家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。
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木工製作記

フォトフレーム製作 5

漬物の蓋の製作と並行してフレームも少しですが、加工をしました。


カンザシを入れるミゾを切っています。

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選択肢がいくつかありましたが、ざっと見渡し今回はこの機械を使ってみようと思いました。

これは何という機械なのかなぁ、パッと見た感じ私は昇降盤ではないような気がしました。

私は会長に「縦切り専用ですか?」と問うと、「いや、そんなことはない」と言っていたので、単に昇降盤でよいのかしら?


ブラックウォルナットをカンザシ用に6mm程に挽きました。

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この後、手押しと自動かんなで4mm厚くらいになりました。

切ったミゾが3mmくらいなので、ばらつきもありますから手鉋で追い込みたいと思います。









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木工製作記

漬物の押し蓋 製作 4

一応、基準面と厚みが揃ったところで適当ですが小口を切りました。

スライド丸鋸も初めて使う道具でしたが、経験のない道具はおっかないですね。

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電源を入れる前に、何度も可動域やコースを確認しイメージを頭に焼き付けてからやりました。

作業場が広いだけでも天国ですが、その作業に適した機械があり私は幸せです。

何かと作業の切り替わりの度に、そう実感します。

人との出会いってすばらしい。


取っ手部分の厚みを測って、それに合わせて計算しミゾを切ります。

本数が多いので今回は専用の治具を作り、まずはストレートビットで予定の幅、深さの少し手前を狙って掘っています。

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この作業は疲れました、都合12本のミゾを掘るわけですが幅22.5mm、深さ9.5mmを6mmのビットで何度も往復です。

はじめから効率が悪い事に気が付いていたので、深さを2mmくらいにして掘削抵抗を小さくして4回に分けて掘り下げたり、左端のみ4回掘り下げビットの出具合をそのままに幅方向を広げたり等、早い方法を探しましたが結局、抵抗が少ない分トリマーの送りスピードも速くできることから全体の深さを少しずつ削る選択になりました。

ミゾ一本掘り終えるまで治具の位置は変えられませんから、ビットの高さ調整を50回弱したことになります。


根性でやりました。気の短い私には根性でやるしかありません。

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時間は測っていませんでしたが、多分3時間くらいやっていたと思います。

トリマーを持っていた手も疲れましたが、耳も「キ~ン」と鳴っていました。

トリマーが使い慣れていたので安易にはじめてしまいましたが、次回このような作業をするときはミゾ切りカッターかルーターを使おうと反省しました。


ビットをアリ型に交換してアリ溝に仕上げました。

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パイプ椅子が見えていますが、立って作業をしていたら腰が耐えられなくなり座ってやっていました。


午後三時を過ぎたころ、この工房を私に紹介してくれた蕎麦屋のTさんが赤いつなぎに着替えて登場しました。

「おお、やってるね。アリ溝かい?上手だね、(木工の)学校行ってたのかい?」

「いいえ、独学です。でも、今は全部ネットに出ていますから」

こんな短い会話の後、蕎麦屋のTさんは底が円い電気鉋で淡々と木を削りはじめました。

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私が「すごいのを作ってますね、それに物凄くはやい・・・あっという間だ」と声をかけると

「こんなの簡単だよ、僕は箱モノは得意ではないからこういう器を作るんだ」と、Tさんが言いました。

そして、少し離れた作品置き場から「これあげる」と作り置きしてあった器を差出してくれました。

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材は桂です。旋盤ではなく、ろくろで加工したそうです。

面白そうだな・・・今度私も挑戦してみたくなりました。

木工製作記

漬物の押し蓋 製作 3

大樹町の「くるみの会」での作業が早速始まりました。


広尾町の自宅から加工材やこの日の必要な道具を車に積み込んで、およそ25㎞離れた大樹町へ。

午前10時前に到着。誰かいるかなと思いましたが、この日は私が一番乗りでした。

入口の鍵の開け方や、工房のブレイカーの場所などは前日に会長さんから教えて頂いていたので困ることはありませんでした。


休日しか来れませんから、到着するまでに作業スケジュールなどをイメージしながら限られた時間を有効に使いたいと考えていました。

まずは漬物の押し蓋用に板ハギしておいた部材の目違いや歪みをとるためにランダムアクションサンダーをかけました。

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今までは粉塵と騒音を気にしてカンナを駆使し、手作業で行っていましたから今回は楽チンでした。

