家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。

 

神代カツラのテーブル 12 

塗装です。

今回使ったのは、見た目と手触りはオイル、塗膜強度はウレタンと言う良いとこ取りのオリオ2です。

主剤のA液100に対して硬化剤のB液50に希釈剤50の混合比が標準配合ですが、吸い込みの激しい場合は希釈剤を0にまで調整すると良いようです。

しかし、吸い込みが激しいかどうかは同じ樹種だったとしても実際に塗布して見なければ分かりません。

それに初めて使う塗料だし、とにかく騙しだまし塗ってみるしかありませんでした。

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経験上、オイルフィニッシュの1回目はケチらずにジャバジャバ塗ってガンガン吸い込ませたほうが上手くいくと考えているので希釈剤50の配合で問題ないのではないだろうか・・・



写真は塗布後1時間経過した頃の表面の感じです。表面乾燥があっという間に進んでいました。

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低臭タイプの表記がされているので、厳寒期は自宅で塗装しようかとも考えていましたが、もし本当に自宅でやってしまったら妻に物凄く叱られそうな臭気でした。

それでもシンナーに比べたら可愛いくらいなんだろうと思います。

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そして、吹き戻しの少ない構造になっている利点が表記してありましたが、それは本当でした。

ニレの柾目にほんの少しの吹き戻りを確認しましたが、ワトコの一晩中寝ずの番をした経験からするとゼロに等しい感じです。

なんせ、すぐに硬化してしまいますからね。

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と言う訳で、本番で試してしまったのですが・・・

カツラの柔らかい部分があって、そこが何時まで経っても吸い込みが止まらないので何度も供給しなければならないのですが、硬化が早いですから追いつかないんですね・・・

気温も低いので浸透乾燥はもう少し時間が必要でしょうから、マニュアルにあるように2時間後に2回目の塗布とはいかないので一晩寝かせます。

2回目の混合比は100対50対50で良いと思うんですが、表面の1回目は絶対外せないので希釈剤の比率を工夫しなければなりません。

全体的にはとても良い感じですよ、深みのある濡色で乾燥後はほぼ無臭です。

過去最悪の組み合わせは●●●のノーマルクリアに●●●の白ステインの混合で、そのときは乾燥するまで約2ヶ月はかかりました。

その間ずーっと臭っぱなしで、硬化した感触もなくて自宅に置いておいた為にノイローゼになりそうでした。

その点オリオ2は塗膜強度と合わせて理想的な塗料だなと思います。

でも表面の塗布はもっと情報を集めてから慎重にやらなくては。
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category: 木工製作記

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神代カツラのテーブル 11 

板ハギしてあった天板の歪みや目違いを払い、最終調整をしました。

板ハギする前に同様のやり方でソリなどを修正しましたが、今になってどうして左右のレールが必要だったのかその理屈が分からなくなって取り外してしまいました。

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治具を作り直したり、削りすぎて薄くならないように納得するまで修正するのに時間が掛かりこれで丸一日費やしてしまいました。

削った面はその瞬間から乾燥が始まりますから、狂いを抑えるために毛布をかけて寝しつけます。

おやすみなさい・・・
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翌日・・・


前日の作業の遅れを取り戻したくて、早朝に工房へ入りました。

朝一番にやることは、薪ストーブの焚付です。
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工房には2台の薪ストーブが有り、その両方に火を焚くのですが広い工房では初冬のこの時期でも全体を暖める事はできませんが、接着剤や塗料を保温する為などに欠かすことはできません。

カンナの調子を診ながら少しずつ仕上げて行きます、この広さを一気に削ろうとすると以前味わったよううな全身の疲労感でしばらく自由がきかなくなること必至ですからコーヒーを飲みながら休み休みやりました。
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夜が明け始めた頃にかけ始め、片面が仕上がるのに2時間要しました、両面で約4時間です。

塗装に入る前にもうひと手間。

天板の裏面を上に、脚が乗る部分を浅く掘りました。

幕板と脚を面一に決める事はとても難しく、その労と結果を考えたとき天板裏側の脚が接する部分を掘った方が合理的だと思い矢印の部分を脚の出っ張りに合わせて0.4mm削りました。
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私の持っている技術や道具なら、面一にするよりも簡単で確実です。


