家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。
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日記

チェアーズギャラリーに行きました 4

椅子にはそれぞれ名前がついています。

この椅子はValet chair or Bachelors chair (スペルが間違っていたらごめんなさい) バレットチェア(バチェラーズチェア)という名前です。

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直訳では係員の椅子あるいは独身の椅子となるようです。


私が無謀にもこのレプリカを作ろうかと思ったのは、原寸大の設計図のような展示もあったためです。↓

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これだけで正確に模写できる技量が有る筈もありませんが・・・


おまけ

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チェアズギャラリーでは展示品の販売はありませんがポスターやポストカードは販売していて、私も購入しました。

写真はパンフレットのようですが、裏面は郵便枠などが印刷されていて切り離すとハガキになります。

定価一枚200円となっていましたが、郵便枠が5枠なので実用的でないことから半額の100円で売られています。

めったに手に入らない参考書のような気がして、私は全種類買いました。

合計で400円ですけど、気分は大人買いです。

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日記

チェアーズギャラリーに行きました 3

こちらは三脚ですね。

意外とこのタイプは見かけないと思うんですが、アメリカではPL法の関係で製造販売できないのだそうです。

対してヨーロッパでは床が石畳だった為に、4つ脚では安定しないので必然と三脚が普及したのでしょう。

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私は三脚自体とても新鮮に映ったのですが、中でも一番手前の椅子に釘づけになってしまいました。

「この椅子、スゲー」

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座面を持ち上げると小物が収納できるようになっています。

この収納部分は何とも感じないのですが、この全体のデザインというのかフォルムというのか上手く説明できないのですが、その存在感に圧倒されてしまいました。

触っちゃダメなのに何故座面が持ち上がっているかというと、私が膝をついて何度も下からのぞき込むようにシゲシゲと観察していると、非常にやさしい係の方がこの椅子について詳しく説明をしてくれて、その際構造的な事も教えてくれたんです。

「こんな構造ですから、この部分にすごく負荷がかかるのでこの金具は交換しています」

ってな具合にですね。

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「これ、欲しい」

すっかり見惚れていて係りの方のお話を聞き逃した部分もあるんですが、確かこの椅子は既に一般には入手することはできないとの事・・・(その後調べると、まだ入手可能なようです。ごめんなさい)

私、椅子を作るのはもう少し先の事と思っていたのですが、この椅子なら何度失敗してもいいから、すぐに作ってみたくなってしまいました。

マジで・・・




日記

チェアーズギャラリーに行きました 2

ひじの無いタイプの椅子はスツールに背もたれを付けただけなので、個性を出すのは難しいのだそうです。

私は何かの模倣しか出来ませんから個性云々を言える立場にないのですが、500種以上の椅子のデザインをしたウェグナーも産みの苦しみはあったのだろうか・・・

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こちらは世界中で一番売れたとされるYチェアーの部材です。

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全部丸ホゾでした。

そして曲りの部分は3mm程の薄い板を型で曲げながら接着剤で積層する、ラミネートという技法が使われていました。

量産タイプは仕方ない部分も多々あり、その分価格が抑えられているのでしょう。

安いとは言っても、Yチェアーは一脚7万円くらいが相場のようです。


加工中の失敗作なのだそうですが、貴重な展示だなとマジマジ・・・
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ところで、デンマークには良材が無いんですってね。

ですから、材質にオークと表示されていても、ほとんどは北海道から輸出したナラなんだそうです。

ナラとオーク、タモとアッシュなどは同じ木ではない、と学習していたのでズッコケてしまいました。

昔は北海道産の良材をバンバン輸出していたそうですが、今では道内でもナラなどの良材は希少になっていて原木の相場は昨年の4割増しなのだそうです。

本気で落札したい場合は思い切った価格で入札しなければ手に入らないと「木蔵」さんが言ってました。

私なんか、メイプルやウォルナットなどの輸入材に目がいってしまいがちですが、身近な道産材がそれほど優れているだなんて。

大切にしなければならないモノは意外と身近にあるんだな・・・


つづく

日記

チェアーズギャラリーに行きました 1

ゴールデンウィークの連休中のことですが旭川市へ訪れた際、チェアーズギャラりーへ行きました。

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場所は旭川駅のすぐ近くに蔵囲夢 コレクション館と言うレンガ創りの旧倉庫があり、その一角に東海大芸術工学部教授の織田さんという方の個人所有による世界でも最大級の椅子の第一級資料(パンフレットの説明文を私なりに要約しています)としてデザイナーや研究者、学生が訪れ、またその貴重な資料群を無料で広く開放しているのがチェアーズギャラりーです。

