家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。
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木工製作記

フックボードを作っています

プランターをたくさん作らなければならないのですが、支給される材料が追いついていないので別の仕事を入れました。

先方の都合なので納期遅れも気になりません。

某展示会に使用されるフックボードを作ります、1個だけ作ると価格が高くなるので私の展示販売用も合わせて作ります。

樹種もいくつか用意しましたが、この楓すごいです。

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裏はこんな↓感じ。

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写真では奥行感まで伝わらないので残念ですが、物凄い杢です。

裏を使おうか、表を使おうか、いやいや、フックボードになんて勿体無い、などと考えていたら仕事が進みませんでした。

名古屋の木工家が「一昼夜悩んでください(笑)」との事。はい、そうします。

準備したのはシュリのような山桜が3枚と板屋楓1枚の他に小さめの犬槐が2枚、計厳選6枚です。

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楓をどうするか悩みながらフックの丸棒を作りました。

フックも友材にするべく各材を17mmの角材にしました。

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自作センターマーカーで中心を出し。

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角を落とすのに手押しを45°に倒して削りました。

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しかし、この↑やり方は遅くてダメですね、帯鋸で角を落とす事もイメージしたのですが、定盤を傾けるのが面倒に感じたので手押しを選択したのですが、帯鋸でやれば良かったと後悔しました。

作る本数が大したこと無いので時間にするとそんなに変わりませんが、大量にある場合は帯鋸か治具を作って自動の方が早いです。

そして、久々の旋盤加工。

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久しぶりに木工をしているような感覚がありました。

良いものを作る為に、感覚と刃物を研ぎ澄まして拘って作っています。

楽しい。

全て一点ものなので先に値段を設定していない事もあって、余計丁寧に作れます。

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木工製作記

今日もカラマツのプランター作り

組み立て冶具に少し変更を加えました。

赤矢印のクランプする皿ネジが使っていると直ぐに緩んでしまっていたので、鬼目ナットを埋め込んでジョイントボルトに変更しました。

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反対側のフェンスというのかガイドというのか、それを削ってこのままネジを打てるようにしました。

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以前はこのように↓ガンジガラメにしてから上の方をネジでとめて、バイスのようなクランプから取り外してプランターをひっくり返して下の方のネジを打っていました。

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そしてもう一つ、予算の都合でやりたくはなかった鉋をつかって微調整をすることにしました。

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削って現物確認、削っては現物確認を繰り返してピッタリきたら組むようにしています。

これをやると赤字が益々増えてしまうのですが、加工中にどんどん動いてしまう部材をそのまま使って、ネジで無理矢理引き付けても全然ダメでした。

前回制作分の50個中、15個の蓋が乾燥し動いて半開き状態になり、ハネモノになってしまったので仕方なく一つ一つの状態に合わせて微調整する事にしました。

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試作段階で構造上の問題があり乾燥による変形で・・・
え~っと、ここに至る面白ネタは尽きないのですが、無理にでも一旦引き受けた仕事ですから一々愚痴をこぼすのはみっともないので、止めます。

兎に角、完成時にピッタリと出来ていても納品後百貨店などの物凄く乾燥した劣悪な環境で展示販売するのですから生木を使っている上に無塗装(全てでは無い)なのでどうなるかは簡単に想像できるので作っていてやり甲斐がないです。

しかし、納品引渡し時にピッタリでないと受け取ってくれませんから、調整して追い込んでます。

辛い仕事ですが、これも何かの糧になると思っています(涙)

木工製作記

今日もカラマツのプランター作っていました

ラワンの43cm幅×34mmの一枚板が余っていたので自動にかけてキレイにしました。

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キャスターを付けて台車にします。

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真ん中のキャスターは不要かも知れませんが、負担をかけ過ぎた時に活躍してくるはず。

ラワン材とは言え、こんな幅広の材を台車にしてしまうのは勿体無いですが、私は建具屋さんではないので今後使い道が無く余してしまいそうだったので在庫整理を兼ねて台車にしました。

150個作らねばならないバージョン違いのプランターの部材を仮置き、移動する為です。

先方から支給されるカラマツを4等分して基準分決めと進み。

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必要なサイズに刻み、早速台車が活躍します。

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台車が一個くらい増えても足りないですけどね、キャスターが無いんです。

キャスターもシッカリした物を四つ買うと結構いい値段になりますから、なかなか手が伸びません。



刻んだ部材は四方に転びをつけて組み上げを待ちます。

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扉のストッパーの丸棒の入角は、電動の鉛筆削りを試してみました。

