家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。
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木工製作記

魚干し製作 4

自宅の茶の間でフレームを圧着しています。

パイプクランプを使っていますが、今回の額縁のような細いフレーム構造にパイプクランプは向かないようです。

ハタガネやパラレルクランプのような直角に締め付けられる構造でないと、どうしても接合部に歪みができるようです。

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私はパラレルクランプや大きなハタガネを持っていないので、二組目以降の圧着からアルミクランプバーを使いました。↓

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劇的な効果はありませんが、パイプクランプよりは良いようです。


数回に分けて全てのフレームが組み上がりました。

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段欠きの出会う部分をノミで成形しています。

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段欠きの削り幅は3mmなので、あっという間にきれいになりますが、晩飯の支度が出来ているので妻から「もう止めなさい」 と促されてこの日の作業は終わりです。

茶の間でやっていますから仕方ありませんが、のっている時はそのまま続けていたいですよね・・・

私は仕方なく片付けながら「チッ、」と舌打ちをしました。もちろん妻には聞こえないようにです。

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木工製作記

魚干し製作 3

スミ線を引き、その真上に等間隔で8mmの穴を開けました。

これは串を掛ける桟を加工しているところです。

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スミ線に沿って切り分け、厚みを揃えます。

私には高価な新品のドリルビットを使いましたが、掘削面が荒いですね。

送りが早すぎたか、柔らかい木には向かないビットだったのか、あるいは単に技量の問題か・・・

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これなら時間がかかっても、トリマーでやった方が良かったです・・・


その他の成果です、夢中でやっていたので加工中の写真はありません。

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15mm厚に揃えた材の幅と長さを決めて、網を収める框材の段欠きをトリマーテーブルで加工しました。

工房でのこの日の作業はこれで終わりです。

加工した部材をまとめていると、私の後ろで見ていた一秀の高橋さんとクルミ会の先輩S井さんの声が聞こえました。

S井さん 「あれ、組み上がったらどうなるんだろうね」

高橋さん 「組むところは絶対見せてくれないんだ」

と言ってニコニコとこちらを見ていました。

そんな事はありません、組むところなんて別に何の秘密もありませんから。

ただ、私なりにこれまでの経緯から私が木工をしている風景を見せたいというか、見てもらい「人」がいるんです。

その相手は、私の妻なのか遺影のお母さんなのかは自分でもハッキリしないのですが、茶の間でするマンション木工も少し残しておきたい気がするんです。

大きな音が出る、うるさい木工は昼間のうちに。

そして手加工などの静かな木工は陽が暮れてから自宅ですれば良い・・・

また、近所の年寄り方も私が玄関先で青空木工をすっかりやらなくなってしまったので、きっと寂しがっているのではないかなぁ。

だから、塗装をするときは外に持ち出して久々の青空木工を楽しもうかと思います。

下の住人、N村のおじさんとかきっと喜んでくれるんじゃないかな。

日記

海鮮で宴会

ある日、クルミ会工房で作業をしていたら一秀の高橋さんから宴会のお誘いがありました。

その会場は知る人ぞ知る、広尾町の観光名勝フンベの滝の上でした。

滝の上にチョットした土地があり、ログハウスなどがある事は知っていたのですが、まさか私がここで酒を飲むなんて思いも寄らなかったので感激してしまいました。

その日、私は通常勤務でしたから仕事が終わり帯広から広尾町へ大急ぎで直行しても着いたのは午後7時過ぎ。

辺りは真っ暗闇でした。
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宴会が始まってから2時間経過していたこともあり、食後のような写真になっていますが、毛ガニ、甘海老の醤油漬け、時鮭の炭焼き、スマ子の醤油漬けなど、海鮮盛りだくさんでした。

会費1000円で飲み物は各自持参です。

勿論、なまら美味かったべや。
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集まった人も様々で、この建物のオーナーで漁師のM山さん、新規就農者のKさん、ギャラリーの経営者、あれはペンションというのかな・・・宿舎の次期オーナーなど様々なお仕事をされている方たちで私と面識のある人はほとんどいません。

「今日はどんな集まりなんですか?」と、一秀の高橋さんに伺うと。

「僕がね、ヘンな人だなって思った人を集めたんだ」と、言いました。

私と新規就農者のKさんが 「うれしいです、呼んでくれてありがとうございました」

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内装を見ると古材もたくさん用いられている様子。

革細工もやっておられるオーナーで漁師のM山さんのセルフビルドでした。

流しやキャビネットなどもハンドメイドでした。

すごい

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ふと見るとウッドショップ木蔵の立島さんが作ったお盆が三枚ありました。
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楽しくて、美味しくて、あっという間に酔っ払って調子に乗って大変失礼な事をのたまいてしまったようです。

