家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。

 

お母さんの事 24 

私がお母さんの一番下の妹ゆき子おばちゃんに会うのはこの時がはじめてでした。

おそらくは親戚の人なのだろうと思い「こんばんは」と挨拶をしましたが、私にはその人が誰なのか分かりません。

するとゆき子おばちゃんが「貴方は…もしかして…まあちゃん?」と尋ねました。

私はやっぱりこの人親戚なんだ、と思い背筋を伸ばし「はい、T沢と言います」と言いました。

ゆき子おばちゃんは以前からお母さんに電話で私の事を聞いていたそうです。

「姉ちゃんと電話した時にね、まあちゃんの事をよく話していたんです。よしのちゃんの彼氏が毎週週末には家に来て、いろんな所へ連れてってくれたり、おんぶしてくれたり、木で机まで作ってくれたんだよって喜んで話していました」

そして両手で私の手を握り、真っ直ぐ目を見つめて「本当にありがとうございます、感謝しています。」



私は、人の為に何かを作ってこんなに感謝されたのも随分久しぶり…いや初めてではないかと思いました。

私は毎日紙の加工をして、誰かの為に色々な物を作っているのですが、顧客から直接感謝される事はありません。

ただひたすらに、早く正確に、そして納期に遅れぬよう神経と体力を使っているだけ・・・

ですから、初対面のゆき子おばちゃんにこんなにも感謝され、とても新鮮な感覚を覚えました。


人に喜ばれる事がこんなに嬉しいのなら、俺そんな仕事がしたいな・・・


思えば木工なんかしばらくやっていませんでした。

木工のブログを立ち上げたものの、全然木工の記事なんか無いこのブログに訪問してくれた人はどう思っているのだろうか・・・


すこし彼女と相談してみたいと思います。





関連記事
スポンサーサイト

category: お母さんの机

TB: 0    CM: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://fuujinnraijinn.blog.fc2.com/tb.php/66-197c1471
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

リンク

最新記事

最新コメント

フリーエリア

カテゴリ

メールフォーム

月別アーカイブ

検索フォーム