家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。

 

妻が作っていたお玉が仕上がっていました。 



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長さは25cmくらいでしょうか、すくう部分の裏側が平面になっていてこの状態で自立しています。

随分と長く時間をかけた甲斐あって仕上がりはなかなかの上物です。

写真も妻のこだわりで、ご自身が撮影しております。

ひっくり返してハイ、ポーズ(^-^)/

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塗膜は食品衛生法をクリアしているオリオ2を使用しているのでオイル仕上げの手触りとウレタン並みの耐久性を持ちながら安心して使用する事ができます。

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先週の強風による被害の後片付けはまだ完全には終わっていませんが、やっとこの頃日常を取り戻した感じです。

広尾町全体の被害総額は現時点の算出で昨年秋の爆弾低気圧と比較して10倍の60億円相当に及ぶ報道がありました。

やっぱり、私個人の被害なんて極小さいものですな。

夕焼けを眺めながら、そう思いました。

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category: 日記

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作品の紹介 

いろいろ作っていたのですが、完成品の紹介をしていなかったので改めてアップします。

今回はプレート中心に作っていました、用途はお盆や器、花台などお使いになる方の想像力次第で様々なシーンで活躍できるただの木の板です。

使い方を限定させるような名詞をつけたくなかったので単に木のプレートとしました。

また塗膜は食べ物を直接盛り付けても安全で水や洗剤にも強いオリオ2を使いました、一般的なオイルとは違いますからカッティングボードには不向きだと思います。




不注意からひどい手荒れになってしまった曰く付きの、杉の木灰汁染プレート。

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芯材の赤身の部分が深い紺藍色に、そして全体が枯れた感じになりました。



カツラのプレート

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辺材の白太が広く、なんとも言えない淡いピンク色をしたたいへん珍しい材です。

色合いや比重などから多分、ヒガツラだと思います。




エンジュのプレート

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こちらは珍しくもないし、年輪が詰まっていないので良質でもないですが形が気に入って採用した材なのですが、残念ながらチャームポイントの裏側の写真がありません。

材としての価値は高くはないと思いますが、テーブルの中央に置いて食材や陶器などを載せると映える色をしていると思います。



タモの器

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こんな形なので用途はほとんど限定されるでしょうか。

この形はある程度成形した物なのですが元々がガッポの半割のような、いろんな条件が重なりその部分だけがキレイに外れた珍しい材でした。



他にもこちら地方ではあまり見かけない梅材のプレートなど。

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嫁入り先は決まってませんから、ギャラリーに展示しています。

気になる方はどうぞご来訪ください。

category: 日記

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忙しい日々 


ここ数日、忙しい日々を送っていました。


雪が降ったり

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福寿草が咲き誇ったり

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福寿草は寒くなると花を閉じて暖かくなるとまた花を広げます、きっと福寿草も忙しかったんだろうと思います。


土日の二日間、札幌ファクトリーのアートマーケットへ出展準備の為、私も連日作品作りに追われていましたが、なんとか格好がつく程度に間に合わせました。

いざ、札幌へ。


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会場はサッポロファクトリー内のアトリウムと言う広場でした。

クリスマスの時期には広尾町のトド松が巨大なクリスマスツリーとして飾られる場所です。



私のブースです、手前のニレ神代の鏡はとても評判がよく、手応えはビシビシ感じていたのですが売れませんでした。

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他の作品も来場者の皆様には高評価でしたが、二日間一個も売れませんでした!

ん~マンダム・・・

売れたのは名前くらいです、難しいなぁ。



日曜の深夜に帰宅、道中竜巻の中を通過してるんじゃないかと錯覚するくらいの複雑に吹き荒れる強風の中を命からがら無事到着。

翌朝になって愕然。

広尾町内全戸停電!に加え昨年秋の爆弾低気圧時の光景を再現するような光景が町中に・・・

心配しながら工房に行ってみると案の定、私の工房も被害がでていました。

工房西側にあった物置がそっくり吹っ飛ばされていて、中に入れていた物だけを残して跡形もありません。

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この他にも敷地内にあるサイロの屋根が無くなっていたり、どこから飛んで来たのか不思議になるほど大量のガラスの破片が落ちていたりなど踏んだり蹴ったり、泣きっ面に蜂状態です。