私はあまり覚えていないのですが、迎えに来た妻がそう言っていました。

ゴメンナサイ、でも人との出会いって素晴らしい。


後日、木材の見積もりでウッドショップ木蔵に行ったら店主の立島さんが開口一番、「昨日、M山さん来てったよ」

私「あ、本当ですか。私、一昨日M山さんのログハウスで呑んだんですよ」

立島さん「俺も行った事あるよ、あそこ」


十勝って狭いなぁ・・・





感謝

山菜

知人から山菜を頂きました。

ワラビとコゴミとウドです。

部下のH森君からのおすそ分けでした。

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そしてこれは姫竹だそうです。

妻の職場の O樹さんから頂きました。

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十勝に住んでいて竹なんか見たこともありませんが、採れるんですね。筍・・・

あく抜きなどの下ごしらえも山菜の楽しさの一つです、妻と和気あいあいやりました。

美味しかった。

感謝


木工製作記

魚干し製作 2

35mm厚に整えた材を真ん中で引き割っています。

この帯鋸はパワーもありますが、最近刃を交換した事もありストレスなく作業が出来ました。

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挽き割りの腕が少し上達したようで、お助け治具のフェザーボードを使わなくても意外と均一なリソーが出来るようになったようです。

90mm弱の幅ですから、当たり前なんでしょう。



自動カンナで再度厚みを揃えます。

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何とか厚み15mm以上確保出来ました。

完成のイメージが掲載されていませんから、この記事を見て今どこを加工しているのか分からないと思いますが、この挽き割りをした材は全て側面の網を取り付ける框(フレーム)の木取りです。

出来上がりのイメージとしては百葉箱の風通しの良い部分が虫除け網になっている感じです。

尚、脚の部材は収納棚を作った際に同じような寸法なので一緒に切って置きました。↓

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つづく

木工製作記

魚干し製作 1

久々の製作記です。

広尾町宅の近所の奥さんに「魚干す奴、作って欲しいんだけど。材料費くらいは出すからさー」と、頼まれて作り始めました。

知らない方は随分と横柄な言い方だと感じるかもしれませんが、私には分かります。

広尾町の独特な浜なまりもなく、精一杯の「お願いします」の気持ちが込められている事を・・・

勿論、今回も材料費も頂くつもりはありません。

ですが、それほどおごるつもりもありませんから、ツーバイフォー4本で間に合わせます。

まずは、荒木取り。長さ方向をザックリ切っています。

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本当は1×4も必要でしたが、こちらのホームセンターには等級の低い節だらけの芯材しか売っていないので、いくらかましな2×4を引き割ってしまおうと考えました。

手押しで基準面を求めています。
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材の反りは必ずありますから、38mmから削って行き平面、直角、分決めまで行って何とか35mm厚位に収まってくれないかな・・・

自動で厚みを揃えました。
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ギリギリ35mm位でした。
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この後、帯鋸で半分に挽き割りますが単純に35mm÷2とはならないし、帯鋸の切断面はすごく荒れていますから更に削って薄くしなければなりません。

最終的な目標は15mm厚以上です。

つづく

工具

すごい奴らが仲間入り!

くるみ会工房に頼もしい本格木工機械が増えました。

入手の詳細をここに書くのはマズイかもしれませんので控えさせていただきますが、とにかくすごい。

ほとんど使用感のない新品同様の機械です。

これは330mm自動カンナ盤。

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250mm手押しカンナ盤

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昇降盤、もちろんホゾ取りつきです。

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こちらは100Vですが13mm 卓上ボール盤。

卓上と表示がありますが、こんなもん卓上に置けるかよ! と、叫びたくなるほど巨大なスイング360mmスピンドル送り量80mmです。私一人では移動も難しいと思います。

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この他にも研磨機やベルトグラインダ(サンダー)など喉から手が出るほど欲しかった本格木工機械が導入してしまいました。

導入と言っても購入したわけではなく10年の期限付き貸与ですから、私たちは大切に使わなければなりません。

すぐにでも動かしてみたいのですが、如何せん電源が準備できていません。

単相200Vまでは使えるのですが・・・

待ちます。

使えるその日まで。

でも、10年なんてあっという間ですから、そんなに長く待ってもいられないし会員のほとんどは高齢者(失礼)ばっかし。

折角の高価な機械を使わずにして不自由になるかもしれない・・・

そんな事にならなければ良いのですが。

感謝

感謝。

たった今、このブログの訪問者数が丁度10、000人になりました!

