家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。

 

夏休み子供木工教室! 

今日は大樹町の小学生を対象に、くるみ会工房で『夏休み木工教室』が開催されました。

参加児童は4年生と5年生の合計10名。

私も指導員として参加させていただきました。

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何を作るかは自由ですが、特に希望のない児童にはブックエンドなどを子供達の趣くまま作ります。

私は学年の違う2名を担当しました。

キックバックや切断などの事故が容易に想像できますので、危険な加工は私達指導員が行いますが、子供達の達成感、自分が作った実感も大切ですから、電動ドリルや糸鋸など比較的安全な作業はなるべく子供達に体験してもらいました。

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私の担当した二人はブックエンドに挑戦しました。

大まかな形はどれも同じですが、切抜きの図形や縁の形などは参加した子供達の感性が現れています。

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私 「スゲーな、アートだなこりゃ」

最初はつまらなそうな顔をした児童もいましたが、完成に近づくにつれその瞳が輝いているように見えました。

そして、気が付くとい始めは引率の保護者が一名だけだったのですが、いつの間にか父母の皆さんがたくさん来ていて、さながら「親子木工教室」になっていました。

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最後には、子供達より途中参加した大人たちがサンディングなどの仕上げに熱中しているようでした。

この日は地元新聞社も取材に来ていましたが、なんとその記者の方も最後には仕上を手伝っていたようです。

そんなわけで、朝8時30分からお昼までの3時間強の木工製作が、ドタバタとアタフタとにぎやかに終了したのですが、肝心の子供達は楽しんでくれたかな・・・

工房での製作はサンディングまでで終了です。その後は家に持ち帰り各々好きなように塗装をするのでしょう。

お昼で終了、子供達は家に帰り私達会員は工房の後片付けをした後、皆で同じお弁当を食べました。

「楽しかったな・・・」

外はロシアの山火事の影響で霞んでいますが、私達の心は無垢な子供達に洗われて清々しい気分でした。
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category: 日記

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クリーニング屋さんの棚製作 2 

8mmの穴を8mmの丸棒で埋めています。

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この場合のセオリーでは8mmの穴に対して埋める丸棒は8.5mmとか9mmと学習しているのですが、私の場合何度やってもその条件では「バキッ」と材の割れる音と同時に木が割れてしまいます。

私が丸棒を埋めてきた条件としては写真のような棒状の材や、板物でもかなり端っこの方で埋めますから当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、丸棒を挿して材が割れるのは気分が良いものではありませんよね。

穴と同径の棒を挿して、隙間が見られるのであれば問答無用で少し太い棒を押し込むのですが、その必要はないようです。

材の含水率の問題なのかな・・・

今、その証拠の写真が無いのでもどかしいですが、本当に隙間は無いんですよ。

丸棒を押し込む際も、木槌で叩かないと入らないんですから(追記で証拠写真を掲載します)

以前、エンドミル6mmを購入してミゾを切ったら、正確に6mmに切った6mmホゾが入らない事がありました。

コンマ数ミリ違う事が、今回のドリルビットでも起きていたと言う事なのでしょうか?

仮に、それならそれで都合の良い事も多いですよね。⇐アホ?

category: 木工製作記

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クリーニング屋さんの棚製作 1 

私が懇意にしているクリーニング屋さんのご夫婦から棚の製作の依頼があり、早速作っています。

今回の依頼は部品が多くて私の製作スピードでは完成するまでかなり時間がかかりそうです。

部材がすべて板物であれば、強度も保てるし時間もそれほどかからないはずですが、洗濯した直後の品物を干すように使いたいので全体がフレームで構成されている事、なので棚板も板ではなくスノコ状にしてほしいとの事です。

相変わらず詳細な図面を引かずに取り掛かっていますから、必要な部品数がいくつになるのか具体的には理解していないまま始めています。

まずは荒木取りから。

スライド丸鋸と帯鋸で大きめに切り分けました。

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帯鋸の足元にはこんな薄い板がたくさん積み重なっています。

