家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。

 

お手入れ 

仕事が少し落ち着いてきたので、封印していた、あちこちのお手入れをしました。

恒例の草刈。もう1ヶ月早くにやっておけば楽だったハズですが、仕方ないですね。

DSC_0240_2017062822481240b.jpg

日に日に伸びる雑草を見て見ぬふりをして我慢していたら、この有様です。

自走式の草刈機を借りてやってますが、今回もまる二日かかりました。

これは何かなぁ、セロリのような茎をしているんですが、私の身長(170cm)と同じくらいあるんです。

DSC_0241_20170628224814083.jpg

私が無知なだけで、そんなに珍しくない植物なのかもしれませんが、他にも特徴的な形をした気持ち悪い巨大植物がたくさん育っていました。恐ろしかった~



そしてこれも随分気になっていた材木のシート掛け(雨よけ)もやっと終わらせました。

DSC_0242_20170628224815e5f.jpg

雨晒しの方が乾燥が早いのは間違いないと思うんですが、それは寒い時期の事で昨年のような蝦夷梅雨や長雨にやられると折角の良材が台無しになります。



それから、草刈払い機のマフラーカバーの留めネジ穴が馬鹿になっていたのでタップを切り広げました。

DSC_0246.jpg

自走式では不向きな斜面や細部をやる草刈払い機で、たったの25ccなのですがマフラーが効いていないと信じられないほど爆音が鳴り響くんです。

イヤーマフをしていても我慢出来ないくらいの音だったので、これもやっと直しました。



そして、これもお待たせしていた印刷機の給紙ベルト交換です。

DSC_0278_20170628224818cdd.jpg

昔、名刺や封筒、ハガキなどを印刷するのに私も使ったことがある機械なのですが、小さい精密機械って「どうして!?」って叫びたくなる程、面倒な作りになっていて、なかなか一筋縄ではいきません。

手や道具の入る隙間もかなり厳しいので、そのため掃除が行き届かずネジ頭が汚れて隠れていたりもするので、パーツリストの無い案件では余計時間がかかります。

無事終了。

木工は三四日離れていたでしょうか。

直ぐにバキューンっと木工を再開したいですが、打ち合わせも何件かあるし、お世話になっている年寄りのペンキ塗りの手伝いもあるので本格的に木工再開出来るのは来週からなのかな。


スポンサーサイト

category: 日記

TB: 0    CM: 0

様々なご要望にお応えしています。 

テーブルの脚部のみの製作依頼です。

材料は持ち込みで、元々は何かのパレットに使われていた材の再利用でした。
釘などを全て丁寧に取り除き、一次下ごしらえの平面と厚みを整えるところまでは依頼者様ご自身が施した状態での持ち込みです。

一週間養生して基準と厚みを整え直し、を三回やりましたが狂いが止まりそうにないので見切りをつけて加工に入りました。

DSC_0220_20170623220336266.jpg

加工は狂いが始まらない内にやりたいので一気にやりました。

いろんな部分の穴あけ。

DSC_0222.jpg

持ち込み材の長さと仕上がり寸法の関係で十分なホゾを作れないので接合はジョイントボルトで施します。

↑写真の下穴は位置決めと回転防止のダボの下穴です。

↓簡易的な冶具を使い、ダボマーカーで各部材の相方に印を写します。

DSC_0226_20170623220339da7.jpg



部材小口へのダボ穴はこんな風↓にやりました。

DSC_0231_20170623220341cdd.jpg

小口方向にボール盤同様の垂直穴を正確に空ける為の苦肉の策ですが、間違ってはいないと思うんですが、結果はダメした。

このドリルスタンド自体ガタつきがあるんですが、それに相まって木目の柔らかい部分にビットの刃が逃げてしまい、それを目視で力ずくで補正しようとして結局、穴の位置も形もおかしくなってしまいました。
DSC_0232.jpg