天板四隅を25mmのRに加工して、新たに入手したルータービットで面取りをしました。
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考えていた予定よりも二日ほど遅れが出てしまいましたが、いよいよ塗装に入ります。

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神代カツラのテーブル 10 

テーブル下回りの部品を作りました。

左4本が天板と幕板を引き付ける駒止、真ん中2本が反り止め、右4個は補強の隅木です。
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工数の多い細かい作業になりましたが、手抜きをしなくて良かった・・・終わって見ると毎回そう思います。

まだ作業時間が読めないので半日で終わるだろうだなんて思っていたら、終日費やしていたりしますから根負けしそうになります。


せめて気分良く加工できるようにと、この作業に入る前に使うだろう刃物を研磨しました。
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砥石も条件に合わせた物が必要ですから、いつの間にか種類も増えました。

これでもまだ他に欲しい砥石があるんですが、どこかで妥協しなければキリがありません。
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砥石の粒度を#10000まで上げて仕上げた甲斐があり、材に刃物を当てて上から少し力を入れただけでストンと切れると、その後の加工は集中力が上がります。


加工した部材の収まり具合を確認するため、恒例の仮組みをしました。
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バッチリです。

天板の収縮率は5パーセントと考えて、反り止めと駒止の両端を約4mmほどの隙間を設けました。
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いい感じだな~と撫でていたら、見た目には気づかなかった凹みがありました。

脚と幕を圧着した際のクランプの痕でした、当木をカマしていましたが予想以上に負荷がかかっていたのでしょう。

取り返しのつくうちにスチームアイロンで直しました。

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妙な手間をかけてしまいましたが、仕上げ前に気が付いてセーフでした。


部材が揃いましたが、天板の仕上げと塗装があり完成までもう少し時間がかかります。

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神代カツラのテーブル 9 

北海道はもう初冬です、昼間に降った雨が夜には凍っていました。

私も工房では暖パンにネックウォーマー、薄手のダウンパーカーを二枚重ねで作業しています。



幕板に反り止めを引き付けるためのアリ溝を切りました、どこの部分かわからない方もいると思いますが明日辺り更新する際に全体像がアップできるはずなので少々お待ちください。
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このアリ溝加工は治具を使いトリマーでこんなふうに切りました。

私は治具作りは必要になった時にしか用意しないため、治具を作ってから加工の繰り返しなので時間が掛かりなかなか作業が進みません。
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でもいつか同じような加工をする際に治具のストックがあると便利良いですよね、本当に活躍するかどうか分かりませんが・・・

各部材の面取りをして水引してサンディング。

自宅へ持ち帰り、組みました。
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オール電化で蓄熱暖房の自宅は真冬でも24時間室温20度以上!湿度はいつも40パーセント代です!

乾燥による木の狂いが心配ですが、零下になる工房よりは圧着養生の条件は数段良いはず。

我が家の冬の風物詩になりました。

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神代カツラのテーブル 8 

バンドソーで荒く大きめに切ったホゾをルーターで整形しています。

二枚ホゾの間は6mmエンドミル、その他は横溝ビットできれいになりました。

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写真ではこれで十分使えるように写っていますが、実際にはホゾと肩口の際は少し荒れています。

ここを機械でピッタリ合わせようとすると、積み重なった誤差が生じみっともない事になりますから、この時点ではこれでいいんです。
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ホゾ穴に入れた際に中で干渉するホゾの先端を斜めに落とし、天板と幕板を引き付ける駒止の溝を切りました。

写真右側の二本にいかにも間違った位置に溝を切り、リカバリーしたような箇所がありますが気にしないで下さい。

後は手加工で二枚ホゾの股(と言うのでしょうか?)の丸い部分や、ホゾの付け根などをノミで調整します。
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脚の加工です。

バンドソーで2面をテーパーカットしています、30cm進んで1cm細くなるので30分の1の勾配ということになるのでしょうか。
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一見分からないくらいの勾配ですが、私はこれくらいが好みです。
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バンドソーで切った跡は荒れていますから、手押しを掛けました。