9,996人めあたりから妻が自分が10000人目になろうと、いろいろ工作をしていたのですがカウンターの更新も若干のタイムラグがあるようですから、実際にはどうなのか分かりませんが・・・

兎に角、皆様ありがとうございます!

ブログを立ち上げた頃は、一日の訪問者数が0とか1とかのまるで二進法のような感じだったので、今はとても感慨深いです。

継続は力ですね。

今後ともよろしくお願いします。

感謝

一秀の下駄

そば屋一秀の高橋さんから下駄をいただきました。

ロゴマークの焼き印にあるように下駄は高橋さんのトレードマークなんです。

確か冬のすごく寒い時期も下駄を履いていたと思うんですが、その愛用の下駄はなんとご自分で作られたものだったんです。

で、販売用も含めて数足作った中から一足私がいただきました。

材はとてもゴージャスで板はバッコ柳、歯はクルミです。

バッコ柳は最高級のまな板材として知られています。

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家に持ち帰り早速履いてみましたが、鼻緒が私の足(指)に合わないのか、どんなに頑張ってもここまでしか入りません。(汗)

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新品ですから、最初はきつくてもそのうち馴染んでくるのかなと思いこの状態で少し歩いてみましたが・・・

「あ痛たたたっ」

外にでて根性で10歩くらい歩きましたが、そこから下駄を履いたままでは一歩も動けずとうとう裸足で玄関まで戻る始末・・・

「う~ん」

修行が足らないのでしょうか?

それとも、筆を卸すような仕込みが必要なのかしら?

日記

木蔵の「とかち遊木民」の展示会に行きました

少し前の事ですが、「ウッドショップ木蔵」さんで展示会がありました。

最近、木蔵の店主立島さんが私のこのブログを発見したらしく、私が好き勝手に店の事を書いている事がバレてしまいました。

「宣伝しといてよ」と、仰っていましたが、私のブログの訪問者数は一日10数人とか多くても30人くらいです。

ですから、私が毎日宣伝したとしても、その効果はなかなか期待できないと思います。

私の力量不足でゴメンナサイ・・・

アップしたい記事は溜まっていますので、ブログネタに困る事は無いのですが、更新する時間がないんです。

体力の問題といいますか・・・

そんな言い訳を前置きして、2週間くらい前の展示会の様子です。


今回は「とかち遊木民」というアマチュア木工家集団の展示会でした。

展示数は実に500以上!

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そして、そのクオリティにビックリです。

「うわっ、スゲ=」(私)

とても安く価格設定されていたのですが、ホテルのショップなどに置いたら5倍〜10倍の値段でもおかしくないような出来栄えでした。

使っている木も木蔵さんから購入したようですから、神代何とかとか、なになにの何とか杢とか、木そのものに希少価値があります。

勿論それだけでなく、仕上がりがとても丁寧でした。

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こちらは小笠原み蔵さんの作品です。

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値札が見えていますが、この作品の価格は28000円です!

世の中で高く評価されているクリエイターの方の作品は桁が違います。

この日はとかち遊木民さんたちの展示と一緒に小笠原み蔵さんの展示コーナーも設置されていました。
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「ウッドショップ木蔵」がまた西川栄明さんの新刊「樹種事典」に掲載された事でコンタクトがあり、西川栄明さんと小笠原み蔵さとは旧知の仲と言う事で今回のコラボが実現したそうです。

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やはり、と言っては失礼ですが「あか抜けてる」感がぜんぜん違うと思うんです・・・

こちらのトカゲは30000円です。(40.000円だったかな)


「とかち遊木民」さんたちの作品の中にも負けず劣らずすごい奴があり、私たちは今回これに注目しました↓

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まん丸器ではないんです、楕円形。どうやって削ったのでしょうか?

そしてこの薄さ、3mmから4mm厚です!

耳付でこの薄さですから、如何にももろく壊れやすそうなので、ガンガン洗ったりは出来ないと思いますから、オブジェ寄りの作品なのではないかと勝手に思っているのですが、これはお値打ち品だと思いました。

だって、これで1.000円ですから!!!

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プロなら絶対に採算合わないと思います。

「とかち遊木民」さんたちの展示会は年内にまたあるようですから、次開催は是非伺って見てください。

掘り出し物というのか、価格と品質にギャップのある作品がきっと見つかると思います。

我が「くるみの会」は相当頑張らなければいかんな、と思いました。

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