家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。

 

野菜保存箱 4 

ホゾや底板を入れる溝などを切って、ホゾ穴を開ける線をケガキました。

逕サ蜒・124_convert_20130208190341 

私は、ホゾ穴以外は特にキッチリとケガキをしませんが、ホゾ穴に限っては全て線を引きます。

それは、仕上げにノミを使うからです。他の加工は端材で確認して位置決めをしたら最後まで全部その設定でいけるのですが、もし今現在私が角ミノを持っていたにせよ、きっとホゾ穴だけはキッチリと引くと思います。

何故かというと、それくらい私はホゾ穴が苦手なんです。

というか、目違いが許せないんです。

ほんのチョッとでもそうなんです。

私の老眼の始まった見た目には分からなくとも加工した境い目の手触りに、それを感じてしまうと「仕方ねぇな」と落胆してしまうんです。

私が陶芸家のように、一つの納得した作品のために幾つもの失敗作を頭の上から叩きつけるように破棄してしまえるほど、材料が豊富にあるわけでもありませんから、「仕方ねぇ」と言いながらそれを最後まで作り続けるしかない・・・・

くどくなりますから止めます。


目違いは払うものなんですよね、きっと。

ケガキ道具のせいかなと思い、写真のようなものを使いましたがイマイチでした。

使うシャープの芯が0,5mm(太い)のことも一因かと感じます。



トリマーで6mmのホゾを掘って、ノミで整えました。

逕サ蜒・035_convert_20130208190900 


逕サ蜒・121_convert_20130208190954

この後、鏡板にあたる材にワトコのミディアムウォルナットを塗装しました。

一部ですが部材がそろったところで仮組みです。

073_convert_20130209232843.jpg 
  毎回加工精度が上がってくるので、多分一番楽しい時期なのでしょう。

074_convert_20130209232928.jpg 
底板用のミゾが一直線になっていて気持ちが良いのですが、考えてみると、こういうふうに組んでからミゾを切るのが本当なのでしょう。次回はそうします。

そして、鏡板も入れて再度仮組みをして印象を確かめました。

010_convert_20130209233110.jpg 


おお、いいじゃないか。

まるで家具の様じゃないか、とニンマリ。

多分、この瞬間が一番好きな木工愛好家って多いんじゃないかなと思うんです。(私だけ?)

と、自己満足に浸っていると妻から横槍がビュっと飛んできました。

オイルフィニッシュのミディアムウォルナットの色が 「汚く見える」 とクレームが入りました。

「えっ、いいじゃないか、かっこいいじゃないか」と抵抗してみたのですが、依頼主と争うことはできません・・・

ナチュラルな感じで、「いんでないかなぁ」と思っていましたが、協議の結果、ホワイトに変更となりました。


つづく
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category: 木工製作記

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コメント

工房 楽さん こんにちは。

毎日、拝見させて頂いています。もうバレていると思いますが、今回の物は楽さんのテイストを大幅に参考にさせて頂きました。「パクったな」と怒られるのではないかビクビクしていましたが、褒めていただいて感激です。

URL | torayoshi #-

2013/02/10 11:23 * edit *

おみごと!!! 私は、5年前にホゾ組でイスを作って以来、ホゾは切った事がないし、むちゃヘタクソです。 りっぱなもんだと尊敬します。

URL | 工房 楽 #-

2013/02/10 06:59 * edit *

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