時間的には鉋も電動サンダーも同じくらいだと思います。

番手を80#まで下げてやりましたが、予備も含めて6枚の板の平面を出したらお昼を過ぎていました。

時間がかかるのは私の作業が遅いからだけではありません。

作業の合間あいまに、会長さんから色々な説明があるからです。


取っ手部分の木取りをしています。

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バンドソーで32mm厚から26mm位に挽きました。

初めて使う機械ですが、チラッと調整する部分を確認しただけでスグにスイッチを入れました。

すると空かさず会長が私の目を見ながら近寄ってきて・・・

「朝一番で使うときは、ここをこうやって回して帯ノコをこうして引っ張ってやらなきゃダメなんだ。この印までな」といいました。

なるほど、先に使っていた人がいたのでこの時は問題ありませんでしたが、こういう事は事前に教えて頂けて助かります。

私は返事だけ立派な新卒の新入社員のように「ハイ、分かりました」と、気を付けをするように答えました。


そして、基準面を出すために手押しをかけました。

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ああ、これが、あの手押しカンナか・・・と、感激しながら「ジーン」と材を送りました。

送り終わった材をすぐにひっくり返してみると、なんと4mm位の大きな筋が入っていました。

私は 「やべっ」 知らないで使ってやっつけてしまったかなと、恐る恐る会長に近づき

「あの~、こんなんなっちゃったんですが、私がやっつけてしまったんでしょうか」

と伺うと、犯人は私ではなく新品導入後誰かが刃を欠けさせてしまったのだと答えました。

その他の機械も調整や交換が必要な物が多いようで・・・


う~ん・・・

共同で利用する事って、色々な問題と言うか、悩みってあるんだな、と思いました。



日記

無計画日誌の続きです

行き当たりバッタリで来たこの「一秀」というお蕎麦屋さんで注文した品を完食した頃、店主が私達の近くに来て店内の木工品について説明をしてくれました。

要約するとこうです。

自分は大樹町の「くるみの会」という木工サークルに参加していて、そこには20人ほどのメンバーがそれぞれ好き勝手に木工を楽しんでいる。

また、会費は年1万円と怪我をした際の保険料年2000円のみ。会の所有する設備や場所は使い放題、木材も格安で提供しているとのこと・・・

「ああ~、羨ましい環境ですね、私なんか青空木工ですから・・・」

と私が言うと、「じゃ、見せてあげるから付いて来なさい」と言う事になり案内された場所がここ。

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看板に「くるみの会」と書かれてありました。

ここは大樹町の旧給食センターで、移転後木工をする場所を提供するために「くるみの会」に貸出ているそうです。


中へ入るとその広さと機械設備の豊富さに驚きました。

この時、作業している人が一人だけ居てこの方は手押しをかけているところ。

マキタの手押しと自動が一体になっているやつで、会費からの積み立てで今年新品を購入したそうです。

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こちらは日立製、古くなったので今は荒削り用に使っているそうです。

勿体ない・・・

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その他に旋盤が2台も

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日立の多分10インチスライド丸ノコや

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こんなデッカイ糸ノコ。畳1畳分くらいはありました。

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その他にも本格バンドソーやベルトサンダー、スピンドルサンダー、卓上ですが角ノミ盤やホゾ取りなど・・・

これが全部使い放題!入退時間の制限なし!休館日なし!これだけ付いて年間たったの1万円ですよ、奥さん!!

やっすいでしょう~!

しかも通年通してトイレ、水道なし!!

あっ、あれ?

「トイレ、ないんですか?水道出ないんですか?」とずっこけるように私が聞くと「うん、有るけど使用禁止にしてるんだ。必要になったら、近くの道の駅まで行かないとならないね」