こんな薄板はたくさんあっても使い道がありませんから、ストーブにくべました。

昼は30度を行ったり来たりする北海道ですが、それでもまだ朝晩は寒いですから・・・

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手押しで基準面を作り、自動で分決め終了です。↓

上の写真と代わり映えのない画像でつまらないかも・・・

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そして、更に違いの分かりにくい画像ですが、決して手抜きではありません。↓

写真の隅にトリマーが写っているので、木工お宅の方にはご理解いただけるのではないかと思いますが、これは各部材の角っこを丸めた写真です。

私は自分の書いたブログの記事を何回も読み直し、校正のような事をしているのですが何度見直しても違いの分からない写真はつまらないですね・・・

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工房での作業はここで時間切れ。

部材はまだ揃っていませんが、今の状態で出来そうな部分は自宅へ持ち帰り作業を進めます。

側板にあたる部分を圧着し組み立てました。

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依頼者からは何でもいいから早く作ってくれと言われていますから、ボンドを塗り圧着、ネジ止め、丸棒でネジ頭隠しという手順で進めますが、これが時間短縮になっている実感がありません。

これなら組み付け時にストレスのかからないホゾ組の方が良かったのではないかと思ってしまいますが、実際にやると時間が全然違うんだろうな。

category: 木工製作記

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鉋の調整 

古い刃物を求めて帯広神社の骨董市へ行ったのはこのため。


懇意にしている地元の刃物屋さん「北海善光」で注文していた鉋、常三郎の酒壷(みき)50mm裏だし不要が届いたので鉋台を調整しています。

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鉋は完全直使いを依頼しなければ買ってすぐには使えません。

勿論その直使いの技術料が掛かります。

10、000円くらいが相場のようですから、私は自分で少しずつ調子を見ながら使えるようにしてゆきます。

以前、新潟の刃物屋さんから購入した南京鉋の台を突っつきすぎて台無しにしてしまいそうになった事があるので、今回は慎重に時間をかけて様子を見ながら調整しているんですが、この台のミゾを突くノミが私の手持ちの奴では微妙に広すぎたので3mm〜4mm幅のノミが欲しかったのです。

裏出し不要タイプですが、裏押しは必要でそのための砥石は用意していなかったのですが、取り敢えず今の調整でどんな塩梅なのか試しに削ってみたくてしょうがありません。

この調整は帯広の自宅でやっていて、準備が悪く試し削り用の木を用意していなかったのですが・・・

作業をしている茶の間をぐるりと見渡し、「これ、削っちゃおうかな…」と鉋を宛がったのがこの柱。

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柱が反っていたので両端しか削れていませんが、その部分は金色にキラキラ輝いていました。

「うお~!スゲ~!」と、歓喜している私の奇行を察知した長女が自分の部屋から飛び出してきて

長女 「夜中になにやってんだ!」

更に 「そんな所、削っちゃダメだろー!」

と、叱り付けられました。

私は床に落ちた鉋屑を手に取りながら 「手垢で汚い柱がキレイになるんだから、何が悪いんだ」 と悪びれる気もありません。

柱の中央のまだ削れていない部分に日付と線が引いてあり、子供たちの成長の記録が消えてしまいそうですが、私にはそんな事どうでも良いのです。

だって、その柱の傷は私たちが入居する前からついていたのですから。

もしかして、記憶の刷り込みがあって自分たちの成長の記録だと、勘違いしていたのかもしれません。

category: 道具

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帯広神社骨董市へ行きました 

地元の帯広神社で骨董市が開かれていたので、使えそうな古い鉋やノミを求めて行ったのです。

車を留めた駐車場からすぐそばに目当ての骨董市が見えていたのですが折角、神社に来たのですから詣でないとバチが当たるような気がして境内へ向かいました。

私は帯広生まれの帯広育ちなので、正月は元よりお祭りや単に遊び場としてなど何かある毎に帯広神社に訪れていたので物珍しい事なんて全く予想もしていなかったのですが・・・

