家具雑貨工房 ki-kiru(きーきる)

木の家具や雑貨は見えない部分が肝心です。隠し事はありませんよ、全て公開しています。

 

自動と手押し刃の交換 

先日交換して間もない手押しの刃が大きく欠けていました、一箇所だけなら騙しだまし使いますが二箇所で大きく欠けがあるので非常に残念ですが交換します。

欠けてる範囲を「ここですよ、ここ!」と黒マジックで斜線を引いてありますが、これは研磨屋さんへのアピールで研磨を出す際の決め事になっているので書いています。

それにしても刃が欠ける原因が不明でした、以前も全く同じような箇所が欠けていたので。

で、良く観察すると安全カバーの裏にキラキラと光ってアピールしている部分(青矢印)がありました、ここが何かの力が加わった時に接触していたんでしょうな。

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そうとしか考えられないので安全カバーの位置を所定よりも少し高くして様子をみます。



そして刃の交換なのですが、刃の高さをマグネットで決めるまでは良いのですがそこからの微調整がもどかしい。

直線のでた木に①の線を引いて常盤の際に合わせて、手動でシリンダーを回すと刃の高さの分右方向に木が移動し定盤の際に合わせて②の線を引きます。

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これは機械の操作側での印なのですが、これを反操作側でも同じく移動量をみて・・・.

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この刃の場合は反操作側の移動量が大きくてその分、刃が高くなっている事が分かります。

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この場合の調整は操作側一番手前のボルトはそのままに他のボルトを少し緩めて反操作側向こう端の刃を上から叩いて下へ下ろします。

少しずつ叩いて変化を見ながらやりますが、行き過ぎていたらマグネットを用いるところからやり直しです。刃は三枚ありますから根気のいる作業です。




児童刃も切れやんでいたので一緒に交換したのですが、こちらも微調整は気の遠くなる作業です。

合わせて裏金の高さ調整もしたくて外して観察しましたが、調整するところがありません。どうしたら良いのだろう、テープを貼ったり紙を敷いたりして調節するのだろうか。

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方法が分からないの今回はそのまま何もしないで閉じました。
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ソーチェーンの交換 

チェンソーが真っ直ぐ切れなくて困っていました。

原因をネットで調べると
①ソーチェーンの片減り
②ガイドバーの変形
③持ち手に変な力が掛かっている

と、この三点が主な原因のようです。

③の「変な力」はいくら注意してみてもだめでした、②のガイドバーはそのへんに売ってないのでソーチェーンを新品に交換してみます。

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↓青矢印の先に91と刻印してあるのが見えるでしょうか、この番号が種類(タイプ)を表しています。

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更に↑赤矢印が指しているのが駒でこの数を数えます。

で、この機種の場合は種類(タイプ)が91で駒数が53でした。

購入したのがこれ↓マキタのチェンソーにはオレゴンのソーチェーンが使わているので別に純正でなくて良いそうです。91と53という数字以外に文字が書いてありますが下の黄色いシールに色々と互換性があると書いてありますから躊躇なくこれを買いました。

因みに竹切り用とか縦挽き用とかがあるんですが、その場合は文言で表記がありました。

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小さくて古い私のチェンソーには厳しい条件(ニレ・直径約30cm長さ約30cm)で試し切りしましたが、問題なく真っ直ぐ切れました。

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切り降りるスピードはそれ程早くはありませんでしたが、これで安全に作業ができるし歩留まりも良くなります。

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丸棒の穴あけ 

在庫が少なくなっていたフックボードを作っているのですが、用意していた丸棒が14.7mmというなんとも中途半端なサイズだったので丁度良いドリルビットがなく、15mmであけたら当然のように隙間ができてしまいました。

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これはいかにも格好がわるいですから、14mmのドリルビットを購入するべく広尾町内の該当するお店を訪ね歩きました。

14mmのビットがなければ14.5mmでも良いかなと思っていたのですが、木工用で14mmも14.5mmも店頭にはありませんでした。

13mmとか13.5mm、15mmはあるんですが、14mmとかの今欲しいサイズだけがないんです(涙)

鉄工用で木工にもOKのはあったのですが、価格がいきなり5,000円くらいに跳ね上がるので悶絶していまいました。

諦めて何も買わずに工房へ戻ります。



で、あまりやりたくない方法ですが今すぐに穴を開けたいので15mmのビットを削って14mm近くにしてしまいます。

先ずはビットをボール盤で回しながら400番の電着ダイヤモンド砥石をあてましたが、なんだか時間がかかりそうで早々にやめました。
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次に試したのはダイヤモンドヤスリです、番手にするとどれくらいなのか分かりませんが手応えはいいです。

下に新聞を敷いているのは油をつけなが削っているためです。

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何度か寸法を確かめながら少しずつ削って1時間くらいたったでしょうか、ビットの直径が14.3mmまで小さくなりました。

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試しにテストピースで穴をあけるとやはり14.3mmでした、ビットの先端だけではなく上の方まで調整できていた事が確認できました。

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使ったビットがフォスナービットだったので毛引き刃を外側から削ることになったためか、木屑の排出が上手くいかず結果空けた穴はあまりキレイには切れていませんでした。