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神代カツラのテーブル 7 

自動カンナ、手押しカンナの刃を交換しました。

昔の古い機械を使っている某工房の方が刃の交換に6時間もかけて追い込み、調整をされている記事を拝見したことがありますが、当工房の設備は比較的早く交換できてしまいます。

感覚的には、あっという間です。
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研磨式の刃を交換して一番にシーズニングしておいた部材の基準面と分決めをしました。

バッチリ、ピッタリで気分がいいです。
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ふと見ると、一秀の高橋さんがエンジュの丸太をバンドソーで挽いていました。

これくらいの経の丸太を挽く作業は当工房ではそんなに珍しい光景ではありません、そのためか刃口板の消耗は早いようです。
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丸太を二つに切り終えた瞬間、高橋さんが 「水分100パーセント」と呟いた声が聞こえました。

パックリ二つに分かれたエンジュの肌を手で撫でると含水率100パーセントかどうかは不明ですが、感覚的にベチャベチャで自然乾燥なら後10年は使い物にならないだろういう感じでした。

高橋さんは町内のギャラリーで展示会が間近に控えているので作品の準備のため追い込み中でした。



私も呑気はしていられません。

脚にホゾ穴をあけました。今回は二枚ホゾにして強度をアップします。
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ホゾの加工はスライドソーで胴付きを先に決めておき、それ以外の部分はバンドソーで荒く落としました。
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この後ルーターテーブルで正確な位置に追い込みます。

まだ電源が準備できていないので昇降盤が使えませんから、ホゾ加工する場合現状では上記の方法が一番正確で結果早く作業が進みます。

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神代カツラのテーブル 6 

方針が決まり、端嵌めの加工に入りました。

簡単ですが、こんな治具を作りました。
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使うときはトリマーを取り付けてこんな感じで、安定した作業が難なくできます。
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端嵌め材をルーターで加工して取り付けました。

木槌で叩いてやっと入るくらいの硬さです。
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いい感じだと思います。
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板目だとウルサイかな・・・と思い柾目を使いました。

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神代カツラのテーブル 5 

端嵌めで悩んでいます。



テーブルの長さは120cmなのですが、板ハギ後に長さ方向を揃えると107cmになりました。

無垢の木材はそれ自体品薄傾向で希少になってきているようですから、希望の寸法通り取れる材を予算内で収める事が難しい場合があります。

今回の場合も、最大限有効に使っても寸足らずになることは判っていたので端嵌めを予定していたのですが、その材に何を用いるかで相当悩みました。

先ずは同じ神代カツラを仮に置いてみました、天板の幅方向に少し余裕があたのでその部分を利用したかったのですが、いずれにしても端の方の材なので小さなヒビが必ずどこかに入ります。

良いところのみ残そうとしたら5cm程全体の長さが短くなってしまいます。
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ニレを置いてみました。

元々天板と下回りはツートーンになりますから、これでも問題ないかなと思っていましたが色が違いすぎるような気がしました。
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自分で手出ししても良いからせめて同系色の他の材をと検討したのですが、何を使っても結局は三色になってしまい、依頼者のセンスやご家族がこのテーブルを使う場面をイメージして悩んだ挙句、後者を選びました。



塗装後のイメージを確認したくて少し水で濡らしました。

水で拭いて確認したのは三ヶ所。ニレの板目と柾目、カツラです。
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ん~。

ん?

意外と悪くないんじゃないかな・・・

実際にはオイルの吸い込み具合などで深さも出てきますから、これはこれでカッコいいんじゃないかな。

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神代カツラのテーブル 4 

ニレの荒材から木取、木作りと進みました。

やはり、柔らかく脆くなっている部分や大きく割れの入っている所があり木取には気を使いました。

ただサイズに合わせて効率の良いように刻んでゆけば早いのですが、それでは面白くありません。

元より何でもいいからバンバンと作って早く大量に生産して、それで満足できれば会社努めは辞めなかったと思いますから、ここはじっくりと悩みたい部分でもあります。

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刻んでゆくと意外にも綺麗な肌(杢)が出ていることに気が付いていたのですが、時間が経つにつれ少しずつ変化する色合いがなんだか不思議なくらい美しく思えて来ました。