ダボマーカーの目印だけでは小口に正確な穴を空けることは無理なのかな・・・

試しに錐で大きく下穴を開けてからやってみます。

DSC_0233.jpg


ん~マンダム、ん~マンダム。

ダボマーカーの印だけよりはマシになりましたが、やはりビットが逃げてしますので正確とは程遠い感じ。

DSC_0234_20170623220345389.jpg

これなら、ほんの数ミリでも良いのでホゾミゾを施した方が早くて正確です。

後悔役立たずですね。

仕方ありません、材が柔らかい事もあって強引にハメ合わせて仮組み。

仮組みしたこの状態でジョイントボルトの鬼目ナットを埋める下穴を空けました。

DSC_0235_20170623220346b8a.jpg

↑これなら位置関係も現物合わせだし、小口への穴も逃げませんから、正確に開けられます。

仮組みを一旦バラして面取りして鬼目ナットを入れます。

DSC_0238_2017062322034826b.jpg

↑矢印は腐れや割れが取りきれない部分をエグった痕です。趣を感じてもらえるように意匠的に掘ったつもりですが、印象が悪いかも知れないので目立たない所へもっていきました。

ジョイントボルトで接合して素地調整し完成です。

二つでひと組の脚ですが、写真は何故か片方だけですので悪しからず。

DSC_0239_20170623220349b9a.jpg

木製パレットの再利用ですが、なんとか格好をつけられたのではないでしょうか。

ローテーブルとダイニングテーブルの所謂ツーウエイの脚部です。

私の仕事はここまで。塗装は先方で柿渋を塗ります。

接合にボルトを使用したのは、やがて木が痩せて接合部に隙間が生じた際に簡単に増し締が出来るよう配慮した結果でした。

私が木工をしている事が地域で浸透してくる程に様々な需要があり、都度勉強になります。

有難うございます。m(_)m




category: 木工製作記

TB: 0    CM: 0

札幌に進出!! 

本日6月22日オープンの「北海道くらし百貨店」で当工房のカッティングボードを取り扱っていただける事になりました。(先日持ち込みで納品に行ったのはこの為だったんです)


「北海道くらし百貨店」について詳しくはこちら←をクリック!


このカッティングボードは広尾町の福祉事業所「ゆうゆう舎」さんで加工を手伝ってもらっている作品で、関わってくれている関係者の皆さんの励みにもなるんじゃないかな。


クルミのカッティングボード(M)

尚、「北海道くらし百貨店」について先行して21日(水)の報道にも出ていましたが、6月23日(金)16時からHTBの生放送が予定されているそうですから、こちらも是非、ご覧になってください。

↑何れもローカルニュースですので北海道外の方は見れないでしょうけど・・・

北海道くらし百貨店」は年内に沖縄にも出来る予定があり、徐々に全国展開するそうです。

いよいよ工房ki-kiruも札幌進出です。

category: 日記

TB: 0    CM: 0

生木と松脂 

何かの見本市で商談用のプランター見本を作る依頼がありました。

材料は地元産カラマツ。諸般の事情で納期は二日間しかありません。

材料は持ち込みです、持ち込みは良いのですが何と一日前に挽いたばかりの完全生木状態でしたから少しでも乾かそうと思い、そのため加工は一日で完成させなければなりませんでした。

先方は生木を加工させることに慣れているのらしく何とも感じていないようですが、私にはこんなイレギュラーな木工は考えられませんでした。

だって、完成後の故障が容易に想像出来ますからね、だからお断りしようと思ったのですが先方は凄くセッパ詰まっている様子で「他に頼める所がないんです!!」という感じでしたら、極簡単に作る事と、見本市用のその場限りの間に合わせ物で良い前提で半ば渋々引受たんです。