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この電動鉛筆削りは経の大きさを三段階に換えられるスグレモノで、直径6mmの丸棒もスムーズに削ってくれます。

この機械の削り自体は早いのですが、被加工材にある程度長さが必要なので定寸切りする前に入角を去らう必要があり、工程としては長い丸棒を鉛筆削りで削ってからスライドで定寸切りする格好になります。


スライドでこのような小さな材を加工するには両赤矢印のフェンスや下敷きが必要ですね。
これが無くても切ることができますが、切削する際に「パーン」といい音がして部材が有らぬ所へ吹っ飛んでしまいますし、部材が割れてしまったりします。

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それに、危ないですからね。

フェンスや下敷きを色々調整すると、こんな↓具合が塩梅いいようです。

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吹っ飛ばず、傷つかず、良好なままここに溜まりました。
この小さなパーツは都合300個必要ですから、少しでも早く作れるように配慮しています。

木工製作記

今日もプランター

こんな物を用意しました。組み立て用の冶具ですね。

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作っておいたパーツではさみます。

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白ボンドをつけてクランプし、薄板を乗せてバンバンと仕上げ釘を打ちたいのですが、この状態で打つと各薄板が動いてしまいます。

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やはり、外側からも宛板をすると正確に位置決めできて動かないし結果楽です。

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上から仕上げ釘の定規を乗せてバンバンバンと打ちます。

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↑仕上げ釘の位置決め定規の一番下の✖印は底板を嵌めてから最後に打ちます。


これが完成形。私の個性はどこにもありません。

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下請けの私はここまでで、塗装は別の事業所でするそうです。

20個しか作りませんでしたが、パーツが15個と組むのに意外と時間がかかりました。

体も機械もヤニでベタベタ、乾燥に従い部材もグニャグニャ、もうこんな仕事はしたくありません。ボタンティア活動や地域貢献の範疇であれば全然OKなのですが私よりもズーっとお金持ちの営利事業所に奉仕する大義はないです。(0円でやっているわけではないですよ)

この仕事の依頼を受けた当初は、どこも請け負ってくれる業者がなくて事業が頓挫の危惧で物凄く困っているようでしたから、試作品のブラッシュアップ⇒仕様確定までを前提で、それでも納期の都合上渋々、人助けだと思って受けたんですが、試作だけでなく注文が入って来たんです。

私の工房が暇で瀕死の状態だったら喜んで受けていたと思いますが、ズルズルと都合の良いように振り回されたくないので、この事業の会議があるというので先日帯広まで出向いて参加しました。
私の工房が松などの針葉樹を扱う刃物などの設備が整っていない(そもそも下請けはしない)為に不向きな事案だということをはっきりアピールすると、企画者は未だにどこも請け負ってくれるところが無いことを漏らしたんです。



営利目的の事業所であればそれなりの見合う予算を提示すれば受ける会社もあるはずですから、というような事を助言して年内発注分をその場で確定していただいて、その分だけは責任を持って受ける事にしました。

後に、札幌で請け負ってくれるところが見つかって、手始めに50個作ってもらったと連絡があり胸を撫で下ろしました。

ところが!

今回の20個作ったところで10個の追加です。
この他のバージョンも50個の追加・・・
11月であれば、まだ調整がつくかも知れないのでと、受け入れましたが人が良すぎるでしょうか。

喋りすぎました、愚痴はここまで。




木工製作記

今日もカラマツのブランターケース 

底板の幅を自動鉋で揃えています。

危険を従うと思うので、真似される方は自己責任でお願いします。

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人の手が触れる部材はベルトサンダーで全て面を取りました。

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各部材が揃い組立に入ります。

組み立て用のジグは使い捨てになる可能性が高いので、簡単にこんな升を作りました。

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組み立て冶具に柱となる角材と各種スペーサーを挟んで接着剤を塗布。

その上に帯鋸で挽いた傷後をそのまま残した7mmの板を乗せます。

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更にその上にネイラーの定規を置いて、バシュッ、バシュッと打ちました。

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ネイラーを打つ際の衝撃か、ズレないように手で上から抑えた際に被加工材が微妙に動きますから、左右からクランプした方が良さそう、否、その方が絶対に良いですね。

ネイラーの釘位置も先方からの仕様書で細かく指定されているので神経を使っているのですが、本当に正確にその通りに打つと釘同士が干渉して、あらぬ所から飛び出しかねないので少しずらしてあります。

全て組み上げると17cmのキューブになる予定で、側板の短い方のパーツを先行して組みました。

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