家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。

 

自作テーブルソー 2 

テーブルソーが一応出来ましたが、時間がなくてフェンスなどのつくりというか発想がいかにもいいかげんでした。

このままでは危ない感じだし、精度も悪いだろうと思い少々変更しました。

縦切り用のフェンスを直角が保つよう補強をしました。

写真には写っていませんが、フェンスと天板の固定はクランプで締めつけます。

変更前はグラグラしていたので安全・確実を優先してこうしました。

位置決めの時少々面倒ですがシンプルな構造のほうが後悔しない気がしたのです。

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横切りもクロスカットスレッド方式が良いと、ネットで紹介されていたので真似てみました。

何が良いかは使ってみれば解るさ、と思ってやって見たのですが二本の溝とノコの刃を正確に平行を出す技量がなく、これは失敗です。

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余計な溝を掘ってしまいましたが、もっと簡単なつくりに変えました。

何度もテストカットを繰り返し、直角を確認して裏からネジ留めです。

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実際に使う時はこんな感じ・・・

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他にも、能率が良いだろうとメジャーテープを貼ったり、電源スイッチを足踏み式にしたりしてみました。

如何せん、自作なので仕方ない部分はありますが当面はこれでいこうと思います。


1、2、3、ダー!
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category: 工具

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自作テーブルソー 1 

テーブルソーを自作しました。

まずは脚を組み、天板の裏に丸ノコをくっつけて出来上がりです。

細かいことを言えば、丸ノコを少々分解したりスチール部に穴を開けたりと、いろいろあるのですが・・・

もう既にたくさんの木工オタクの方々がネットで紹介されておりますので、それに習った私が今更ここで展開するのもおこがましいですから、興味のある方がいらっしゃいましたら「自作テーブルソー」で検索してみて下さい。

私のよりは、ずうっとすばらしい作品が溢れています。

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組み立ては外でやりました。

最後のネジ止めが終わる頃、私の奇行を察知して近所の人たちが集まって来ました。

N村さん「おう、これはたいしたもんだ」

T村さんの奥さん「すごいね、それ動くのかい」

「これ、あんた作ったのか、あんた作ったのか」と言ったのは初対面のT村さんのご主人でした。



近所の人たちが見守る中、緊張の試運転です。

コンセントを差し込んだ瞬間、「ゴーッ」と低く響くような音が鳴りました。

高速で回るその刃に、端材をあてがってみると自分の方に粉塵がまるで何かの罰ゲームのように飛んで来ました。


「あっはっはっ~」と一同、大笑い。

間髪いれず、「ここをもっとああしたらいいんでないか」とか「なんでこんなとこ、囲っちまったんだ」とかみんな言いたい放題です。

私はニヤニヤと半笑いで、「そうだよね、そうだよね」と同調してみせるしかありませんでした。


category: 工具

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巨大ハンガーラック 

巨大なハンガーラックを作りました。

高さ180cm幅90cm奥行き45cm・・・・それほど大きくはないか・・・


作って、現在まさに使用中なのですが、あまりにも出来栄えが悪いので恥ずかしくて写真は公開できません。

でも作ったのは本当なんです・・・


そのハンガーラックなのですが、木取りのときツーバイフォーのフォーをツーにカットしたかったのですが、
どうやってツーにカットしようか悩んでいました。

180cmもある長い木をまさか手ノコでやる根性も湧いてこないし、テーブルソーもまだ出来ていません。

もしかしたら、下の住人のN村さんに聞いたら良いアイデアを教えてもらえるかもと思いました。


N村さんは今はヨボヨボのお爺さんですが、現役のときはここ広尾町で船を造る職人だったそうです。

私はN村さんを訪ね「こうしたいんだけどぉ、どうしたらいいと思う?」と聞きました。

するとN村さんは待ってました、と言わんばかりに190mmの丸ノコを取り出し・・・

「おう、あんた、そこ押さえててくれぇ」と言い、いきなりジャーンと切り始めました。

勢いよく、いきなりやり出したので私は「やめてくれ!」と叫びたかったのですが、もう手遅れです。

「あちゃ~」と見ているとN村さんはもう既に二本目のツーバイフォー材を切り終えていました。


私は「N村さん、ありがとう」と力無くお礼を言い、都合四本の柱を抱え小さくお辞儀をしました。

N村さんは「おう、またなんかあったら言ってくれ」とすごく満足顔でした。


木取りした材をビシバシとネジ止めしながら自分を戒めました。

「イカン、イカン、N村さんのせいにしたらイカン」

自分に技術が無いのを人に頼ったからイカンのです。

はやくテーブルソーを作らなくては・・・


自分を奮い立たせ、その日のうちに自作テーブルソー作りに取り掛かりました。

category: 木工製作記

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父の丸ノコ 

私の工房に父から借りた丸ノコがあります。

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丸ノコはとてもうるさいので、使うのをためらっていました。