木工を始めた頃は木目を意識して木取をする時間や材料が無駄なような気がしていたし、それで出来上がりの価値が変わるとはあまり感じていませんでしたが、今は分かります。

価格に反映されないかもしれませんが、とても大切な部分です。

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因みに板目はこんな感じでした、木目としては普通です。

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ですが・・・

最近、なぜかニレとの付き合いが多くニレがどんな木なのか目に焼き付いているくらいなのですが、これは普通のニレではありません。

簡単に言ってしまえばその色なのですが、普通はもっと黄色っぽいと言うか肌色っぽいハズでだからブタの彫刻にも使ったくらいなのですが、これは明らかにグレーっぽい色をしています。

比重も軽くて柔らかい・・・

切り刻んだ時はもっと白かったと思うんですが、空気に晒された部分が微妙に変色したのではないかと思います。


近くで作業していた数人がとても綺麗な肌だと見惚れるように触っていました。

工房の先輩K沢さんが 「キレイだね、これ埋れ木じゃないの?」と言いました。私も神代まではいかなくても、何処かで長い事埋れていたのではないかと思いました。

いつか木蔵の立島さんが 「火山灰に埋もれた場合、木の持つタンニンとの反応が強く、色の濃い神代木になり洪水などで埋もれた場合は薄い色になる」 と言う内容の教授をしてくれた事を思い出しました。

このニレは「ウッドショップ木蔵」さんから頂いた物なのですが、予算が少ない場合は展示場ではないところから 「こんなのあるよ」 と出して来てくれることがあり、今回の場合も工房の隅に毛布がかかっていましたが、ぞんざいな感じで転がっていました。

木蔵の立島さんは木の事のプロですから気が付いていない訳が無いと思いますから、大サービスをしてくれたのだと思います。

展示場ではなく工場の隅にありましたが、毛布が掛かっていたので何かに使おうと大事にしていたのでしょう。



長さ方向はまだ決めていませんが、どこにどういう向きで配置しようか仮置きして思案中・・・

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木工のコツは急いで作ろうとしない事、と聞いたことがあります。

今回はこうして眺めて悩んでいる時間が長くて、なかなかポンポンと作業が進みませんが焦れったくも楽しい時間でもあります。






category: 木工製作記

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神代カツラのテーブル 3 

隙間のあった板ハギ面は丸鋸でバッサリ真っ二つにしてやり直しました。

思えば今回のような幅の広い板のハギ面を加工したのは初めてなのですが、前回加工した際はそれほど考えもせずに手押しカンナにかけてしまったのだと思います。

板を立てて機械にかけるだけの単純な作業なのですが、絶対に失敗できないと思うと途端に難しい作業になってしまいます。

紙の加工をしていた頃から気が付いていたのですが、使う道具がシンプルなほど使い手のセンス、技術を露呈してしまうのは木の加工も一緒だと思います。

強力な磁石がついたフェザーボードを使えば比較的楽に安定して送材出来るようですが、思案の挙句、今回は二枚の板の表同士を向き合わせてこんな方法で手押しにかけてみました。
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決して推奨できる方法ではありません、条件によってはとても危険だと思います。

おっかないな~と思いながらやりましたが、理屈通りであれば直角に拘る事なく板はぎ面を作ることができるはず。




クランプの本数を減らして軽めに締めました。
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バッチリです。

どこまで行っても隙間は見られません、成功です。 やり直して良かった~。
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やり直して一日無駄にしてしまいましたが、直さなければ必ず後悔するはずですから・・・


これで次へ進めます、テーブルの下回りの木取りの準備をしています。

脚や幕板、反り止めはこのニレを使います。

70mm以上ある分厚い荒材ですが、脆く傷んでいる部分や割れが深く入っていて、使える良いところがどれだけあるか切ってみなければ分かりません。
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元々は一枚の幅の広い板だったのですが、真ん中から大胆に大きな割れが入っていたので購入した際に二つに割ってもらいました。

