家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。

 

ベンチ 完成です 

塗装の乾燥硬化を確認して座面を取り付け完成です。

座面は主にボルトで裏から引きつけています、一部駒止金具を使用。

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座面はこんな感じ。

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やはり座面の刃物痕がこのベンチの良さでしょうか。

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幅広のブビンガの一枚板から二脚分の座面を取った贅沢なベンチですが、ご使用される場所は一般住宅のお茶の間です。

もう既に先日納品済みなので、きっと気に入られて可愛がって戴いているのではないでしょうか。

依頼を受けて作っているわけですが、完成して引き渡すまでは自分(私)の大事な物のような気がしていました。

「嫁入り」とは良く言ったもので、納品する際はだいたいそんな気持ちになるのですが、将来私の元に戻って来られても困りますから、どうか末永く役にたって愛されて欲しいです。




category: 木工製作記

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ベンチを作っています  4 

脚部の塗装です。

柿渋に古い鉋身を一時間ほど漬け込んで黒く発色させようと試みました。

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実際に塗ってみると、ほとんど効果は無く黒くなった印象がありません。

柿渋は紫外線に晒すと色が濃くなる傾向があるので炎天下の屋外で養生しましたが、一回目の塗では都合よく効果は現れませんでした。

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翌日、今度はより効果が期待できそうなスチールウールを漬け込み発色を待ちました。

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鉋身の時よりは黒くなりましたが、それでも期待ほどの発色はありませんでした。

イメージ的には真っ黒に近い色にしたかったんですよね・・・

やはり着色は難しいです。今は真っ黒ではないけれど経年変化で黒に近づくかも知れないですし。

柿渋での着色は2回塗って清く諦めました、納期の事もあるのでオイルにステイン(古色の黒)を混ぜて上塗りしフィニッシュしました。

結果はこんな感じです↓

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真っ黒ではないけれど、とても良い感じの色に落ち着いたと思います。

こういう仕上がりの判断などは依頼主様から一任されているから出来る事で、そうでなければクレームにつながりますから、これからも色を指定した着色の依頼はお断りしようと思います。



座面の方もいよいよ仕上がり、オイル塗布まで進みました。

こちらは素晴らしい材料を使っている事もあり、とても美しいです。

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category: 木工製作記

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工房お休みのお知らせ 

いつもお知らせが遅くて本当にすみません。

明日8月12日(土)から14日(月)までの三日間、工房をお休みさせていただきます。

ご不便をおかけ致しますが、何卒よろしくお願いいたします。



二三日前から工房の敷地内にとても小さな鹿が一匹だけ遊びに来るようになりました。

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普通の鹿と比べて警戒心が薄いようで、黙って見ているだけなら逃げようとしません。

良く観察していると、一日中背の低い草を貪るように食べています。

独立したのかはぐれたのか、多分後者だと思うんですが独りで頑張っているところを見ると親近感が沸いてきます。

どうか、頑張って生き抜いて欲しい。


category: 日記

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ベンチを作っています  3 

隅木を作っています。

今までは脚と隅木の接合面を互いに45°カットしてやってましたが、今回は脚の角っこに合わせてルーターで欠きとりました。

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下穴などを空けてくっ付けるとこんな感じ。
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二脚分全て完了。
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脚部はほぼ完成形になったので座面の加工に入りました。

基準と分決めは終わっていて、そこからルーターと船で勾配を付けています。
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上の写真では分かりにくと思いますが、だいたい17分の1の勾配です。

横から見ると分かりやすいでしょうか、座板の片側端っこに厚み1cmの板をかまして勾配しています。

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そして、ルーターの傷跡を去るように四方反り鉋でザックリと規則正しく刃物痕をつけました。

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当初、このような装飾をする予定は無かったのですが、依頼者様が加工中のルーターの傷跡が気にいって傷を消さずに残して欲しいと要望があったんです。

その時、一旦は了解したのですが、ルーターの横摺の傷跡なんて素地調整でサンダーをかけたら殆ど見えないというか目立たなくなってしまいますから、どうせならと思ってこのような趣にしてみました。


category: 木工製作記

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ベンチを作っています  2 

少し悩んで結局、後で後悔しない方を選択しました。

仕口はこんな感じです。

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臍の長さは貫通しそうなくらい、ギリギリまで長くしました。

仮組みの際に木殺しをして調整しています。

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仮組みで問題が無かったので脚部の妻手方向を先行して圧着しました。

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ボンドの硬化待ち中に幕板の臍を作りました。長いのでこんな工夫をしてホゾを切っています。

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長手方向のホゾもギリギリまで長くしました。ボンドの量が多すぎたせいもあると思いますが、クランプを掛ける前からボンドがにじみ出ています。

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パイプクランプを延長して使い、ガッチリ圧着。

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