ジグソーで直線が切れる方法がネットで紹介されていたので試してみましたが、正直私は採用する気になれませんでした。

仕方がないので、試しに一坪工房で丸ノコを使い端材を切ってみようと思い、実際にやってみると・・・

やはり、ケタタマシイ騒音が鳴り響き私の耳もキーンと鳴っていました。

その時のケタタマシイ音よりも、もっと恐ろしかったのは尋常でないほどの煙でした。

木が焦げた臭いと煙が充満して、私は苦笑いをしながら工房から脱出・・・

火災報知機が作動しなかったのが不思議でした。


戻って切り口を見ると案の定、真っ黒け。

「なんだこの刃は」と丸ノコの刃を良く見ると,ナント回転方向と逆に装着されていたのです。

父が私に貸してくれた時、新品の刃と交換してくれたのですが、その時間違ったのでしょう。

気を取り直し、丸ノコの刃を付け替えて改めて端材を切ってみると・・・

さっきのケタタマシイ音とは違い、「おっ、これはいけるかも」といった感じ。


この丸ノコは聞いたことも無いメーカーで「新ダイワ」と表示がありました。

この「新ダイワ」というメーカーが二流なのか三流なのか分かりませんが、とりあえず使ってみようと思いました。

そして家具の部材は細長いものが多いだろうから、テーブルソーにしてしまえばいいや・・・

などと考え、ネットで調べてみると・・・

あるんですね、しかもいっぱい。自作テーブルソーが。

木工の先輩諸氏の自作テーブルソーを参考に、一坪工房に収まる感じに構想をたてます。

category: 工具

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その他の作品 

やっとの事でお母さんのつくえが出来上がりましたが、その期間中つくえだけを作っていたわけではありません。

こんな物や・・・

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こんな物を・・・

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やや必要にせまられてつくりました。

上の写真の説明をしようと思ったら、あろうことか名称がわかりません。(汗)

これはベランダに置いて、鉢に入れた植物をいくつかまとめて置くためにつくりました。

この木製品に鉢を置いたまま水やりをしてもよいようにオイル仕上げをしました。

ニスを塗ろうかなとも考えましたが、このごろは「木の質感を生かしたい」と思い、もっぱらオイルを使っています。

ワトコオイル、色はミディアムウォルナット。

使用した木は、20年以上前に作ったパーテーションを壊して再利用しました。

この木材を買った時の値札シールがまだ貼ってあって「ホワイトウッド」と書いてありました。


下の下駄箱はパインの集成材です。

帯広のホームセンターで、いわゆるサブロクが3,900円で売っていたので、これだと思い買いました。

ろくな道具が無いのでホームセンターのカットサービスを利用しました。

やはり、まっすぐ切れていて気持ちがいいもんですね。

課題の直線と直角・・・

なんとかしないと今より良いものは作れません。

父から借りた古い丸のこがあるので、これで何とかならないかなと考えました。

このイロイロ考えるのって結構楽しいんです。



category: 日記

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お母さんのつくえ 32 

数週間後・・・

抽斗などを簡単に作り、用意していたスライドレールを取り付け、形がだいぶ出来上がってきました。

問題は天板でした。

私は手押し鉋や自動鉋などの大型の機械が無いので板接ぎができません。

天板は、テレビ台を作ったときのように古材を利用しようと考えていました。

多分、シナランバーコア材だったと思います。なぜ多分かというと、その古材は突き板の部分が真っ黒に汚れていて、しかも恐ろしいほど傷だらけ・・・シナなのかラワンなのか分からなかったのです。

それほど傷んでいたにも拘わらず、その板を使おうとしていました。

「サンダーでもかければキレイになるだろう・・・」

と、なにも考えずにはじめたのですが、どっこいほとんど変化はありません。

その板は生前、私の勤める印刷会社で、私が入社するズーっと前から酷使されていて、インクや油、使用者の汗などが、まるで怨念のように染み付いていたのです。

「紙やすりじゃダメだなこりゃ・・・」

と、今度はやった事も無い鉋を手にしました。

当然、鉋の調整もろくに出来ませんので、当たり前のように「ガッ、ガッ」と取り返しのつかない傷が刻まれました。

「ああ・・・」

ここからリカバリーなど当然望めません。

私は自分の無知、無能さにしばらく深く落胆し、不本意ですが近所のホームセンター『ツルヤ』でパインの集成材を買ってくることにしました。

「仕方ないから、ここはお金で解決とするか・・・」

私がうなだれながら小さくそう言うと、一部始終を見ていたお母さんがホッとした顔をしていました。



広尾町に2件あるホームセンターのうちの一つ、『ツルヤ』に行くと、900×450の丁度良いサイズのパイン集成材を帯広では考えられない程高い値段で買い、机の本体の上に載せて呆気なく完成。

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私の彼女は「スゴイ、スゴイ」と褒め、お母さんは「ありがとう、ありがとう」と感謝・・・

そんな中、私は完成の達成感もありましたが、少し満足できずにいました。

天板の失敗の事もありましたが、お父さんの日曜大工のようなクオリティーの低さ・・・

直角や真っ直ぐに切るにはどうしたら良いか、寸法を正確に出すには等、そんな日曜大工入門編から始めたわけですが、冷静に考えてこれなら買った方が良いなと、手作りを中傷する人たちの決め台詞を思っていたのです。

察した彼女は励ましの言葉をかけてくれました。

私は、負けず嫌いなところがあるので、次はもっと質の高いつくりにこだわりたい・・・そんな気分になってきて

「ようし、今度作るやつはホゾ溝で組んでネジなんか一本も使わないぞ」

と私が言うとお母さんが

「ほう、宮大工みたいだね」

と言いました。

category: お母さんの机

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