまいましたが、目をつぶってください。

初めて叩いた時は裏が全く出ませんでしたが、何回かやっているうちに出来るようになりました。

習うより慣れろです。

木工製作記

コーヒーテーブル製作中

このところ、こちらの地方では大雪が降って除雪、大雪が降って除雪を3回くらい繰り返していて木工が思うように進みませんでした。

中間に妻の誕生日があり、妻の弟家族が揃ってお祝いに来てくれたのですが、女性の年齢というのは都合の良いもので誕生日を迎えた我が妻にいくつになったのか尋ねると 「 47歳! 」 と平気で答え、翌日同じ質問をすれば 「 46歳 」になっていて最後に聞いたときはとうとう42歳に若返っていました。

降雪で作業ができなかったり、妻と休日を合わせなくてはならなかったりで飛び飛びの作業になりましたが一応進捗の報告です。



確定申告の準備も必要でしたから、自宅でもできる整形を先行してやりたかったので脚部から加工を始めました。

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写真はスライド丸鋸を使いホゾの肩口を切っています。

位置決めストッパーにこんな大きなフェンスのような物を用いいていますが、これは肩口を決めているだけなので問題ありませんが、切り落とす際の位置決めにこんなやり方をするのは自殺行為に近いので絶対にやってはいけない例ですね。

切り落とす場合のストッパーは反対側ですので悪しからず。




ホゾとホゾ穴を加工しました。
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ノミによる手加工の調整は天板一枚タイプのひと組のみで、これを自宅に持ち帰ります。



夜の部や降雪で工房へ行けない時に自宅で南京カンナを使い少しずつ形を作っています。
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降雪もなく工房へ行けた時に全ての臍溝を整えました。
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これが意外と時間がかかる作業でこの日はこの加工だけで一日を要してしまいました。



最後に叩いて入るところまで入れて、並べると不思議と満足感がありました。
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