家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。

 

木のランチプレート 試作 

お陰さまで仕事がやっと忙しくなって来ました。

記事に事細かく説明を入れたいのですが、済みません、箇条書き風でいかせてくださいm(_)m



依頼があって、木の形のランチプレートを作ることになりました。

木の図案は色々ありましたが、これ↓に決定。9mmラワンベニアに墨線をひいて糸鋸で切り抜きました。

図1.
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これ↑を元にもう一枚のベニアを下に敷いて、こうやって↓3mm程内側に線を写します。

図2.
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この内側にひいた線はプレートの彫り込み用テンプレイトになります↓

図3.
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彫り込み用の線ピッタリを糸鋸で切り抜きます↓

図4.
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この↑テンプレートを試作用加工材(パイン集成材18mm)に貼り付け、ドリルで下穴を空けました↓

図5.
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これ↑をこのままルーターで削ってキレイにするとこんな↓感じに。

図6.
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記事が長くなりそうなので二回に分けたいと思います。

この項、続く。

category: 木工製作記

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お手入れ 

仕事が少し落ち着いてきたので、封印していた、あちこちのお手入れをしました。

恒例の草刈。もう1ヶ月早くにやっておけば楽だったハズですが、仕方ないですね。

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日に日に伸びる雑草を見て見ぬふりをして我慢していたら、この有様です。

自走式の草刈機を借りてやってますが、今回もまる二日かかりました。

これは何かなぁ、セロリのような茎をしているんですが、私の身長(170cm)と同じくらいあるんです。

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私が無知なだけで、そんなに珍しくない植物なのかもしれませんが、他にも特徴的な形をした気持ち悪い巨大植物がたくさん育っていました。恐ろしかった~



そしてこれも随分気になっていた材木のシート掛け(雨よけ)もやっと終わらせました。

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雨晒しの方が乾燥が早いのは間違いないと思うんですが、それは寒い時期の事で昨年のような蝦夷梅雨や長雨にやられると折角の良材が台無しになります。



それから、草刈払い機のマフラーカバーの留めネジ穴が馬鹿になっていたのでタップを切り広げました。

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自走式では不向きな斜面や細部をやる草刈払い機で、たったの25ccなのですがマフラーが効いていないと信じられないほど爆音が鳴り響くんです。

イヤーマフをしていても我慢出来ないくらいの音だったので、これもやっと直しました。



そして、これもお待たせしていた印刷機の給紙ベルト交換です。

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昔、名刺や封筒、ハガキなどを印刷するのに私も使ったことがある機械なのですが、小さい精密機械って「どうして!?」って叫びたくなる程、面倒な作りになっていて、なかなか一筋縄ではいきません。

手や道具の入る隙間もかなり厳しいので、そのため掃除が行き届かずネジ頭が汚れて隠れていたりもするので、パーツリストの無い案件では余計時間がかかります。

無事終了。

木工は三四日離れていたでしょうか。

直ぐにバキューンっと木工を再開したいですが、打ち合わせも何件かあるし、お世話になっている年寄りのペンキ塗りの手伝いもあるので本格的に木工再開出来るのは来週からなのかな。


category: 日記

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様々なご要望にお応えしています。 

テーブルの脚部のみの製作依頼です。

材料は持ち込みで、元々は何かのパレットに使われていた材の再利用でした。
釘などを全て丁寧に取り除き、一次下ごしらえの平面と厚みを整えるところまでは依頼者様ご自身が施した状態での持ち込みです。

一週間養生して基準と厚みを整え直し、を三回やりましたが狂いが止まりそうにないので見切りをつけて加工に入りました。

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加工は狂いが始まらない内にやりたいので一気にやりました。

いろんな部分の穴あけ。

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持ち込み材の長さと仕上がり寸法の関係で十分なホゾを作れないので接合はジョイントボルトで施します。

↑写真の下穴は位置決めと回転防止のダボの下穴です。

↓簡易的な冶具を使い、ダボマーカーで各部材の相方に印を写します。

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部材小口へのダボ穴はこんな風↓にやりました。

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小口方向にボール盤同様の垂直穴を正確に空ける為の苦肉の策ですが、間違ってはいないと思うんですが、結果はダメした。

このドリルスタンド自体ガタつきがあるんですが、それに相まって木目の柔らかい部分にビットの刃が逃げてしまい、それを目視で力ずくで補正しようとして結局、穴の位置も形もおかしくなってしまいました。
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ダボマーカーの目印だけでは小口に正確な穴を空けることは無理なのかな・・・

試しに錐で大きく下穴を開けてからやってみます。

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ん~マンダム、ん~マンダム。

ダボマーカーの印だけよりはマシになりましたが、やはりビットが逃げてしますので正確とは程遠い感じ。

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これなら、ほんの数ミリでも良いのでホゾミゾを施した方が早くて正確です。

