家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。

 

杉の一枚板でローテーブルを作っています 3 

平面と厚みが整ってある程度仕上げる前に脚部の構造を決めなければなりません。

脚部と甲板を合体させるのはまだまだ先の話ですが、脚部の部材を荒木取りしておかなければスケジュールがケツカッチンになってしまうんです。

DSC_0151_201606032231018f2.jpg

直に何度もためらい傷のように実寸で墨を入ては考えて・・・を繰り返しましたが、大枠で方針はきまったものの細部は最良と思えるイメージが沸いてきません。

それでもこの段階で脚部の木取りをしたいのは、荒木取りをして養生に約1週間、狂いを直して更に1週間養生してもう一度狂いを直して本木取りという工程を経なければ納品後或いは制作中に狂いが生じるからです。

この工程をしっかりやったからといって、どんな環境でも故障しない家具が出来上がるかというと、決してそんな事はないのですが、天然乾燥のみの材料と人工乾燥も施した材料とでは狂いの差があるように同じく故障が起きたとしても程度が異なるからなんですね。

昔の在来工法の家なら天然乾燥のみの家具でも問題無かったのでしょうが、現在の高気密住宅で温風や冷房が少なからず直接当たるような環境だと純真無垢の家具には辛い条件になります。

因みに、天然乾燥のみの材料の方が艶が良いという利点があるようです。



という訳で、細部までハッキリと決められない段階ですが大枠でザックリ荒木取りをしました。

DSC_0153_2016060322310234f.jpg

荒木取りの墨を入れて、絶対に間違わないように無駄が出ないように部材番号も振って挑みました。

それでも足りない部材が出てきたりするんですがね・・・


多めに残して基準を出し、表面をキレイにする程度に分決めをしました。

DSC_0154 (1)

この段階では最終仕上げよりも2~3mm程大きいい(太い)状態です、1週間後更に削ります。

これでストップしていた作業が再開できます。

横方向にだけ削っていた甲板を墨線を消す程度に縦方向に削りました。

DSC_0155.jpg

これをやっておくと次の鉋掛けが楽になります。

鉋屑を見て分かると通り、本の少し鉋を掛けただけで仕上げに近い艶が出ました。

DSC_0159_20160603223107406.jpg

手前側にまだ少し横方向に削った跡が見えているようですが、これは縮杢です。


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