家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。

 

木のランチプレート 試作 3 

将棋の藤井四段の連勝が29で留まるのではないか、たった今「負けました」と言うのではないかというタイミングでこれを書いています。

私も小学生の頃に父親から将棋を教わり、一日目でルールを理解して二日目には父を負かした事を思い出しました。
父との対局に勝った事がとても嬉しくて、もしかして自分は天才なのではないかと舞いあっがていたのですが、その次の局から全く勝てなくて、対局が始まって直ぐに勝つ見込みが無いことが解るくらいに力の差があることに気が付きました。

つまり、初めて父に勝ったときは父がわざと負けてみせて、私に自信を持たせて将棋の面白さを体験させたかったのだと思います。

しかし、当の私はその事が兎に角、気に入らなくて情けなくて腹がたったのです。

だから今度は実力で父を負かしたくて色んな本を読みあさり、将棋を猛烈に勉強した事を思い出しました。



やはり投了したようです、藤井四段の連勝は29でストップしましたが、それで十分以上に凄い事だと思うのですが、本人の心中を察すると何故か自分の記憶と重ねてしまい胸が苦しくなるような気がしました。

話は私の事に戻しますが、子供の頃から何か取り組んでいる物事が上手くいかない場合に物凄く腹がたって、直ちに原因を追求してトライ&エラーを繰り返して正解を求めるというやり方を自然に身に付け、今に至っているんだなと思うと父があの時にわざと負けた事を、事このことに関しては感謝せずにはいられない、そんな気持ちになりました。

だから、私の個人的な経験則での感想ですが、教育なんて一から十まで一々教えるよりも何か切っ掛けを与えるだけで人は勝手に成長するんじゃないかなと思うんです。


で、試作を作ってみてダメだなと思った部分を訂正すべく外側のテンプレートを3mm程大きく作り直し、今度は接着剤でガッチリと圧着させました。

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本番に入ります。先ずは激選したあら材を運んで屋外でザックリと歪みや汚い表面を削りとりました。

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電機カンナの替刃を新品に交換したので非常に気分良く作業ができました。

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荒材を選別している際にクルミとサクラなんだろうなと思っていたらセンのような肌が現れて来ました。

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センに特別な思い入れは無いのですが、普段あまり扱わない樹種なのでこんな木も持っていたんだなと、少し嬉しくなりましたが削り進めるとセンではなくタモでした。

なんだろう、このガッカリ感は。

タモに飽きたわけでもなんでもないのですが、正直そう思いました。


荒材の汚い部分が取り切れていませんが、この日は天気がとても良かったので天日干ししました。

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これ↑を90cm強に定寸切りして片耳を落として直線をだしました。

DSC_0286.jpg



屋外の作業はここまで。気が付くと地面は雪が降ったように木屑が積もっていました。

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この数日は天気が良くて屋外作業は気持ち良いです。
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