後悔役立たずですね。

仕方ありません、材が柔らかい事もあって強引にハメ合わせて仮組み。

仮組みしたこの状態でジョイントボルトの鬼目ナットを埋める下穴を空けました。

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↑これなら位置関係も現物合わせだし、小口への穴も逃げませんから、正確に開けられます。

仮組みを一旦バラして面取りして鬼目ナットを入れます。

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↑矢印は腐れや割れが取りきれない部分をエグった痕です。趣を感じてもらえるように意匠的に掘ったつもりですが、印象が悪いかも知れないので目立たない所へもっていきました。

ジョイントボルトで接合して素地調整し完成です。

二つでひと組の脚ですが、写真は何故か片方だけですので悪しからず。

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木製パレットの再利用ですが、なんとか格好をつけられたのではないでしょうか。

ローテーブルとダイニングテーブルの所謂ツーウエイの脚部です。

私の仕事はここまで。塗装は先方で柿渋を塗ります。

接合にボルトを使用したのは、やがて木が痩せて接合部に隙間が生じた際に簡単に増し締が出来るよう配慮した結果でした。

私が木工をしている事が地域で浸透してくる程に様々な需要があり、都度勉強になります。

有難うございます。m(_)m




category: 木工製作記

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札幌に進出!! 

本日6月22日オープンの「北海道くらし百貨店」で当工房のカッティングボードを取り扱っていただける事になりました。(先日持ち込みで納品に行ったのはこの為だったんです)


「北海道くらし百貨店」について詳しくはこちら←をクリック!


このカッティングボードは広尾町の福祉事業所「ゆうゆう舎」さんで加工を手伝ってもらっている作品で、関わってくれている関係者の皆さんの励みにもなるんじゃないかな。


クルミのカッティングボード(M)

尚、「北海道くらし百貨店」について先行して21日(水)の報道にも出ていましたが、6月23日(金)16時からHTBの生放送が予定されているそうですから、こちらも是非、ご覧になってください。

↑何れもローカルニュースですので北海道外の方は見れないでしょうけど・・・

北海道くらし百貨店」は年内に沖縄にも出来る予定があり、徐々に全国展開するそうです。

いよいよ工房ki-kiruも札幌進出です。

category: 日記

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生木と松脂 

何かの見本市で商談用のプランター見本を作る依頼がありました。

材料は地元産カラマツ。諸般の事情で納期は二日間しかありません。

材料は持ち込みです、持ち込みは良いのですが何と一日前に挽いたばかりの完全生木状態でしたから少しでも乾かそうと思い、そのため加工は一日で完成させなければなりませんでした。

先方は生木を加工させることに慣れているのらしく何とも感じていないようですが、私にはこんなイレギュラーな木工は考えられませんでした。

だって、完成後の故障が容易に想像出来ますからね、だからお断りしようと思ったのですが先方は凄くセッパ詰まっている様子で「他に頼める所がないんです!!」という感じでしたら、極簡単に作る事と、見本市用のその場限りの間に合わせ物で良い前提で半ば渋々引受たんです。

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↑材料は乾燥していないだけではなく、松脂だらけのベタベタでしたから灯油で脂を拭き取る作業から始めました、これも初めての経験です。

材料は両面プレナー済み、松脂を嫌って可能な限りこのスライドソーだけを使って加工します。

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作っているのは勾配のあるプランターと勾配のないプランター大小各2個づつ計8個。

この品は全国規模の某見本市に出展するため、完成写真を公開することは出来ませんので悪しからず。

実に簡単な作りですが、塗装まで終わらせたら22時を過ぎていました。材料が水分たっぷりなのと、拭けども拭けども滲み出てくる松脂のせいで翌日になっても塗装が乾く様子がありませんでした。

私には決して満足できる仕事ではありませんでしたが、それでも依頼者様は「助かった」と感じてくれただろうか・・・

この企画の担当者はドタバタでも格好を付けられた事に一時的に安堵しているかも分かりませんが、これを実用したり、時間がたって更に見本として再利用する事があったら、後に必ず現れるだろう故障に対してきっとクレームを感じてしまうんだろうな、とか思うと納品後の今でも依頼自体キッパリ断っておけば良かったのかな、なんて考えます。

私に直接依頼した担当者は事情を理解していると思いますが、この企画は確か4事業所だったかの合同の企画なので、無理を承知で頼んだ引き受けたの事を理解出来ない人たちの方が圧倒的に多いハズだと察しています。

今回は通常であれば「間に合わない」を「間に合わせる」の問題解決(ソリューション)が主たる仕事だと私は理解したのですが、その問題自体を認識していない人が多数いるのではないかなー、なんて悶々としていました。

そんな事をよそに妻は実に楽しそうに創作活動に励んでいて、自由な発想でこんな物を作っていました。↓

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巨大耳掻きのような匙です、これは一体何なのか尋ねると「かき混ぜスプーン」なのだそうです。

妻は芸術家のような難しい顔をしてこの創作に勤しんでおりましたが、内心は楽しくて仕方ないって感じなんだろうな、と思いました。

羨ましい。

category: 日記

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