家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。

 

木のお玉を作っています 4 

お玉の他に同時にサーバースプーンも作っていて、写真はサーバースプーンを削っているところです。

お玉の内丸部分はスクイノミを駆使して整形を終われせていて、作業はアウトラインの整形です。

展示会までに時間が無くなってしまったので私も手伝っているのですが、比較的大きなラインのRは南京カンナで整えると早くて断然キレイです。

DSC_0956.jpg




その他、いろんな刃物を使って角ばった部分を落としてなめらかにしてゆきます。
豆カンナたちが写っていませんが、サーバースプーンの内側は四方反りの豆カンナが活躍しました。

DSC_0941.jpg

作風として刃物跡をわざと残す仕上げと、刃物跡を徹底的になくする仕上げがあると思うんですが、妻の仕上げは後者です。

その際に一番面倒なのが、お玉のような深い内丸の底に残る刃物痕です。そこを去らうのにスクレイパーが活躍しました。スクレイパーなら妻でも使えますからね。



水引をはさんで更にサンダーで磨き上げます。

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ボール盤で使っているビットのようなアイテムはRobert Sorby 412 マジック式・スポンジパッド Φ50mmというパットで大きめのペーパーを付けて研磨しています。

本来の使い方は逆で、旋盤などで回転している被加工材に押し付けて研磨するものなので苦肉の策でやっているのですが、結果は非常に良好です。

この通り↓実にピッカピカ。

DSC_0944_201611210000377df.jpg

クルミくらい柔らかい材料ならこれだけで整形できるかもしれませんが、今回使っている真樺はとても固くて歯が立ちませんでしたが、磨くだけなら十分に使い物になります。

軸がナイロンなので耐久性はないと思いますが、消耗してしまったら軸付きのちゃんとしたやつに買い換えます。


内丸以外は他に良い道具を持っていないので手で擦るしかないですね。

DSC_0945.jpg

この手でペーパーをかける作業は何本もあると相当な時間を費やしますから、それ以前の工程で可能な限り刃物で仕上げて、いわゆるVの字地獄や逆目がどうしても止まらない部分だけをスクレイパーにした方が良いですね。

スクレイパーは便利なお助けグッズですが、毛羽が固くてペーパーかけに根性が必要になりました。

艶も刃物と比較すると数段落ちますが、これはスクレイパーの研磨をよく理解していないせいなのかな?
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