家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。

 

 

昨年の今頃、知人の庭に生えていた木の伐採を頼まれて伐ったカエデを板にして養生乾燥させていたのですが、昨年夏の梅雨のような長雨にやられてカビが発生していたやつの処分をしていました。

「薪にするしかないな」とチェンソーで切り刻んでいたら、薪にして燃やすには勿体無いほどキレイな状態で残っていた板もあり、全体の4分の1程度でしたがカンナをかけてみました。

先ずは手押しにかけるのですが、だんだんとカエデの白く緻密な肌が現れて「うわ~、なんて綺麗なんだ」と思わず独り言が出てしまいましたが、全体を削る終わると全ての板に白くボケが入っていたりカビなのかバクテリアなのか分かりませんが青黒い色が導管に侵入していました。

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つまり、というか、やはり全滅です。

雨水に当たらぬようトタンやブルーシートをかけていたのですが、少しの位置関係の違いでやられてしまったんですね。

↓こんな素晴らしい杢が入っているのですが、売り物には難しいでしょう。

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同じ菌に侵された状態でもスポルテッドならカッコ良いですが、そんな付加価値のあるアオではないです(涙)



これは昨年秋に挽いたクルミで本来ならば捨ててしまう部位なのかもしれませんが、面白そうななので取って置いたやつです。

DSC_0020.jpg

ポリエチレングリコールの原液をたっぷり塗ったので割れないだろうと思っていましたが、降り積もっていた雪が溶けて顔を出した頃には細かくひび割れのようにワレが入っていました。

ポリエチレングリコールの効果は大したことないな、否、ノウハウが足らないか。

この場合は水中乾燥を試すべきだったのかな、でも厳冬期を跨ぐわけだからそれも無理か。

木の乾燥は奥が深く難しいです。

特別な設備はありませんから最大限知恵を絞って木を活かさなければなりません。薪への用途は最後のに取っておきたい。


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