このチェアーズギャラリーではそのコレクションの全てが展示されているわけではなく、毎回テーマがあり一定期間そのテーマに沿ったコレクションと資料が展示されています。

私が伺った際は第31期企画「タイプ別によるウェグナーの椅子2」とうタイトルでそのテーマの展示がありました。

定休日は年末年始と毎週月曜日のみとの事ですが、椅子の展示以外の企画もたまにあるとの事ですから椅子のコレクションの見学に拘る方は事前の下調べは必要でしょう。

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展示品に触ったり、座ったりは出来ませんが撮影はOKで、デザインや構造、材質などあるいは技法まで容易に連想できる加工途中の部材の陳列、そして驚くほど詳しくまたとても親切に案内してくれた係りの方の説明で作成に至るエピソードなども知る事が出来、更には入館無料、展示品の販売はしていない事から広く一般に開放する事を目的とした施設だと言う事は私が言うまでもありません。(あれ?言ってる?)

写っている白い服を着た女性は私の妻です。

ゴールデンウィーク真っ只中ですが、人っ子一人いない感じ・・・

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今回はデンマークを代表する家具デザイナーの「ハンス・J・ウェグナー」が生涯で500種を超える椅子のデザインをしたとするその一部を展示した第4弾でした。

販売を目的としていないマニュアックな展示場のためか休日の日中にも拘わらず入場者は私達夫婦だけでした。

時折、同年輩と思しきカップルが入り口付近まで来ていたようですが、顔だけでぐるりと覗き込み中には入らずに去って行くようでしたが、私達にとって誰もいないほうが返って好都合で自分が満足するまで見つめ続けるる事ができました。

この記事は単なる訪問記とするにはもったいない気がするので、数回に分けて報告したいと思います。

今日はここまで。

木工製作記

接写台製作 3

木工製作記

接写台製作 2

スタンドになる部材をテーブルに取り付け、携帯電話を置く部材の加工をしています。

初めのプランでは固定をする部分を下の写真のようにしましたが、ネジを回し固定しようとしたらご覧のようにスタンドの角材と直角にはなりませんでした。

面倒な事をして取り付けたのですがアホですね、少し考えれば分かりそうなものですが・・・

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で、もっとシンプルにこんなふうにしたら上手く直角がでて、テーブルと平行になりました。

因みに、爪付きナットを内側からはめ込んでいます。

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携帯電話を置く部材に、カメラのレンズ用の穴を開けました。

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穴あけにはフォスナービットを使いました。

こんな開け方をする場合にはこのビットは良いですね。


ビットは新品だったので掘削面はきれいでしたが、念の為スピンドルサンダーで仕上げました。

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これでほぼ完成です。

特に計算もせずかなり簡単に作ってしまったので上手く写るのか(入るのか)心配です。

その辺にあった小箱を被写体に私の携帯で試し撮りをしました。

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なんら問題ない感じです。

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今回はザックリ木工といった感じで記事としては面白みに欠けるでしょうか?

あいつ、手を抜いてるな。

と思っている方もいらっしゃるかと思いますが、すみません。

この後に塗装も控えておりますので、もう少々お付き合いください。

つづく

木工製作記

接写台製作 1

職場のH森さんに頼まれて携帯用の接写台を作る事になりました。

接写台ってどういう物なのか完成写真が出てくるまでお待ちください、私もH森さんが説明してくれるまでピンと来ませんでした。

途中からの写真になりますが、これは土台というのかテーブルになる部分です。

穴や溝が切ってあって、いかにも端材を利用した感じになっていますが、これは私にとってとても思い入れのある廃材で捨てるに捨てられなく、何かに生まれ変われないかなと思っていた合板です。