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立派な木なのですが、さてどうなるでしょう・・・

category: 木工製作記

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神代のテーブル製作再開しました 

以前、神代ニレの制作をブログ記事に書きましたが、「ウッドショップ木蔵」さんからご指摘があり現在私が加工しているのは神代ニレではなく神代桂でした。

私はよく会話の中で、魚のワカサギのことを間違ってシシャモと言ってしまい更にその間違いに気づかずに最後まで一連の会話を続けてしまうようなところが有り、今回のカツラも樹種を決める際に再三カツラである事を確認していたのですが、いざ記事にしようとした頃には私の頭の中でニレに代わってしまいました。

すみません、これからも誤記にご気付きの方がいらっしゃいましたら、どうか優しくご指摘ください。

尚、オヤジギャグはご容赦いただければ幸いです。



テーブル製作記に戻りまして・・・・

片面のみ平面を加工していたので今回はその反対側を削りました、木蔵さんのアドバイスもあり裏面側は全部削ってしまわないようにしました。天板がペランペランになってしまいますからね。

大分薄くなったので下駄をカマして調整しています。
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板ハギ面を加工していざ矧ぎ合わせです、板が25mm程なのでビスケットは一列ですが目違いを少しでも抑えたくて一つおきに上下方向にずらしてカットしています。

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今回の制作に当たり接着剤を新たに用意しました、コニシCU50です。

二液性なので100対15の分量を計りにかけました、調理用の計量器ですがこれで十分機能は果たしていると思います。

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約50g作り、付属の袋にいれて撹拌しました。

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接着風景は時間との戦いをしていますので写真を撮る余裕がありませんでしたがクランプをこれでもかと言うくらい締め上げて一応完了の図・・・

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何故こんなに本数をかましたかと言うと、板ハギの中程に隙間があったかなんですが圧着作業中に気が付き仕方がないのでクランプの本数を増やして強く締め上げればなんとかなるだろうと甘い考えでやっていたのですが・・・

失敗です、いくら締め上げを強くしたってくっつかない物はくっつかないし、やりすぎて木が反ってしまうかもしれません。

仕方ありません、ボンドを着けてしまったので完全に硬化するのを待ってからバッサリと矧ぎ合わせ面を切り離してやり直します。

天板の最終幅は650mmで現在まだ10cm程余裕がありますから体裁には問題ないのですが・・・

作業中に何か考え事していたのか、確認が疎かになっていたのでしょう。

反省しきりです。

category: 木工製作記

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納品 

記事を端折ましたが、玄関ベンチ・下駄箱(棚)が完成し、納品設置しました。

艶有りウレタン仕上げ。先日の賽銭箱などに使用したウレタンの残りを使用しました。

ベンチの座面は固めのウレタンマットを敷き、たまたま在庫していた黒いレザーを張りました。

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個人的には艶はなるべく消したほうが好みですし、依頼者の注文でもありませんが材料費は最大限抑えるべく持ち込みの木材以外は私の手持ちの資材を無償で利用させていただいた結果なので仕方ありません。

私の知る限り福祉関係の私設事業所は台所事情はとても苦しい場合が多く、予算がないためにあらゆる場面で我慢をしなければならないようです。

写真をを載せるのは失礼かもしれませんから控えますが、私が関わる以前に納品された備品はビックリするくらいDIY品質で 、それでいて意外といい値段だったと聞きました。

私の家族も地域の福祉関係にはたいへんお世話になって今に至ります、私が現役の間はなんでもやって役に立ちたい・・・

会社を辞めて独立した際に自分で決めたことですが、デザインや仕様などは私が勝手に決めて作っていますから変な押し付けになっていなければいいなと祈るような気持ちで納品です。



先に収めたスロープもまだ問題なく利用して頂いているようで安心しました。

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category: 木工製作記

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玄関ベンチを作っています 

障害者の就労支援施設からの依頼があり、ベンチと下駄箱を作っています。

材料はその施設がリフォームした際に残ったツーバイ材などの建築構造材を最大限利用する事になっています。




ベンチの座面の接合です、この場合は板ハギとは言いませんよね?

