家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。

 

お母さんの事 18 

仕事が定時におわり、私は病院に向かいます。

病院では既に彼女と弟さん夫婦がが待っていました。

お母さんはHCUに移されていたので、面会が出来ないわけではないのですが完全に管理されたなかですので時間を合わせ、落ち合うことになっていたのです。

担当医の説明があるため、その準備があり私たちはHCU用の待合室に1時間ほど待たされていました。

10畳ほどの待合室はソファーやテーブル、床の間などがあり長時間そこで待つ為の用意が整っています。

この部屋にはこれまで沢山の利用者のそれぞれのドラマがあったのでしょう。


看護師が来て私たちを呼びました。

シェルターのような頑丈な扉を開け中へ入ります。

脳神経外科病棟のHCUは薄暗く全体が赤っぽく見えます、たぶん夜だったことは関係ないのでしょう。

お母さんは一番奥のベットでした。

担当医の説明がひとしきりおわり、その後少しだけお母さんに声をかけたり体をさすったりする時間がありましたが、反応はにぶく、目はうつろな状態です。

痙攣を抑制する薬を投与していて、その作用で意識がもうろうとしているのだと説明がありました。

この日もCTを撮りましたが出血は確認されていません、このまま何事も無く退院できないものかと誰もが考えたと思いますが原因が分からないのではスッキリいきません。


介護で疲れきっていた彼女がまた一回り小さく見えました。













関連記事
スポンサーサイト

category: お母さんの机

TB: 0    CM: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://fuujinnraijinn.blog.fc2.com/tb.php/60-9fe89e2b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

リンク

最新記事

最新コメント

フリーエリア

カテゴリ

メールフォーム

月別アーカイブ

検索フォーム