家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。

 

春近し 

北海道に遅い春の到来を感じる今日この頃、山菜シーズンにはまだ早いのですが秘密の穴場へクレソンを獲りに同行させてもらいました。

内地の方々から見れば真冬の風景としか見られないかもしれませんが、気温の上昇と共に雪が溶けてきて本格的な春が近い事を地元の私たちは肌で感じています。


広い雪原を横断するためカンジキを履いていざ出発。
DSC_0750.jpg

今回同行させていただいたのは、いつもお世話になっている「蕎麦屋一秀」の高橋さんです。赤いツナギがトレードマークですからもう説明はいらないかもしれません。


この雪原の向こ水が沸いているところがあり、高橋さんが所有者の許可を得てクレソンを蒔いたのだそうです。
DSC_0751.jpg

先日の降雨が雪原の表面を凍らせたので、足が埋まるところが少なかったため途中でカンジキを脱ぎました。

途端に辺りの自然に自分自身が馴染むような感覚になり、体も心も軽くなったような気がします。



程なく秘密の場所に到着。

分かりにくい写真ですが湧水が小さな川を作り、すぐさま滝となって下の歴舟川へ落ちています。
DSC_0752.jpg


そしてそのすぐ反対側が浅い池のようになっていて一面にクレソン。
DSC_0753.jpg

この場所は昔、本わさびの栽培をしていたそうで、その名残のように僅かですがワサビも根を張っていました。

ワサビの根をかじってみましたが、その風味も何も感じませんでした。(笑)

残念ながらこの日はまだワサビも育っていなかったしクレソンは褐色で食べごろではありませんでしたが、済んだ水と空気に心が洗われたような気分でした。

地元の人には見慣れた当たり前の風景なのだと思いますが、間違いなく素晴らしい環境です。

北海道ですから自然が比較的多く残っていて、基幹道路から脇に入るとどこにでもありそうな風景ですが、気を付けなくてはならないのが観光地ではないので、個人所有の土地に入らなければ辿り着けない場合があるわけで所有者の了解がなければ地元の私たちでもトラブルが起こる危険があります。

一般には所有者が誰でどこに居るかなんて分からない事の方が多いと思いますから、そんな時は清く諦めましょう。

当然、侵入者の安全を確保なんてしていないし、ヒグマの巣でもありますからね。
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