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使っているのはポーターケーブルのビスケットジョイナーです、最近購入しましたが某木工家の他社製品と比較した評価が高かったのでこのジョイナーに決めました。

購入先はエムスクエアジャパンさんです、対応が物凄く早くビックリしました。たまたまかもしれませんが深夜の問い合わせに多分営業時間に関係なく答えてくれたのだと思います、納品も意外と早く個人輸入代行ですが注文から丁度1週間くらいで自宅へ届いたんです。

この道具は非常に便利ですね、利点は強度とスピード、目違いでしょうか。




圧着養生したあと座面に合わせてウレタン(黒いやつ)を切りました、座面にクッションをきかせる注文ではなかったのですが、足の不自由な方が玄関で靴を履き替える時利用する目的がありますから少しでも座り心地が良いようにしてやりたかったんです。

材料費は事前に決めてありますから私が自分で勝手に決めた部分はボランティアです。

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同時に下駄箱も作っていました、以前玄関スロープを納品しましたがそのスロープとベンチ、下駄箱はセットの注文でしたからもう少しで完納できます。

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category: 木工製作記

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大樹町の町民文化祭へ行きました 

書道、絵画、切り絵、陶芸、写真などあらゆる文化芸術作品の発表会です。

私が伺ったのは11月1日の土曜日のお昼でした、昼食の時間とかさなっていた事もありますが来訪者は二人だけだした。

さみしい感じでした・・・



くるみ会の出展コーナーです。

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高橋さんのスツール
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高橋さんはスツールを作る毎にクオリティが上がっているようです。

特に写真中央の座面が弧を描いている奴はカッコイイな~

category: 日記

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切出しを買いました 

本当は繰小刀を求めて帯広市内の刃物屋さんを巡っていたのですが、そんな物がある訳がありません。

だって、つい最近12mm軸のアリと横溝ビットを探して帯広中の工具屋さん金物屋さん刃物屋さんを丸一日かけて足を運び問合わせたのですが、どこも取り寄せで在庫は無くてみんな口を揃えて言ったのが 「今はそんなの使う職人はいないから・・・」 と言うのです。

私の中ではルータービットの中でもわりとポピュラーだと思っていたのですが、どこの店舗にも無くて更にはマキタの営業所にも在庫はありませんでした。(6mm軸の日曜大工用のはありますよ、ホームセンターに)

そんな事があったので、期待はしていなかったのですが切り出しはありました。

購入先はいつもお世話になっている帯広の「北海善光」さんでした、残念ながら所望の繰り小刀はありませんでしたが切り出しのわりには先端が鋭角になっているし、もしかしたら私の使い方ならこちらの方が手が良く伸びるのではないかと思ったのです。

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「竹切り出し」と書いてありますが、握り部を竹の形にしてあるだけで竹細工用ではないとの事でした。

私は刃物の作者に疎いので価値の高いものなのかどうかは分かりませんが、とにかく良く切れて永切れしてくれたらそれで良いのです。

価格は19,000円となっていましたが、13,000円にしてくれました。

この竹切り出しよりも、もっとカッコがよくて相当切れそうな高価な奴もありましたが、キリがありませんから身の丈に合わせるように一丁落ちのこちらに決めました。

いずれにしても高価な買い物ですから、持ち腐れぬよう使いたいと思います。

試しに左腕にそっと当てて肌を滑らすと、なんの抵抗もなく産毛が剃れていました。




気が付けば北海道はもうとうに冬支度です、工房では今年大量に購入した薪の積み上げをしました。

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大根を干す風景もあちこちで見られます。

category: 道具

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またまた、いただきました。 

この数日、有り難い事にたくさんの美味しいものをいただきました。

先ずはチカです、クルミ拾いの穴場を教えてくれた地元の盟主から。

少々小ぶりですが、その分食べやすく腹のエグさがありませんでした。
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そしてこれは揚げてしまった後なので分かりにくいかもしれませんが、チカの右側にあるのがカレイです。

手の平よりも小さいカレイ、丸ごとガブりといけます。
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これは「蕎麦屋一秀」のうどんです、物凄くコシがありました。※蕎麦屋一秀のメニューにうどんはありません
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調理済みですが、こちらはスティックセニョール。 ブロッコリーの仲間なのだそうです。
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たくさん頂いたので一度に食べることはできませんが、鮮度が落ちないようその日のうちに調理して夕食に並びました。
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ぎっともうした、御馳走様でした。

category: 感謝

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