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上の写真を見て「あ、あれだ!」と気が付いた方は相当コアなブログ訪問者であること間違いありません。

正解はこれ↓

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手ノコでの加工に限界を感じ、でも高価なテーブルソーなんか買う気にもなれなかった木工初心者の私が無謀にも作った自作テーブルソーです。

これが出来てから、加工のスピードと精度が飛躍的に上がりドンドン深みにハマっていった記念の工作でした。

その後、欲が出てきて市販のテーブルソーを購入するに至り解体することになったのですが、どうしても妻のお母さんとの思い出と重なってしまい何かの役にたつまで取って置きたかったのです。

お母さんの事については是非、「お母さんのつくえ 1」からご覧になっていただきたい。

つづく

日記

電源の逆相

本業の話なので興味の無い方はスルーしてください、あしからず。


私の本業は印刷会社の中で紙の加工をする製本という工程で一般的にいうところの紙工です。

ひとえに紙工と言っても、木工同様にさまざまな工程があり、多能工(二種以上の加工が出来る人)は重宝される斜行にありますが、自社の所属部署のすべての加工ができる人は少ないと思います。

下の写真はカレンダーの留金を加工する機械です。

この機械のように一年の中で特定のシーズンしか活躍しない機械は、使い方を会得している人も特定の者に限られます。

で、仕方なく私がやるんですが・・・

普通のカレンダーならば1月から始まるのが当たり前ですが、年度初めや変な月から始まるカレンダーもあり、この機械を使うたびに引っ張りだしてきてその時空いている場所に設置して使うのですが、この度初めて使う場所で最寄りの電源に差し込んだら、あろうことか逆回転でこの機械が回りだしたではありませんか。

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電源は三相200V。

自社工場のあちこちに電源があり、更に逆相になっているところもあると認識していましたが、実際に機械が逆回転すると焦ります。

「うお~!」

子供がお母さんに「見て見て!」とやるように私は周囲の人たちにビックリしている様をアピールしました。

これがチョット複雑な機械であれば一発でお釈迦になるところなのですが、この機械は多分大丈夫でしょう。


私の部署には電気系に明るい者がおり、その人に伝えるとすごく簡単そうに答えてくれました。

電源側をいじろうとすると面倒なのでコンセント側の配線を入れ替えれば良いとの事。

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絶縁テープがはんかくさい感じで巻かれていますが、緑はアースなので放っといて白と黒の配線だったかな・・・

それを入れ替えるだけでOK。

簡単なので忘れてしまいそうで備忘録としてアップした次第です。

木工の大型機械の設置予定がありますから、今回の事は経験しておいて役に立つはずです。

だけど、実際に機械を運転する以外に正逆を判断する方法ってあると思うんですが、誰かヒントでも教えてくれないかな・・・

木工製作記

トイレ用収納具 やっと完成しました。

ミディアムウォルナット色のオイルでフィニッシュ!と思っていたのですが、妻はどうにもその導管が強調される部分が汚く感じるようで、ここまで来てまたまた変更が入りました。

ナチュラルのオイルに白のステインを少量混ぜた塗料を上塗りしました。

妻は自由です。

私は白くする前のほうが気に入っていたのにな・・・

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上の写真はうす汚いように写っていますが、実物はもっとナチュラル感があるというか趣のある感じになっています。妻はこっちの方が良いと気に入っているようでした。


更に天板の向きも意見が分かれました。

当初、私は天板をこのように置く事を想定していたのですが・・・↓

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妻はこのようにした方が良いと↓

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ん~・・・・私が気に入っていた大きな節穴も小さくなってしまいます。

男と女の違いなのか、単に感性の違いなのか、はたまたもしかして私は妻の陰湿なイジメにあっているのか良く分かりませんが、今回の作品は元々私のこだわりは排除してバンバンと作っていましたし、最終的には依頼者の妻が喜んでくれれば良いですから・・・

まー、自分のカチカチ頭で思い込みの独りよがり木工をしていても仕方ないですから今回も妻に譲ります。

私は長い事会社人間をやっていて思うことがあるんですが、自己評価ってホントに意味がないというかアテにならなくって結局、評価って他人が決めるものなんじゃないのかなと感じるんです。

