家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。

 

伊東塾 

二日間にわたり「伊東建築塾こども建築クラブ」のワークショップに「くるみの会」のメンバーとしてお手伝いに参加しました。
塾長で建築家の伊東豊雄さんはじめ、講師にミネルバの宮本茂紀さん、家具デザイナーの藤江和子さん
日本を代表する建築や家具の凄い人たちの指導で中高生がデザインした家具を作ります。

その他スタッフの方たちや某大学の人たちも指導にあたっていましたが、木工の機械を使って木を加工するのは私達くるみの会のメンバーの仕事でした。

最初に講義がありましたが子供向けのワークショップなので私たちが勉強になるようなお話はありません。

宮本さんを中心に講義。木の比重などについてレクチャーがありました。
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そして、参加した子供たちがデザインした椅子などを作るわけですが、制限の無い自由な発想だったので二日間(実働12時間)しかない中で限られた材料と設備も相まってドタバタの突貫工事がはじまりました(笑)

予定では地場産の木を使う事になっていたので、無垢の荒材を製材した物しか準備していなかったのですが、デザインが凄すぎて急遽ランバーコア材を発注。
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私は旋盤で直径40mm長さ900mm以上の丸棒を20本作る事になりました(涙)

製作時間は一日目の午後からと二日目の朝から午後3時まで。

丸棒を作るだけではなくて全ての作品を完成させなければなりませんから、時間がありません。

ですから二日目の朝はAM2:30から起きて自分の仕事を済まして、外が明るくなり始めたAM5:30頃に出勤しました。

私が一心不乱に旋盤に向かい粉まみれになっている中、全員それぞれの作品を完成させるべく目を三角にして作業が進みますが、そんな中でも子供たちは屈託のない笑顔で木工を楽しんでいるようでした。



時間の経過とともに、だんだんと形が見えてきました。

正四角形の木を100個! たて横の貫通穴に紐を通して組み上げているところ。
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わかるかな?モザイク柄ですが、大樹町のタイキ(TAIKI)と読めるように配置されています。


おお、これは恐ろしい。ほとんど直線加工がありません。
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部材は糸鋸やジグソーなどを使いシナランバーから切り出しました。世界の宮本さんも電動ドリルを持ち参戦しています。世界の藤江さんも粉まみれ。



おお、こちらのチームは無垢材にこだわった作品。君たちは偉い!
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私の丸棒20本もこんなふうに使われていました。
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正確には20本全てを作ったわけではありませんが、丸棒担当者としての責任は全部しょいましたから(笑)



世界の伊東さんも最後までこの椅子に関わっていました。
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↑位置決めに全てダボを施してしるので、なかなか組みあがりません(汗)




始めはいろいろありましたが最後は全員一致団結して全て完成まで辿りつけました。
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場所をLIXILが運営するメムメドウズに移して完成作品を前に、デザインしたチームがコンセプトなどを発表。
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照明設備の下に飾られると一際素晴らしい出来栄えに映ります。
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二日間しかなかったので接合はボンドとネジ、塗装もないのは仕方ありません。
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それでも見た目の完成度は高く、実際に座れるんですよ。
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多分全員が達成感に満たされたんじゃないかな・・・
困難が大きかった分、そんなふうに感じました。



最後はバーベキューで打ち上げました。
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今回、私はなるべく出しゃばる事は避けたので全体の中で存在感は多分無かったと思います。

これを機に世界的な先生方とお付き合いが発生する事も考えられませんからコンタクトもほんのご挨拶程度だけに差していただきました。

ただいつも感じるのは子供たちの創造力は本当に素晴らしいと言うこと。

子供たちは皆天才だ、と言ったら言い過ぎでしょうか。

だから、有名な先生方とお近づきになれた事よりも子供たちが想像した物を形にする、その事に関われた体験が私の報酬ですね・・・
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