この日の夕刊を見ると風速41メートル、広尾町観測史上4番目との報道があり、今日は町内の復旧支援に自衛隊が派遣されていました。

昨年秋に地元の人もなかなか経験した事がない強風による被害があったばかりなので、もう勘弁してくれって感じですが、先日からの九州地方の震災を思うとこれくらいで済んで幸いだと思う他無いような気がします。


category: 日記

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ガラスの直線切り 

もう既にガラスをキレイに切れる人はスルーしてください、あくまで初心者かまだガラスを切った事のない人向けのまとめです。

用意するものはガラスカッター、定規、クランプ、そして割り箸です、他にも間違って手を切ったりしないよう革手や防護メガネなどの安全対策が必要でしょう。

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ガラスカッターはサッシ屋さんから職人が使っている物と同じものを購入しました、2,300円くらいです。

カッターの中には油を入れるようになっていますが、一番いいのは灯油なんだそうです。

定規は裏にすべり止めが付いている専用の物があれば良いのでしょうが、私は一般的なスチール製の定規を巨大洗濯バサミのようなクランプで固定して使っています、ですからクランプの関係でこんな作業台の端っこで作業してるんです。

この位置でカットするのは危険かもしれませんから、あくまでも参考例という事にさせてください。


定規に沿ってカッターを滑らす訳ですが、ここで気を付けたいのがスーっと切るのではなく「ジー」っという音を出しながら切るんです。

このジーっという音はスーっと傷を着けたくらいではなりません、意外と力をかける必要があります。

そしてもう一つ、切るのは一回だけです。

ためらって途中で止めたり、二回以上カッターで傷を付けたら切り口が汚くなります!



傷を付けたら、その傷の真下を叩くと良いです、薄いガラスは叩く必要ないかもしれませんが今回のは5mm厚の鏡を使っています、厚いガラスを切るときは下を叩くとガラスを折る時のストレスがグッと解消するハズです。

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ガラスカッターのキャップが真鍮で丸くなっていて、この部分で叩くと丁度良い衝撃が加わります。

厚いガラスで上手く切れない場合は一度試してみてください、面白いように切れると思います。



そして、それでも上手く行かない場合や絶対に失敗出来ない時は割り箸です!

割り箸を一本づつ傷の真下に敷き、ガラスの端に手を乗せるだけ・・・

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すると厚いガラスも嘘のように簡単にキレイに折れてしまいます!

力を加えるのは全体よりも片方の角っこくらいで良いですね。↓

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最後に手を切らないように面取り。

粗い砥石で磨くように擦ります、私は電着ダイヤモンド砥石400番を使いました。

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キレイに面取りするには少し根性をいれて磨かないとならないので、早く終わらせたい場合はグラインダーにガラスも磨けるタイプの刃を付けると良いです、プロの職人はグラインダーを使っていました。

以上、ビギナー向けに簡単な直線を切る方法を私なりに紹介しましたが、私自身もガラスの加工は素人同然ですから間違いも有るかもしれませんし、もっと良い方法もあるかと思います。

それにそもそもガラスを扱うという事はそれ自体危険が従いますから、安全面に対しては自己責任で十分注意して行ってくださいね。


category: 木工製作記

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工房お休みのお知らせ 

4月16日(土)17日(日)はサッポロファクトリーにてファクトリー アート・マーケットに出展の為、工房はお休みさせていただきます。

札幌方面へ出向かれる方やお住まいの方は是非、サッポロファクトリーまでお越し下さい。

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category: お知らせ

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お尻と鏡 

ニレの瘤でお尻を作っていたのですが、いつまでもいつまでも触っていられませんからこの辺で仕上げます。

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何度も水引してサンディング、その度に番手を上げてツルツルにしました。

木取りの関係で全面が小口になっていますから、どれほど番手を上げてもオイルの吸い込み不良になる心配がありません。

オイル塗布。

台座はタモのスモークウッド。ピカピカになっていますが乾くと落ち着きます、一緒に作っていたニレ神代の鏡も塗装しました。

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完成です、写真が暗いですが色合いは大体こんな感じで実際の色に近いです。

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鏡の方も完成。

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鏡そのものはこのサイズ(450×320)で4,000円、フレーム、裏板、金具、塗料を含めると材料費のみで10,000円くらいになりました。

どうしたって、これ以下の価格で販売できないので誰にも買ってもらえないかもしれません(涙)

category: 木工製作記

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バカだなぁ 

いつもお世話になっている「ウッドショップ木蔵」さんでニレ神代を購入した際におまけで戴いた杉の薄板で
テーブルウエアを作ろうとしています。

「ウッドショップ木蔵」さんでも同じ用途の物を作っているので、全く同じでは芸がありませんから何か特徴を持たせたいと思いながら浮造り加工をしています。(木蔵さんも浮造りです)