DSC_0217_20170619203214696.jpg

↑材料は乾燥していないだけではなく、松脂だらけのベタベタでしたから灯油で脂を拭き取る作業から始めました、これも初めての経験です。

材料は両面プレナー済み、松脂を嫌って可能な限りこのスライドソーだけを使って加工します。

DSC_0218_201706192032162bc.jpg

作っているのは勾配のあるプランターと勾配のないプランター大小各2個づつ計8個。

この品は全国規模の某見本市に出展するため、完成写真を公開することは出来ませんので悪しからず。

実に簡単な作りですが、塗装まで終わらせたら22時を過ぎていました。材料が水分たっぷりなのと、拭けども拭けども滲み出てくる松脂のせいで翌日になっても塗装が乾く様子がありませんでした。

私には決して満足できる仕事ではありませんでしたが、それでも依頼者様は「助かった」と感じてくれただろうか・・・

この企画の担当者はドタバタでも格好を付けられた事に一時的に安堵しているかも分かりませんが、これを実用したり、時間がたって更に見本として再利用する事があったら、後に必ず現れるだろう故障に対してきっとクレームを感じてしまうんだろうな、とか思うと納品後の今でも依頼自体キッパリ断っておけば良かったのかな、なんて考えます。

私に直接依頼した担当者は事情を理解していると思いますが、この企画は確か4事業所だったかの合同の企画なので、無理を承知で頼んだ引き受けたの事を理解出来ない人たちの方が圧倒的に多いハズだと察しています。

今回は通常であれば「間に合わない」を「間に合わせる」の問題解決(ソリューション)が主たる仕事だと私は理解したのですが、その問題自体を認識していない人が多数いるのではないかなー、なんて悶々としていました。

そんな事をよそに妻は実に楽しそうに創作活動に励んでいて、自由な発想でこんな物を作っていました。↓

DSC_0219_20170619203217db9.jpg

巨大耳掻きのような匙です、これは一体何なのか尋ねると「かき混ぜスプーン」なのだそうです。

妻は芸術家のような難しい顔をしてこの創作に勤しんでおりましたが、内心は楽しくて仕方ないって感じなんだろうな、と思いました。

羨ましい。

category: 日記

TB: 0    CM: 0

あかびらツクリテフェスタが終わりました 

6月10(土)11(日)の二日間、赤平市のツクリテフェスタに参加して来ました。

会場は、あの「下町ロケット」の題材となった植松電機さんの工場や敷地で、開会式ではロケット(凄く小さいやつ)の打ち上げなどもあり、もの作りの町を連想させる一貫としたイメージのあるイベントでした。

第一回目のイベントですが、昨年まで行われていた道内でも屈指のイベント「ふらのクリエイターズマーケット」の後継という事もあり、出店応募者の選考倍率は2倍だったそうです。

私の売上の事は置いといて、来場されたお客様はじめ様々な作家さんや実行委員の方々との出会いがあり、また一つ有意義な時間が過ごせたのではないかと回想しています。

DSC_0196_2017061519044650d.jpg

ブースの面積や輸送の関係で今回もイベント用に用意した小さい物しか展示出来ませんでしたが、器の評判が良かったです。でも、一番多く売れたのはネームホルダーでした。

ネームホルダーは昨年作って評判こそ良かったものの、なかなか売れずにいたのですが、今回は売上に一番貢献してくれました。
地域性やイベントの質、個性により売れる物って違ってくるんですね、今回終わってみての感想です。


赤平市は比較的札幌市の近くにあり、そのためイベントの翌日は札幌を経由して新規の取引先に直接納品に行ったり、私の工房の創業時から付き合いのある木工機械屋さんへ商談に伺ったり中身の濃い一日となりました。

札幌の新規の取引先の件は只今6月22日オープンに向けて激しく準備中で、一般の方向けの告知はまだだと思うので私が先だってここでお伝えする事は辞すります。

が、こちらの木工機械屋さんは非常にオープンな事業所で「木工機械の丸進」という会社。
DSC_0213_20170615190449d70.jpg

写真は整備待ちの中古機械や整備済み或いは新品で納品待ちの機械が置かれている倉庫です。

ここは新しい倉庫で旧倉庫から徐々に移動中なんだそうですが、それでもヨダレが出てきそうなくらい魅力的な機械がたくさんありました。

北海道では入手困難だろうなと思っていた桑原の手押しや自動がキッチリ整備されて納品を待っているのを見て、「どうしてこんな高級品を導入できるんだろう」と関心しきりでした。
納入先は個人で新規に開業される若い人のようです。

