家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。

 

昆布漁のお手伝いをしました 

知人の漁師、M山さんから依頼があり昆布漁のお手伝いをしました。

朝6時半に所定の場所へ行くと、海では既に漁が始まっていました。

この日は少し波があり、コンデションはあまり良くはないようでした。海に浮かぶM山さんの船を注視していると向こうから合図があり急いで港へ向かいます。

DSC_1215.jpg

港に着いた船には山盛りの昆布がありました。

岸壁から船まではかなりの高低差がありますが、奥さんの直美さんはヒョイとジャンプして船に飛び乗り水揚げを手伝います。

M山さん夫婦の愛の共同作業ですね、息ピッタリでした。私はただ感心して見ているだけ・・・

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M山さんは再び海へ、私たちは昆布干場へ移り手際よく昆布を並べました。

私は主に荷台から昆布を下ろす作業をしていました。

一本の長さはだいたい6mくらいでしょうか、昆布同士がくっつかないように真っ直ぐに整然と並ばれています。

私も少しやりましたが、両手に昆布を持ちながら捻じれたりしないように気をつけて中腰で後ろに向かって歩くこの作業は炎天の下では酷な作業です。

DSC_1217.jpg

特に私は要領を得ていないために体で昆布の束を持ち、その為昆布に着いている潮なのか自分の汗なのか、多分に両方なのでしょうが、とにかく体がベタベタになっていました。

しかし、労働の汗というのは生きている気がすると言うか、働いている実感があり気分がいいです。

昨年まで勤めていた会社では管理や指導ばっかりで働いている実感がありませんでしたから、会社の実働部隊のみんなには引けめや負い目を感じていました。

現場で能力を発揮できない者が管理の業務をしたほうが合理的。これが私の持論なのですが、これとセットで能力の高い技能者には高い評価をするような世の中にならないものかな・・・と、考えているんです。

乱暴な言い方ですが、遅くて下手な人が現場で作業をして管理能力のない人が指導管理している、ような気がしているんです。


などと考えているうちに時は過ぎ、いよいよ干した昆布を取り込みました。

写真の一番手前がイワユル根昆布になります。

DSC_1218.jpg

これは切り分けるところ。
DSC_1219.jpg

一連の作業が終わり気づいたことは、まわりの漁師さんたちも同じような作業をしているのですが実はやっている事が少しずつ違うんです。

それぞれに考え方があっての事なのだと思いますが、同じ海でとれて同じ環境で干しても品質が違って来るんですね・・・



初めてする昆布干しの仕事でしたが、良い体験になりとても新鮮でした。

商店の店頭に並ぶ前の商品がどんなふうに出来上がるのか、という小中学生の体験学習のようなことをこの歳になってしているわけですが、子供たちが垣間見れる部分は極一部のような気がしますし、大人だって誰でも体験できませんから私は仕合わせです。

初めてだったのでろくに役にたちませんでしたが、貴重な体験をありがとうございました。



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