使用禁止の訳はさておき、近くと言っても道の駅は何キロ離れていることか・・・


それを差し引いても私には天国のような環境。

欲しかった比較的大型の機械や騒音出し放題の粉じん巻き散らかし放題の環境です、羨ましくてとっさに口に出してしまいました。

「私も仲間に入りたいです」

話が、予め設定されていたようなトントン拍子で「分かったよ、じゃ会長に言っておくよ」と快諾いただきました。

因みに、その蕎麦屋の店主は「くるみの会」の事務局長さんでした。

「じゃ、ここに住所と名前、保険加入の為に生年月日も書いて」

言われるがまま私が書いていると、「お、46歳か、若いね~」と店主。

きっとこの「くるみの会」のメンバーは高齢者が多くて若者を参加させたかったのではないかと思いました。

私は齢46の正真正銘のオジサンですが、これでも若いと言われるくらいですから。


「ようし、さっそく明日からここでバリバリやるぞ!」

と、思いながら小用を足しに近く道の駅へ行くと携帯電話がなりました。

お、「くるみの会」からかな?っと表示を見ると「ウッドショップ木蔵」さんからでした。

頼んでおいたナラ材が乾燥したので、どれを使うか見に来て選んでほしいとのこと・・・

今度は急きょ、大樹町から80kmは離れた音更町まで移動することになりました。

妻は普段は出かけるときは必ずバリバリ化粧をしてバリバリの格好に着替えてからでなくては外出しないのですが、まさか逆方向の広尾町へ一旦戻ってから音更町へ行くわけにもゆきませんから、今回ばかりは素ッピンと家着のままで直行です。

無計画にも程がありますが、今回の行き当たりバッタリは吉とでましたから楽しくて仕方ありませんでした。


木蔵に到着し、さっそくナラを拝んで見ると「むむむむっ」!

私は乾燥直後の状態で材を選んだ事が無く、初めての事だったので選ぼうにもどれにすればよいのかサッパリ分かりませんでした。

結局、はるばるやって来たのに材の必要事項だけ確認して木蔵さんにお任せする事になってしまいました。

無駄足でしたが、木蔵は何度来ても何時間居ても木を見ているだけで充分楽しめます。


この日は入荷したばかりの屋久杉がありました。

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1枚58万円!

私には生涯無縁の材だと思うんですが、価格込みで圧倒されてしまいました。


日記

恒例の無計画日誌です

日曜日のことです。

私は日月の2連休。連休自体めったに無い事なので丸二日間木工三昧とゆきたかったのですが、そうはいきませんでした。

先週は仕事が物凄く忙しくて、体がボロボロ・・・

土曜日の夜、気力を振り絞り妻の居る広尾町へたどり着きましたが、私の気力と体力は既に限界でした。




翌日曜日の午前中は何だかダラダラと過ごし、お昼近くになって「缶コーヒー(ジョージアのオリジナル)とスポーツ新聞(スポニチ)を買いに行くから、一緒に行かないか?」と妻に言うと「じゃあ」と言う事で二人で家着のまま、妻はノーメイクでコンビニへ行きました。

そして、もうお昼だから何を食べようかと言う事になり 「じゃ、蕎麦でも」と、隣町の大樹町へ向かいました。


どうして、大樹町かと言うと広尾町には何故か蕎麦屋がないんです。

蕎麦を出す食堂はあるんですが、どうせならやはり蕎麦は蕎麦専門店で食べたいという欲求がありました。

大樹町に蕎麦屋が何件かある(思い込み)んですが、その日はまだ行ったことが無い店を訪ねました。

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ここは「一秀」と言う蕎麦屋です。

初めて入る店ですが、正確には昨年ひょんな事から私達が年賀状を納品するために来たことがあり、機会があればそのうちこちらが客で訪問しようと思っていたお蕎麦屋さんでした。

入店すると直ぐに木工品が多い事に気が付きました。

こんな感じのおもちゃや・・・

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特に額縁が多いな・・・と、ついつい立ち上がり目違いなどを確認しようと継ぎ合わせ部を手でスリスリしていました。

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すると、店主が 「木工、好きなの?」と第一声・・・

私 「あ、ハイ・・・好きなんですね・・・」

店主 「ふぅ~ん」


注文をした蕎麦が出てくるまでに私たちは店内を舐めるように見渡していました。

「絶対、自分で作ったやつだよな」

なんとなくですが、そう思いました。

出てきた蕎麦は私好みでたいへん美味しく、更には山菜と蕎麦の実の前菜、蕎麦湯の寒天デザート付でした。

うっかり写真を撮り忘れましたが、私は満足でした。




このお話はまた長くなりそうなので、一旦ここで区切ります。

つづく

日記

初雪

たしか、昨年の今頃は最高気温30度とかあって最悪の10月だな、なんて言っていた憶えがあるんですが今年は正反対の寒さ・・・

これを書いている今現在の帯広の気温はなんと2度!