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ワイヤーブラシを使って浮造り加工をしていたのですがナイロンブラシの方が良いですね、ワイヤーは硬いのでキレイな浮きにならず後処理に時間を要してしまいました。

その後まあまあ体裁を整えて、今回初めて試みるのは着色ではなく染色です。

染色の方法もいろいろありますが、選択したのは木灰汁です。

薪ストーブから出る灰をバケツにいれて水で撹拌し上澄みを利用すのですが、この灰汁は二日前に用意しておきました。

水との比率は適当です、灰1に対して水4くらいでしょうか。

これを杉に擦りつけましたが、色の変化がそれ程確認できなかったので沈殿していた灰ごと擦り着けています。

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ん~、根拠は全くないのですが、灰のイメージからこれくらい↑の色が着いたほうが効果が見られるのではないかと考えた訳です。

布の染色の紹介はよく見られるのですが、木への染色事例がヒットできなかったので思考錯誤をしているわけなのですが、思考錯誤なんて格好の良いものでは全く無くて完全に適当にやっているようなものです。

しかもテストピースでやれば良いものをいきなりの本番。



灰汁が足りないかなと思いながら擦りつけていましたが、なんとか間に合いました。

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灰汁はアルカリ性とのことです、そのためか杉の赤身部分がなんとなく紫色になったように写ります。

「ふ~」

取り敢えず一段落、乾燥後の色が楽しみです。

なんて、ブログの記事にこんなふうに書こうかななどと考えていたら手がヌルヌルしている事に気がつきました。

少しヌルヌル、ではなく凄くヌルヌルです!

なんとなく大活躍していた右手の親指の爪の間がヒリヒリするなと思っていたら時間が経つにつれ痛くなってきました。

直感ですが、皮膚が溶けてる!と思いました。

慌てて水道水で手を洗いましたが、いくら洗ってもヌルヌルがなくなりません。

「やべぇ、どうしよう」と手を洗い続けますが水道水が冷たくてもう限界です。

ふと、一秀の高橋さんが「オガ屑を庭に撒くと酸性になるからブルーベリーを育てるのには良いよ」と話していたことを思い出しました。

灰汁はアルカリ性、酸性のオガ屑なら中和してくれるのではないかと思いつきで、そのへんにあるオガ屑でゴシゴシと洗います。

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直ぐには効き目はありませんでしたが、時間の経過とともに手の平からヌルヌルが無くなってゆきました、オガ屑の効果があったという事でしょうか。

一番ひどかった指先はまだ完全ではありませんが爪の間の痛みも退いてきたので一段落にしました。

いや~参りました。

はじめはビニール手袋をはめていたのですが、写真を撮るために外した後にめんどくさくなって素手で作業をしていたんです。

気になってネットで検索すると昔は洗剤や漂白に灰汁を使っていたとのこと。

思えば、漂白剤を素手で使った時のあの感じです、染色に夢中になっていたので時間の経過も忘れて作業していました。

何事もよく考えずにいきなりやってしまうタチなので、時折こんな目にあいます。

俺ってバカだな・・・

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先週のあれこれ 

肉体疲労で困憊し帰宅後はご飯を食べて晩酌するとそのままバタンキューの毎日を送っていました。

記事の詳細を書こうとすると途端に億劫になり、更新が長く滞りそうですからダイジェストに送らせていただきます。




あの堀江さんがロケットを造っている隣町の大樹町にて民家の物置と車庫の解体を二日間にわたりやっていました。

この作業で一週間分の体力と気力を使い切った感じです。

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楡のコブ材でお尻を作っています、オブジェですね。

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妻から「気持ち悪い!」とか「いい加減もうやめなさい」とか散々ヤジられるのを耐え忍びながらやっています。

機械の調整などに神経を使わない作業なので疲れている時には丁度良いかな、と思いましたがそうでもないですね、簡単な仕事なんてありません。

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耳付きニレ神代で鏡のフレームの試作。

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ドンコロをナタで割って板に。

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この方法は広尾町の林業家の方に教わりました、バンドソーで挽き割るよりも労力がかかるし歩留まりも悪いですが「生きるために働いている」ような作業は心が洗われる気持ちになります。

疲れているのになにしてんの?って感じです。



ナタで割った板はストーブとレンガの壁の隙間に並べてガンガン火を炊いて乾燥。

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私の使っている薪ストーブは裏側のこのくらいの高さならさほど高温にはならなくて最高でも60度くらいなんです。

全ての薪ストーブが火災の危険が無いかどうか分かりませんし、私と同機種のストーブでも条件が違えば危険性も違うでしょうから決してお勧めはできません。

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