今回のように丸棒をボンドで埋めてしまう場合はさほど問題になる程度ではありませんが、やはり丸棒はビットのサイズに相応した径を選ぶのか、ビットを0.5mm刻みで揃えた方が良いですね。

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ベルトサンダーの修理 

知人から壊れて使えなくなったデルタの915ベルトサンダーを貰い受けました。

壊れる直前にサンダーベルトがだんだん回らなくなり、コグトベルトの山が半分くらい吹っ飛んで最後にはモーターから火花と煙が出たので修理にだしたら新品が購入出来る見積のだったため廃棄する事にしたそうです。

直せば充分使用できるのに修理費用が高くて修理を諦めるって事例は凄く多いですね、海外で安く作った製品に対して日本国内の事業所の維持費、日本人の人件費を積算すると「修理するより新品を買ったほうが安い」になってしまうんですね。

故障は直ぐに直したいだろうし、修理は大量生産のように自動化(ライン化)できません。交換部品も単品だと高いですからね。

私自身もビッシリと制作依頼が入っていれば自分で修理せずに新品に更新したほうが効率が良いですが、残念というかなんというか仕事がそんなに入っていないので自分で修理を選択します。

聞き取った症状からしてどこかの動きが悪くなって負荷が掛かり、コグトベルトとモーターが疲労したのでしょう。

その動きの悪い部分は直ぐにわかりました。

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↑白矢印部分にあった赤矢印のローラーが回りませんでした。


どうせベアリングを交換すれば良いだけなのだろうと思って軸を抜き取ったらベアリングなんてどこにもありません。

何と、赤矢印の指す真鍮の筒が受けになっているだけでクルクルと回る構造でした。
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これだもん、金工になんかに使ったら直ぐにダメになってしまうよな・・・

この部分の交換部品は無し、軸の汚れを拭いてグリスを塗って終了です。

バラした部分を元に戻し、全体をキレイに拭いてサビを落としました。コグトベルトを新品に交換したらもう使えます。

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エンドレスベルトも新調しました、サンダーの繋ぎ目は赤矢印のこんなタイプが絶対良いですね、研磨中の繋ぎ目の手応えがほとんどありません。
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試運転
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ノープロブレム!ノープロブレム!

頼もしい道具が増えました。

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ランダムアクションサンダーの修理 

BOSCHのランダムアクションサンダーPEX220A/Nが故障して半年ほど使えない状態だったため、重い腰を上げるように修理を試みました。

症状は少しでも負荷をかけると簡単に回転が止まってしまい、モーターは動こうと頑張っているのですが研磨出来ない状態でした。

緑色のボデーの下位モデルですから、この際プロ用の物に更新しようと思いショップへ相談したところ、どのクラスにしてもエアツールにしてもこの手のグルグル回る系のランダムアクション又はダブルアクションサンダーは構造上ベアリングが直ぐにダメになってしまうので強度において大差はないのだと教えてくれました。

新品の上位モデルを買う気満々でしたが、なんだか意気消沈って感じになりました。

なので直して使えるものならベアリングくらいの交換ですから、壊しも元々の精神でバラバラにしてみました。

推奨している訳ではありません、真似をして破損、怪我など不都合が起きても何の保証も負いませんから、参照される方は自己責任でやってください。

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患部は中央に見えているベアリング、茶色の輪っかです。
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これを写真のように真鍮玄能でかしめるようにショックハンマーで叩きましたが、ビクともしません。

何とこの部分は交換不能の一体型になっていて、部品ごと交換の仕様のようです。(違うかもしれません)
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そこで丁度良い台座を下敷きにして強引に思いっきりブッ叩くとベアリングを抱き抱えるように固定していた部分が切れるように壊れて、何とか取り外す事ができました、壊して元々ですから。

やはり、ベアリングは機能していませんでした。

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交換部品は帯広の専門店ミドリ機器で在庫がありました。
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1個500円くらいです。

これを元のパーツに叩き込んで入れようとしましたが、跳ね返ってしまって入る様子がありません。

鉄工のバイス、万力を使って締め込むと良い塩梅に組む事ができました。
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ディスクパットが回転中に本体側と接触して溶けていたので、ベアリングは元の位置ピッタリよりも少し手前にしました。

この場合パーツに対してベアリングをどこまで平行に取り付けられるかが肝になります。

並行でないまま使用すると振動が激しくて使い物になりませんし、被加工材に思わぬ大きな傷が付くはずです。

何度かトライアンドエラーを繰り返し微調整に時間をかけました。


結果は良好です、新品に戻っとたような感じ。
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関係ないかもしれませんが、ディスクパットと本体側の隙間が大きくなった所為か、集塵の能力が上がったような気がします。

粉塵が目視で確認できないくらいでした。

500円くらいの出費で済みましたから助かりましたが、依頼を受けて修理する場合は私の安い単価でも1万円くらいになってしまいますから、自分で直せない場合は新品を購入した方が良いという事になってしまうでしょう。

あ、それと専用工具が必要です。普通のドライバーやレンチでは分解が難しい(絶対に出来ない訳ではありません)ですから、自分で挑戦したい人は星型のレンチセットを同時に購入した方がいいです。

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