昼間は雪が降っていました・・・

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JRや飛行機も止まってしまい、私の住む帯広から広尾間の道路も通行止めだったようです。

今晩あたり、妻の居る広尾町へ行こうかなと考えていましたが、夏タイヤのままなので今日はあきらめました。

道路では事故のオンパレードです。

私も気を付けてノロノロ運転で帰ります。



木工製作記

漬物の押し蓋 製作 2

全てカンナで平面を出そうと思っていましたが、反りの大きい材もあり早々に諦めて広尾町の木工屋さんに持ち込みました。

お願いに上がったのは「鈴木木工」と書かれた非情にシンプルな看板が掛かっている工房でした。

中に入り、機械設備や製作中の製品などを見ると、きっと建具屋さんなんだろうなと思いました。

ベテランそうな職人が二人いて、平面と厚みを揃えて欲しい旨を伝えると「いいよ、やってあげるよ」と快諾いただきました。

「端はいいのかい?」と聞かれ「あ、矩を出してもらえると助かるんですが、あまりお金をかけたくないんです」と答えると、「いいよ一枚200円でやってあげるよ」とその職人さんが言いました。

まな板を削ると1枚500円と聞いた事があるので、平面と厚みとハギ合わせ面をやってもらって1枚200円なら絶対安いよなと思いました。

12枚ありますから2400円を財布から出そうとしたら、「領収書は要らないのかい」と聞かれました。

私が「要りませんよ」と言うと、2000円で良いことになりました。

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出来上がりを見るとすぐ気がつきました。

「超仕上げしてくれたんですか!?」と私が驚くように言うとその職人さんは「うん、超仕上げの刃がもう切れなくなっていたから、やってあげたんだ」とニコニコしながら言いました。




家に帰って早速、板ハギをしました。

長いクランプが8本しかないので、2回に分けて圧着。

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当然の事ながら、なんの問題もなく正方形の板が出来ました。

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いや~、機械って素晴らしいですね。

木工製作記

漬物の押し蓋 製作 1

随分前に漬物の押し蓋を作った事があり、私の代表作が漬物の蓋になったらイヤだなと考えていた事がありました。

なんとなく、その予感があたりそうです。

漬物用の押し蓋の注文が5枚も入りました。注文自体はかなり前からあったのですが納期に余裕があったので後回しにしていたんですが、そろそろシーズンですから作り始めなくてはいけません。

フレーム製作の途中ですが、圧着などの合間に並行して蓋の製作をしていました。

今回は二枚ハギで、取っ手部の接合は前回同様アリ加工で作る予定です。



25mm厚200mm幅の松材を木取りしています。

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まずは丸ノコで切り分けます。

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平面を出すため、懲りずにカンナをかけています。

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全部で予備も含め12枚です。

3枚くらいカンナをかけ終わった頃、体力の限界を感じた訳ではないのですがこのまま最後まで続けようとしたら、きっと取り返しのつかないほど消耗してしまうのではないかと怖気づきました。

電動サンダーで「ガー」っとやっても良かったのですが、物干しをしている風景もあり近所迷惑を気にして「ガー」っとやるのは自重しました。

「う~ん・・・」

近所の木工屋さんにお願いしようかな・・・

木工製作記

社用収納具の木取り

会社で使う収納具の木取りを頼まれました。

別にわざわざ手作りしなくても会社の備品ですから、出来合いの物を購入すればよいのですが丁度良いサイズが無かったのでしょうね。

ご丁寧に完成参考写真を添付して、設計図を製作しこのように切ってほしいのだと・・・

これを見て、私もこれくらい正確な図面を引いてから取り掛からなければいけないなと、反省しながら作業を始めました。

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大きな部材は社内にある道具でやりましたが、15cm幅を丸ノコと定規だけで切るには至難というか、まず正確には切れないだろうと思い、その部分のみ材を広尾へ持って来て加工しました。


まずは大きなシナランバー12mmを丸ノコでおおよそ16cmくらいに、直線だけ気をつけて切り分けました。

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一辺だけ直線を確保出来れば、後はテーブルソーを使って機械的に切れば楽チンです。

長さ方向も小口の直角も、機械のセットだけ気をつければあっと言う間に終了。

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最後にストレッチフィルムでグルグル巻いて出来上がり。

私もご丁寧にこんな事までしなくてもよかったかな・・・

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