ありました、大きな縄の輪っかです。↓

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茅の輪(ちのわ)くぐりの神事と書いてありました。

この大きな輪っかの中をくぐりぬけては左に回ってまたくぐり、次は右に回ってまたくぐる・・・

を、3回か4回繰り返すと厄から遁れる事が出来るのだそうです。

「へ~、こんなの初めてだなぁ」

左の看板に正しいくぐり方が書いてあり、それを注意深く読みながら厳かに執り行いました。

そして正面の賽銭箱へ向かう道中、妻と賽銭の金額について話し合います。

妻 「私は500円」

私 「えっ、500円!100円でいいだろう」

妻 「ショボ」

結局、個人の価値観に任せて妻が500円、私が100円を投入します。

「どうか、良い事がありますように・・・」



帯広神社には境内の中に真新しい「参拝者休息所」があり、中へ入るとちょっとした無人ギャラリーのようになっていて無料でお茶も自由に飲めるようになっているんです。

そして、そのお茶がでる給湯器の横にこんなポスターが貼ってありました。
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私の母校でもある帯広農業高校を舞台に描いた漫画「銀の匙」の販促ポスターです。

付け足すように、ここ帯広神社が登場しています、とアピールしていました。

当然のように全巻揃っていて、読み放題の飲み放題。

でも、ここはいつ来ても人っ子一人いないんだよな・・・



さあ、参拝も終わったし、お目当ての骨董市へと駐車場を横切ろうとした時、私の車に明らかにたった今こすりましたというような傷跡が目に飛び込んできたのです。

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「隣にいた黒い車だ…」

直ぐにそう思いましたが、いちいちナンバーを控えていませんからもう仕方ありません。

茅の輪くぐりの作法を間違えたのか、賽銭を100円にした為なのか分かりませんが、神社に来てこの事故をどう表現すれば良いか言葉も見つかりません。

時間が経ち、落ち着いてこれを書いている今は人身も無くこんな傷程度の災いで済んだ事がご利益なのかなと思っています。

今度参拝に来た時は500円にしようっと。

category: 日記

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魚干し製作 6 

天板になるフレームの四隅をテンプレートを使い丸めています。

完成後この部分が丁度、大人の顔の高さになるので大きめのRにしました。

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更に脚部なども合わせて面取りをしました。

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各部材の加工がおおかた出来てきたので、そろそろ組み上げて形が見えてくる頃なのですが、お世話になっているクリーニング屋さんから急ぎの依頼があり、この魚干しの作業を止めて棚を作らなければならなくなりました。

製作の途中ですが、魚干しについては全然急いでいないし、仕上がりのイメージは依頼者とまだ打ち合わせが出来ていないのでこれ以上作業を進められないと言う事情もありますから問題はありません。

category: 木工製作記

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魚干し製作 5 

ボンドで圧着した後、ネジを打っています。

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ネジ頭より大きな穴を開けたのは、こうしないとネジが届かないからです。

穴を掘りすぎないよう、ストッパーというよりも目安のためにこんな治具を使いました。↓

安っぽい治具ですが、ビットの径を選ばないので重宝しています。ストッパーに使うには脆弱なのであくまでも目安、そこまで来たらストップするように使っています。ビニールテープを巻くよりは数倍良いと思います。

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使っているビットはドイツ製の高級ドリルです。↓

同じ製品の廉価版もありましたが、安物を買って後悔したくなかったので思い切ってこれを買いました。

商品を紹介する動画で、物凄く切れる、キレイに切れる事をアピールしていたのでプライスダウンした際に購入ししたのですが・・・
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結果はご覧の通りです。

二つ並んで穴が開いていますが、右側がドイツ製の高級ビット。

切り口が毛羽立っていますが、穴の中も側面が潰れながら切れている感じでキレイではありません。硬い木向きなのかなぁ、動画ではバリバリ切れていたのですが・・・

左側の穴は以前から持っていたホームセンターで手軽に入手できる国産のビットです。

ドイツ製高級ビットと比較すると随分キレイに開きました、中もすごくキレイです。

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私の言っている、国産お手軽入手ビットはこんなやつです。
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ドイツ製のビットは確かセットで7000円くらいで購入したと思うんですが、今回の条件では明らかに国産お手軽入手ビットの方に軍配が上がります。

ドイツ製の方は確かに抵抗も少なく、早く降りて行ったのですが、掘削面が汚いのは気に入りません。

でも硬木や難木などでは試していませんから、条件が替われば評価も違ってくるのかもしれないですね。


つづく

category: 木工製作記

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