DSC_0212_20170615190448f37.jpg

因みに、納品を待っている機械群の撮影は自粛しています。

私は今回の商談で「作れば売れる」事が期待できそうな商品について、もっと効率化を図り利益が出るようにしたくて、ベルトグラインダーやスポンジサンダーなどを検討していたのですが、そんな事はどうでも良くなるような提案を頂いきました。

頭ガツーン、て感じです。

諸般の事情でこれも詳細はお伝えできませんが、兎に角、イベントの出店なども含めて自らアクションを起こして行動すると必ず新しい出会いや発見があるもんだな、とつくづく感じる遠征でした。

このまま一生懸命やっていれは、そのうちどうにかなるのかな。

遠征からの帰り道、一緒に同行していた妻と今までの出来事を改めて振り返り「よくここまで来たな、まだこの先があるんだろうな」などと話していました。


category: 日記

TB: 0    CM: 0

工房お休みのお知らせ 

いつも案内が遅くて申し訳ありません。
工房ki-kiruは赤平市の「ツクリテフェス」に参加する為、6月9日(金)から12(月)までの4日間お休みさせて頂きます。m(_)m


出品予定の作品もギリギリ間に合いました、木地まで仕上げておいて最後は全部一気に塗装したので効率が良かったです。

最後の3日間は塗装ばかりしていました。

DSC_0185_20170609063455ced.jpg

スプーンとお玉、器、写真はありませんが定番のカッティングボードも間に合いました。

DSC_0183_20170609063454a83.jpg

どうか売れますように・・・

category: 日記

TB: 0    CM: 0

もどかしい・・・ 

ベルトサンダーが壊れて難儀していましたが、町内で木工をされている方から運良く同機種の中古を譲っていただけました。

DSC_0157_20170605233619866.jpg

左が故障した奴ですが、部品取り出来るので捨てずに取って置きます。



作業の方は品切れしていたスープスプーンを作っています。

DSC_0152_201706052336164b8.jpg


今回は池の下穴を↓このようにお花のような形に掘ってみました。

DSC_0156_2017060523361861b.jpg

深い丸ノミとスクイノミでザックリと池の仕上げをしたあと、帯鋸の常盤を45°にして外周を切り取りました。

DSC_0166.jpg

数えて見ると38個ありました、この時点で加工が失敗して売り物にならない所謂ハネモノが5個。

不良品が出来てしまうたびに「あ゛ー!!、また自宅用を作ってしまったー!」と私が嘆くと。

妻は「やったー」と喜んでいます。

我が家にはそうした失敗作しか自家用にしていないので、もし自宅用にした私の作品しか見たことがない人には随分とヘタクソな作り手だなと思うに違いありません。

でも木の物って高価ですから生活水準の低い我が家にはハネモノで丁度良いです(涙)



竹切り出しで荒削りです。今回のは池に刃物痕を少し残したいなーと思いながら削っていました。

DSC_0178_20170605233622400.jpg

このような単価の小さい小物は三日で木地を仕上げたいと思っていましたが、40個近くあると私の技量と道具では今回は無理でした。

無理して長時間ミッチリやれば三日間でも仕上がりそうですが、あらゆる関節痛やタコに悩まされ結果、数日間休養を要す事になっては元も子もなくなります。

なんとも、もどかしい年頃になりました。

category: 木工製作記

TB: 0    CM: 0

プロフィール

リンク

最新記事

最新コメント

フリーエリア

カテゴリ

メールフォーム

月別アーカイブ

検索フォーム