これは自分の拘りや信念とか意見見解を持たない、と言う事とは別の話ですよあくまでも。



天板の位置が決まって固定をします。

今回は狭い場所にビス止めするので、こんな物を使いました。

懲りずにホームセンターで買ったのですが、これが意外とガッチリ出来ていてストレス無くグイグイ活躍してくれました。

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因みに、天板の伸縮がありますから本体側の下穴はバカ穴にしています。



最後に扉が必要以上に開き過ぎないように麻の紐でストッパーとしました。

写真の紐は随分長くなっていますが、実際には便器と干渉しないように調整しています。

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天板のウレタン艶七部消しの具合も出来て見れば全消しでなくても、なんら問題ない感じ。

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完成です。

日記

旭川訪問記

連休中、私のブログと相互リンクをしている「木工大好き」のヨネさんのお店を訪問させていただきました。

先日のブログ記事に「旭川へ行って顔でも剃ってもらおうかな・・・」などと勝手な事を書いていたのですが、ヨネさんの快諾をいただき実現に至りました。


不思議です。お互いにブログ訪問者という関係でしかなかったのに、やがてコメントのやり取りがあり相互リンクとなって・・・

こんな出会いもあるのだなと、とても新鮮な感覚になりました。

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写真に写るほとんどの内装がハンドメイドで更に奥に見えている本格オーディオもなんと自作です。

実際に音を聞かせていただきましたが、上から下までシッカリ出ていて臨場感があり、まるで生で聴いているようでした。

私も音楽をする者のはしくれ、モニターや表の音にはそれなりの拘りがあります。

私は「追及」という言葉が好きなのですが、ヨネさんの作った物や音は正に追及した跡があり「こんな人もいるんだな…」と感心しきりです。

そして、格安の料金で散髪までしてもらって。



小一時間ほどお邪魔したでしょうか、営業中の訪問でしたので今回はご挨拶程度で失礼させていただきました。

夜はヨネさんに紹介してもらった「大船」という居酒屋で妻と打ち上げました。

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美味かったな・・・

送ってくれたタクシーの運ちゃんが「北海道中の食べ物が一旦旭川に集まってくるから、旭川で出される料理は美味い物ばっかりなんですよ」と言っていましたが、本当かなぁ。

ちょっと信じられない感じもしましたが、美味かったのは本当です。


また伺います、ヨネさんありがとうございました。

木工製作記

トイレ用収納製作 5

誰か憶えている人はいるでしょうか・・・

この家具製作がまだ終わっていなかった事を。

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オイル塗装はその臭いが気にならなくなるまでに相当の時間を要します。

どこかのQ&Aでプロの方の見解でオイルが乾燥するまで3ヶ月は必要だと回答していました。

だから長期に渡りほったらかしにしていた訳ではないのですが・・・



天板を加工しています。

天板に使う材は大きな節穴付きのキハダです。

節穴をスチールブラシで掃除をしています。

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耳や皮、節穴などが趣を演出させるような気がして、私は節を隠すより見えるところへ持ってきました。



角っこを丸くしてサンディングを繰り返し、くるみの会の工房での作業はここまで・・・

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自宅に持ち帰り、1回目の塗装をいつものように玄関でやりました。

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本体はオイルですが、天板は洗剤で洗いたいでしょうからウレタンでやりました。

艶の全消しにしたいのですが、7部消しのウレタンがまだ大量に余っているの仕方なく使っています。

貧乏性なのでお得感がある大きな缶を購入したわけですが、最後まで全消しで塗り重ねるよりも中塗りまでは艶ありで重ねたほうが良い、という情報もありますから早く全消しのウレタンニスを購入して確認したいと思っています。

世の中はゴールデンウイークのようですが、私のゴールデンウイークは5月3日からです。

私達は毎年のように行き当たりバッタリなのですが、今年も旭川へ行く事になりそうなので、ついでで恐縮なのですが心当たりのある床屋さんを訪ねて20年以上ぶりの顔そりをやってもらえないかな・・・などと考えています。

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